日比谷同友会 楽写会

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楽写会オンライン講評会の開催(2022年9月11日)

2022年09月12日 | 作品講評会

 新型コロナ拡大の影響により、計画されていた2度の撮影会が連続して中止になったこともあって、4月16日以来約5か月ぶりとなる講評会を、9月11日にZoomにて開催いたしました。

 

 

 先の写真展をきっかけとして入会された2名の新会員を迎え、今回は13名(うち2名は後日ビデオ視聴参加)での開催となりましたが、各自3点毎の作品講評を、全体で2時間以内に抑えながら、より充実した講評会にするため、様々な工夫が試みられました。すなわち、デジタル写真の特徴を活かして、Googleのクラウドサービスを利用し、事前に写真画像データ・撮影情報と共に撮影意図やねらい、質問などを登録してもらうことにしました。そして先生にも同様に事前に講評・具体的なご指導コメントを記入いただきました。このように、コメントを十分読み込んだ後で講評会を迎えることができたため、当日のご指導質疑は従来に増して内容深いものになりました。

 

 提出作品は、季節がら夏の花、特にハスの写真が多く寄せられましたが、共通して上からの光(トップライト)が多く、立体感や奥行感が乏しくなりがちとなったため、撮影時刻の再検討、PLフィルターの活用、背景とのコントラストに工夫した撮り方など多くのアドバイスを頂戴しました。また、主題を強調するために、絞りを明るくしてただボケ量を多くするだけでなく、ふさわしい焦点深度を常に考え、いろんなバリエーションで複数枚撮影しておくべきこと。また、デジタル写真だから可能となる撮影後PCでのレタッチを上手に利用し、主題をより際立たせる工夫ができること。等々実戦的な多くのご指摘がありました。

 

 また講評会終了後、次回のオフィシャルな撮影会は11月下旬新宿御苑にて開催の旨、再周知がありましたが、それ以外にも自主参加形の撮影会を、随時立案・参加者を募り開催していくことが提案されました。コロナで活動が一部制約されていたこともあって、それを取り戻す意味でも、旬の撮影チャンスを逃さぬよう、アクティブな活動、リアルな交流にも力を入れていきたいと考えています。                          

(文責:米川)


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