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【未踏科学】エネルギー変換効率なんと!1769%!!今度はホンモノ!?燃料不要のAI スマート電磁発電機「AISEG」

2024-01-18 13:37:44 | 未踏科学
年が明けまたまた新たなユビキダス発電技術のニュースが飛び込んで参りました!!
今回は、なんと!エネルギー変換効率驚異の1769%!既存の回転系や流体系などを応用した発電技術とは全く異なり「コイル上の電流が遮断される際に生じる誘導起電力を利用して発電する」という基本電磁法則に基づいて発電する 画期的なシステムです。
SEMP 연구소 - 스마트전자발전기
Smart Electromagnetic Generator
発表されたのは、韓国のSEMP Groupとアラブ首長国連邦のGlobal Solutions for Project Managementで、昨年12月6日ドバイで開催された国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)において紹介されました。

装置名はAIスマート電磁発電機(AI Smart Electromagnetic Generator: AISEG)と呼称するそうで、動作維持するための外部電源こそ必要ですが一度装置が起動すれば、入力電力を外部電力が上回るまさに夢のオーバーユニティが実現します。(出典:前述Youtubeよりキャプチャ)


出典:Issuance of test results from KOLAS nationally accredited testing institutes(☞公開リンク
公開された実測データ まさに出力電力が入力電力を上回っています!
(この数値が計測ミスや捏造では無く本当である事を信じます!)
こちらが今回のキモとなる装置SEG(Smart Electromagnetic Generator )
(出典:前述Youtubeよりキャプチャ)
動作原理は、既存の電磁気学理論のビオ・サバールの法則とファラデーの法則 を応用し磁気の動きを活性化させる事で エネルギー効率を大幅に改善出来たのだそうです。
キーとなっているデバイスは、この三角形に組み合わせたコイルユニットのようです。(出典:前述Youtubeよりキャプチャ)

※ 韓国SEMP Grのホームページに掲載されていたQ&Aを日本語翻訳してみました。
Q1 どのような製品やサービスを提供していますか?
世界初の回転しない発電システムで安心・安全に持続する、環境に優しいAIスマート発電機を提供します。AI: 消費者の電力消費に合わせて出力容量を動的に調整します。
スマート:コンパクトなサイズで幅広い分野で多用途に使用できます。
電磁: 物理的な回転を必要としない、将来性のある開発スタイルを採用します。
発電機:持続的に電気を生み出す正真正銘のNET-ZERO発電機です。


Q2 入力の性質は何ですか? セルフパワーシステムですか?
AISEG は、出力を生成するには電力を供給する必要があるという原理に基づいて動作します。 機械が機能するために燃料が必要な場合と同様に、出力を生成するには入力電力が必要です。 AISEG は自己電源システムではありません。 外部電源が必要です。 現在は電池(DC)を使用しています。
現時点では学者の間でも意見が分かれており、
直流電源と交流電源の両方で同時に測定が行われています。

Q3 エネルギーはどのように生成されるのでしょうか?
AISEGは技術を融合し、信号の非対称性により磁力を最大化する構造設計を取り入れています。 AISEG の一部を例として挙げると、質量エネルギー等価の法則を参照できます。 動いていないときでも、物体はその質量によりエネルギーを保有しており、バッテリーなどのコンポーネントには、化学エネルギー、熱エネルギー、位置に基づく位置エネルギーなどの複合エネルギーが含まれています。

Q4 エネルギー保存の法則を考えると、どのようにして出力が入力を超えることができるでしょうか?
エネルギー保存の法則は、エネルギー変換プロセス中の熱量と仕事の量の保存に関係しており、宇宙の自然な性質を反映しています。 AISEGは内部に強力な磁性体を内蔵し、特殊加工により特定の磁気モーメントをAISEGに最適化して設計しており、方向モーメントを任意に制御することが可能です。 AISEG は、物理現象の非対称性を利用した新しい発電コンセプトに基づいて事業を行っています (1959 年、CP 違反)。 さらに、発電機のエネルギー システム全体が独立したシステムではないため、エネルギー保存の法則のみによって AISEG を定義することは困難です。

Q5バンドワゴン理論について詳しく教えていただけますか?
本質的には、波の共鳴に似た磁気モーメントの結合形式として理解できます。 より早く理解するには、磁気モーメントの共鳴として想像してください。 ただし、より詳細な説明については、包括的な理解のために今後発行される論文を参照することをお勧めします。

Q6 この技術は長い間開発されてきました。 なぜまだ商品化されていないのでしょうか?
SEMP Institute は、韓国で開発されたテクノロジーへの理解と認識を促進することを目的として運営されています。 しかし、現在の技術の進歩と成熟度を考慮すると、技術の商業化を優先することが決定されました。 したがって、まずこの技術の商業的実現可能性を確立する必要性を考慮して、COP28を通じて世界に公開されました。

Q7 短期および長期のビジネス目標は何ですか?
短期的な目標は、AI スマート電子発電機技術の世界的な普及と採用を通じて、持続可能な地球環境を作り出すことです。 長期的には、当財団は将来の革新的な技術を通じて世界的な航空宇宙研究機関として運営され、地球規模での地球科学の発展に貢献することを目指しています。
赤字部分は筆者が重要なポイントと認識した箇所

コイルユニットを組み合わせ発電させるシステムとしては「ハバードコイル」がフリエネ業界では有名です。

(出典:フリーエネルギー技術開発の動向/1998技術出版社)

発明者のアル・ハバード(1901~1982)は「主な部分はコイルと一連のコイルです。中央のコイルが小さなコイルで囲まれ、すべて巻いて大きなコイルを形成します。可動部品も騒音もバッテリーもありません。長さは 8 ~ 10 インチ程度の小さなものです。」
と、述べています。ボートに装置を組み込み公開デモンストレーションを行い最終的には、時速32マイルもの速度を出すことに成功しています。
(出典:みち開き2023年第6号より)(写真クリックで拡大)
また、日本でのフリエネ研究の先駆けクリーンエネルギー研究所所長 井出治氏もコイルを組み合わせた新たな共振トランスユニットで、オーバーユニティ現象を確認されています。将来的には、彼の発明超効率インバーター「デゴイチ」と融合し大規模な発電を目指されているそうです。
在野の研究家には、自分が参加しているユビキダス発電研究会の堀井敏之氏がいらっしゃいます。
どうやら入力波は、スパイク波を利用し磁化と非磁化でスイッチングさせるのがカギとお話しされていました。

仕事が忙しくてハバード・コイルの実験やる時間が無い😭 pic.twitter.com/FMi7u1DnZM

今年は元日より痛ましい幕開けとなってしまいましたが、エネルギー業界に新たな革新的な技術が登場する予感がしています。
出来うるならば我が日本から発信して頂きたいものです。



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