雪割草~書家・木原光威のブログ

「読まれるための書」ではなく「鑑賞(み)られる」書を

「レモンの会展」と「中村暢子書展」と「女(おなご)書展」

2013-05-16 19:23:22 | 書展











展覧会を三つご案内。




「レモンの会展」


アートの楽しさをみんなに届けたいと活動しているグループ展。

様々な分野の方が参加しているようです。



「書TEN」メンバーの桃太郎氏も参加。

それでご案内いただいたということです。


見に行けず残念ですが・・・。

桃太郎氏の仕事は

文人的なところから、当たり前の書を超越した作品作りまで

自在です。

必見。


5月18日(土)から21日(火)まで。

場所は「柏市民ギャラリー」です。










「愛しみて・・・ 中村暢子書展」

会期  5月28日(火)~6月9日(日)

会場  アートギャラリー万代島


地元三条市の美術協会でご一緒の中村暢子氏の個展。










女(おなご)書展


新潟市南区在住の女性書家展。

書友薄田逸齋氏の奥様薄田宏恵氏が参加しています。

6月5日(水)~6月23日(日)

会場「游工房いぶき」





「横山蒼鳳の世界」展

2013-05-13 17:28:04 | 書展







横山蒼鳳先生の書展は幾度か拝見しているが

こんなにたくさんの作品をまとめて観たのは初めて。

よかった・・・。




横山先生らしいのはやはり言葉選び。

この言葉に横山先生の人間が溢れているように思う。

「母」 「道」 「正論」 「自分のことば」 ・・・

どれも横山先生を知るキーワードになるだろう。



そしてあの筆の運びと呼吸。

「横山ワールド」を色濃く鮮明にしている。





















先生が体調を崩されてからは

お目に掛かる機会もなく

最後にお話ししたのは一昨年の「新潟現代の書展Ⅱ」の会場で。











その時私は作品解説の当番で

畏れ多くも先生の作品「虫一匹」を取り上げてお話させていただいた。

そうしたら先生は顔をくしゃくしゃにして喜んでくださった。

今になったらいい思い出。





そういえば

近所の井栗郵便局の壁面には

「万葉の藤」を歌った先生の作品が掲げてある。

新潟市にお住まいだった先生だが

実は三条市下田地区のご出身。



会えば必ず

五十嵐川や三条高校の話をしたのだった。










「横山蒼鳳の世界」と「樋口志保小品展」ご案内

2013-05-10 09:28:16 | 書展



「横山蒼鳳の世界~書と人間を偲んで」





横山先生の書と人間が大好きだという人たちが

実行委員会を組織しての遺作展。

昨日から始まっています。

必見です。

5月12日(日)まで 

新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)4階ギャラリー

観展の様子は後日。












樋口志保小品展






こちらは先日ギャラリー万代島でも個展をされた樋口志保氏の小品展。

新潟日報の新社屋「メディアシップ」で。

5月6日(月)~5月19日(日)  日報ギャラリーえん



横山先生の書展と一緒に是非見たい。














「すすきのひかり」と「ウルトラマン」

2013-05-06 16:43:11 | 作品



「すすきのひかりさえぎるものなし」 山頭火の句







YouTubeをあれこれと見ていたら

あんべ光俊の「遠野物語」をみつけて

なつかしいなぁと・・・。





歌詞の中に「すすきの野辺よ」というのがあって

そういえば山頭火の「すすき・・・」の句を書いたっけと思い出して

押し入れを探すと・・・ありました。





しばらく更新していなかった上に

だいぶ昔の作品で恐縮ですが。





先日会議がありまして

新潟県民会館へ行きましたら

駐車場の入り口に向かって長蛇の列。



どの駐車場も満車で

せっかく早く家を出てきたのに

遅刻しそう・・・と

その理由はこれでした。










書展を開いてもこんなに人は来ないでしょう。

さすがウルトラマン。

ウルトラマンは私にとっても

子ども時代からのスーパー・ヒーローなのです。