折れ屋根の明かりとりの水仕舞いができたので、もう雨が漏ることはありません。
ということで、折れ屋根の下のデッキを作ることにしました。
まずは今の玄関の続きから作り、90度回り込んで折れ屋根のデッキへと続きます。
玄関前は妻壁側になるので、どうしてもデッキが濡れるためイエローシーダーで作っています。
そんなわけで、在庫のイエローシーダーを確認すると・・・
カビ~ん(カビが生えててがび~ん)!
カビが生えていました。
もっというと、地上から浮かしてブルーシートで覆っていたのですが、これがやはり湿気がこもってよくなかったのでしょう。
下に敷いていた合板は白アリがウジャウジャいましたし。
それらの片付けに2時間程度費やしました。
さて、問題のカビたイエローシーダーですが、カビた部分を切り捨てて使うのはMATTAINAI運動に反するので、カビを処理して使います。
まぁ使うのは室内じゃないし、いずれ腐る場所ですから。
ひとまず、表面を電気かんなで削ってカビを除去。
と言いたいところでしたが、カビは表面だけでなくやや内部にまで入り込んでいました。
そこで登場!ホウ酸~。
これは以前、アトリエ山林舎ののださんに聞いて知ってはいたのですが、
ひとつ前の「夢丸」に載っていた記事でやってみようと思い、近くのドラッグストアで買ってきたものです。
ホウ酸は天然の鉱物だそうで、コンタクトレンズの洗浄などに使えるほど人体に無害ですが、腐朽菌などに効果があるそうです。
しかも水溶性なので、水で溶いて使えるのが楽でよいです。
さっそく箱に書いてある程度の濃度に溶いて、ちょっとベッチャリ目に塗りました。
本に書いてあった通り見た目に変化があるわけでなく、乾くのを待ちます。
ホウ酸は水溶性なので木材が濡れていれば芯のほうまで浸透するそうで、
カビていたイエローシーダーはかなり湿っていたので、これまたちょうどいい具合に効果が出るのでは?と期待します。
表面が乾いたところで、スーパーウッドステインで塗装し、デッキの根太にしました。
さて、カビてないものとくらべてどのぐらい長持ちするか見ていきたいと思います。