いつになったら床暖房が使えるの?
というMAKOの言い分が痛いほどよくわかる12月。
寒くなってきたのです。
うちの薪ストーブは玄関土間にあり、玄関とリビングが一つの空間になっていて、
そのリビングは全面吹き抜けになっているため、薪ストーブをガンガンに焚いても
熱はほとんど2階へいってしまいます。(大型のシーリングファン回しても少しマシな程度)
薪ストーブで家全体の暖房を。と思っているので、離れたダイニングキッチンや洗面所、トイレなどは寒!の一言。
TAKKUNが末端冷え性でしもやけになりやすいこともあり、早く床暖房を!ということです。
というわけで、年末に手を付けました。
まずは薪ストーブで温めた温水を受けるリザーブタンクの設置。
リザーブタンク自体もパネルヒーターのように暖かい熱源となるので、
薪ストーブから一番離れた洗面所・トイレ前に設置します。
湖の設置位置~薪ストーブ間を配管でつなぎます。
部屋内を配管するのもみっともないので、一度床下へ降ろして配管しました。
サーモコントローラーと循環ポンプの電源スイッチもこの場所に配線して取り付け、
ひとまずリザーブタンク周りはOK。
次にリザーブタンク~循環ポンプを経て床暖房配管へと接続します。
これも床下で配管と配線。

一番奥の配管がリザーブタンクからきている配管。
画面左へいっている配管が床暖房配管へと接続します。
手前へ来ている配管は床温度が上がりすぎた際にサーモコントローラーによる切り替えで、
温水が逃げるバイパス配管。
ポンプはある程度組み立ててから床下に持ち込み、根太からS字フックで吊るしました。
固定はしていないのですが、運転しても静かなので問題ありませんでした。
つぎは循環ポンプから床暖房配管への接続です。
床暖房配管のヘッダーは薪ストーブの傍にあるため、配管を床下から土台を抜いて立ち上げ、行きのヘッダーに接続。
還りのヘッダーから薪ストーブへと接続します。

左上が行きのヘッダー、その右下が帰りのヘッダーです。
いまのところ、リビング+洋室とキッチンダイニング+洗面所・トイレの2経路。
今はメクラで止めてますが、熱が余るときはパネルヒーターを設置できるように、ヘッダーはもう1経路配管できます。

接続する際はフレキパイプを多用しました。
素人には取り扱いが楽で良いです。
床下は架橋ポリで走ってます。
最後にリザーブタンクから不凍液を入れて循環ポンプを回し、配管全体へ行きわたらせます。
さぁ!これで準備完了!床暖房生活スタートです。