民主党は比例代表の11ブロック(定数180)すべてで他党より多く議席を獲得し、計87議席に達した。これは、民主党の過去最高だった平成15年の72議席を上回り、現行制度で1政党の獲得した議席としても最多。一方、自民党は過去最低だった12年の56議席を下回る55議席にとどまり明暗を分けた。
民主党は全11ブロックで前回より議席を上乗せした。得票率は42%と10ポイント以上伸ばし、前回の61議席を大きく超えた。自民党は全ブロックで民主党を下回る惨敗となり、得票率も26%と前回より10ポイント以上下げ、議席も下回った。
公明党は過去最低の21議席。共産党は前回と同じ9議席、社民党は前回より2減の4議席だった。初陣のみんなの党は3議席、新党大地は1議席を得た。国民新党、改革クラブ、新党日本の3党はいずれも議席に結び付かず、民主党の独り勝ちが浮き彫りになった。
「勝ち過ぎ」の民主党では、近畿ブロックで比例獲得議席に比べ候補の数が足りず、2議席分の資格を失う珍現象が起こった。みんなの党も公職選挙法の規定で東海、近畿両ブロックの各1議席を手放した。これら計4議席は公選法に基づき自民党2、公明党1、民主党1に再配分された。
比例代表は政党名で投票するが、「勝ち過ぎ」に伴う当選政党の変更は、有権者の意思に反するとして論議を呼びそうだ。
「158」「54」…記録ずくめの圧勝劇
【産経新聞】
一寸勝ち過ぎというより、民主党の予期せぬ支持数で比例配分者名簿人員不足で4議席を失うと言う程、民主党員に雪崩を打って投票をしたと言うより、国民の民主党に対する偏り過ぎた投票感さえ覚えるのだが・・・・・また、チルドレン・新人が多く今後の国政に影響を与えなければ良いがと心配されるが・・・
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