癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

敗戦国の戦利品は繁栄!

2005年04月23日 10時25分36秒 | ニュース
週末になると反日デモの到来と在中国日本人の不安な様子が映し出される。「愛国無罪」を盾に、中国の祭典であるかのように、石やレンガを日本領事館・民間を問わず投石し、事前に準備されたと思われる、卵、ボトルまでをも投げ付けられている映像に腹がたった。唯面白半分に笑いながら、抗議というより遊びとし参加している者もいた。
 何故今日本なのか。戦後60年、戦いに参加した当時の人間は殆んど数える程になって来ている今!
当時子供だった頃、戦争の思い出話の中に「殺人・戦利品と称して盗みなど暴虐無人にやりたい放題」だった事を自慢げに話していた元軍人がいた事が記憶のどこかに残っている。これが「敗戦になつた国の宿命」なんだなと子供心に思ったものである。
 米軍に降伏した時、米軍に何をされるか分らないとおののき、敗戦と言う、かつて味わったことの無い結末に、米軍に占領されたと知り「あたかも国の為に死を選んだ」かのように語りながらも「日本がしたように中国・朝鮮と同様な行為がされる。それよりは死んだほうが増だ。」と思い込みながら屈辱・怒りながら散って行った人達も多かったのではないだろうか。
 60年経った現在の奇跡とも言われる繁栄は「米国による占領・敗戦」によるものであると言っても過言ではない。この平和を導いてくれたアメリカに感謝すら覚える。
 中国国民の植民地時代の屈辱も半世紀が過ぎ、わが国が味わった屈辱同様、丁度過度期を迎えたのかもしれない。将来、日本もきっと感謝される日が到来する事を信じ暖かく見守ってやりたいものである。

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