北関東ばんがいち

ネットの極地に住む、ダメ大学生が日常と社会を淡々とつづるブログ。ネットで会ったおもろい人紹介アリ

本質が分かってない人の例

2007-01-08 22:54:28 | 痛い人紹介
もしくは難癖しかつけられないヒトの例とでもいいましょうか。
オレが「学問研究の考え方」とサブタイトルをつけたにも
関わらずアレは全く無意味に近いレスしかつけられないんですね。

経済学部で計量経済学をやっているとすれば、私とモリタクの
アレがソレでナニを使ってやってるぐらい直ぐに気づいて当然だと
思うんですけどね。しかもウチの大学より大変優秀な大学に
通ってらっしゃるのであれば。ええ、もう

はっきり言って根底から覆せるのに、せいぜい言えることが
>まぁ親が基地害日狂組だけあって労組関係にはお詳しいことで
なんて罵詈雑言止まりじゃ、まあコメントつけた人間の知性を
正直言って私は疑ってしまいますよ本当に

そもそも学問研究をする上で、今や「フレーム」的な物の考え方は
当たり前に近いレベルで存在します。少なくとも少し気の利いた
卒論の書き方の本や大学院入試の研究計画書の書き方の本ならば
触れていることが多いはずです。まあ、文章というのは論文や
物語であっても決して一部の特権階級だけが書けると言う時代では
ないですし、そうであってはならないと私は思うんですけど
その考え方の延長線上に「フレーム」と言うものがあります。
それを「脳内妄想」と断じてしまう時点でコメントをつけた人間の
知性、並びに「どういう教育を受けてきたか」までマトモに
勉強してきた大学生には分かっちゃうんですよ?

ワカリッタ?

それと、今日某アサピーに中島って言う北大の助教授の評論が
載ってました。
うわ、すげえ読みやすいw
内容的にはハーグから保守を論じて、現在の日本で保守と言われてるのは
反サヨクに過ぎないというオレでもこんな風に100字足らずで要約できるような
代物だったのですが、同じハーグから保守を論じるのでもやはり大学若手
助教授が論じるソレとアレな無職が論じるソレとでは梅沢富美男の料理と
インリンの料理ぐらいの差が出るんだなあと再確認しました。
まあ、ナニがナニに対応しているのかはあえていわんがw

推定にお勧め

2007-01-08 11:42:32 | 日記
BSフジで昨日からはじまったアニメ「レ・ミゼラブル 少女コゼット」

http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1164985202/
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1168172628/

わー、推定がいっぱいいるー

オレが思ったことは

おお、なんというヴァルキリー・・・
第一話を見ただけで確定してしまった
このアニメは間違いなく推定林間が大好きなアニメ
       
   / ̄\
  | ^o^ |  
   \_/

金髪ママンと金髪美少女が虐められる時点で推定は
間違いなく見て買うと思います。どうみても推定専用です。
ありがとうございました

最近思ったんだが、あるいは学問研究の考え方

2007-01-08 11:01:45 | 社会とかそういうことについて
モリタクの「年収300マソ説」の原作は農業白書だと思うんだが。

実は現在の平均的農家の農産物の売り上げは300万ぐらい。で、
その農家の中で一千万以上稼ぐ家と300万ぐらいの家と100万以下
(実質赤字だったりする)で1対5対10ぐらいで分かれていたりする
のが現状

例えば年収が1000万超える勝ち組農家なんかだと、本当に冗談抜きで
東証一部上場企業と直接取引していたり、インターネット駆使して価格の
高い市場に農協通さず卸していたりするぐらいだし(実はイトコの
家がそう。農業高校時代に海外留学して、その後国立大に進んで
家継いだ。嫁がいないですがティバ大園芸出て年収一千万ある人間
なんてそうそういないですよー)。

300万クラスは複合経営、兼業農家が主。選択と集中、リソースをどこに
かけるかが大きな問題になってるのもモリタクのリーマン年収300万説と
類似している。農業機械を集落の共有にしたり、農地を集めて集落で
営農する動きが盛んになってるのもここら辺。まあ、兼業が多いから
農繁期にかわりばんこで農作業担当する方が利便性が高いというのも
あるけどね。

100万クラスは地方の中小規模米農家。米価の低迷で作れば作るだけ
赤字が拡大するようなところ。年寄りが多く、完全に手詰まりに近い
ようなところも決して珍しくはない。手厳しい言い方をしてしまえば、
農政にべったり依存していて自立心がない農家だったとも言える。

さて、学問研究の考え方に「フレーム」と言う捉え方があります。
ごくごく簡単に言ってしまうと「研究の手段、領域、見方」のこと
なんですがこの「日本の農家の収入格差」を、そのまま「勤め人」に
当てはめてしまえばあらあらびっくりモリタクの主張と酷似します。
一千万稼ぐ勝ち組のキーワードがIT、中堅クラスのキーワードが
選択と集中、負け組のキーワードが自立という点も酷似しています。

いまいちピンとこないヒトのためにこんな使い方も出来ると言う
意味も込めて、「フレーム」と言う考え方の元「ホワイトカラー
エグゼプション」の濫用を防ぐ方法について今から簡単に説明します。
まあ、勿論これは「フレーム」と言う考え方の紹介のため書くもので
あって、私自身は解決法にはならないと考えておりますが。

日本で実はホワイトカラーエグゼプションが先行して導入されている業種に
公立学校の教員という職業があります。公立学校の教員の場合、30年
以上前に「手当を厚くする代わりに、労働時間については裁量に任せる」
と言う裁量労働制が導入されました。しかし、過労死問題は二十年以上に
渡って特に問題化はしませんでした。裁量労働制が導入されてすぐに
校内暴力の激化と言う問題があったにも関わらずにです。

・・・オレはね、やっぱ「労働組合」って大切だと思うのよ。うん。

教員の場合、労働組合の強さが加重労働に抑圧的に働いていた側面は
決して否定できないと考えられる。このことから、ホワイトカラー、
特に管理職は労働組合による自分たちの権利の尊重を重視しなければ
いけないだろう。

まあ、こういうことですね
フレームとして
「教員の裁量労働制下において加重労働が問題化しなかった理由→組合が強い」
と言うのをまずおいて、教員をホワイトカラーに置き換えるとホワイトカラーに
おいても組合がきちんと機能すれば加重労働に対し程度抑圧的に働くと言う
「方程式」が成り立つんですよ。

おそらくモリタクも収入層が三分割された農家のことを知ってアレを書いたんじゃ
ないのかなあとか思っているんですが、オレとしては。