北関東ばんがいち

ネットの極地に住む、ダメ大学生が日常と社会を淡々とつづるブログ。ネットで会ったおもろい人紹介アリ

推定について3

2006-09-03 14:58:13 | 痛い人紹介
今日、なんとなくこんなこと書きました。

>868 :ティキ ◆LStfMiPE.w :2006/09/03(日) 11:57:25 ID:rTJYegUR
>>>760がもう出てこないに5000ヴァルキリー。

以下惨状
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/kova/1153667891/870-

めーてる助けてよめーてる

よほど「思想的引受人」と言ったのが気にくわないのか半年以上粘着している
んですけどのこの三十路推定無職。まあ、そもそもオレが「思想引受人に
なってもよい」と言ったのは、以前嫌韓流にも一枚噛んでいる大月隆寛が
確か正論かどっか論壇誌で「あの大量のコヴァどうするべえ」みたいな
丁度不良債権処理と同じような文脈で「思想的引受人」うんぬん
言っていて、他にも大月とケンカした大塚英志や精神科医の香山リカ
辺りもあのコヴァという思想的不良債権どうするべえみたいな
話をしていて、その文脈で「思想的引受人」と言ったのでどっちかっていうと
思想的にアレになっちゃった社会不適応者をどうやって
社会に還そうか
と言う「サービシング」に近い発想から出てきた
発言なんだけど何か誤解してるよなあw

全共闘とか70年代安保はまだ、イデオロギー捨てたりそういう縛りが緩い
業種(法律関係とか教育関係とかマスコミ)に潜り込んだり、あるいは
社会の高度化が進む中でNPOやNGOと言った団体の先鞭をつけることで
多くの人間が多少結構アレでも上手いこと社会に紛れて、一部は国会議員や
社会の指導層にまで紛れることができましたみたいな感覚があるんだけど、
まあ、それは一部だとしても「専従」を選んでもバックがしっかりしてた
からホームレスの援助を出来るくらいには左翼の方は余裕があるんだよね。

それはともかく、アレはまあ大方社会復帰しているとは思いますけど、
どう考えてもアレについては全く社会の方に受け入れ態勢がない上に、
本人達にも全くやる気はないという重大な問題が。ましてや、左翼でさえ
マスコミと流通除けば就職は苦戦していたというのに、右だとしたら
一層風当たりは・・・。
思い出すのは、リクルートから出てる内定関係のエントリーシートの書き方の
本にかなり濃厚なアレのエントリーシートがあって、小学館に出すのに
「小林よしのり先生」とか書いてあったり、併願先に産経新聞とか
書いてあったりして非常にある意味良い感じのがあったんだけど、
彼は社会復帰できたんだろうかねえ・・・

まあ、話はずれたけど、その「社会復帰をするアシスト」としての
「思想の引き受け」(ある意味借金の棒引きと読み替えても良いかも知れん)
がこれからオレは重要だと考えているのだけれど(一部に置いては)、それを
行うに当たって

>「コヴァの思想的引受人」を自認するティキは果たしてどれだけ思想を勉強しているのでしょう。
>今回は日本の近代思想についてです。

>・「大日本史」を編纂した水戸光圀の拠っていた思想と、それによって再評価された
>歴史上の英雄は誰がいるか、またその動きが幕末の維新運動にどういう影響を与えたか

>・吉田松陰は「敷島の 大和心を 人問わば 朝日に匂う 山桜花」と呼んだが、
>それに対し西欧は「薔薇を象徴」としているが、桜と薔薇を対比して日本人の感性を説明せよ

>・夏目漱石の明治時代を通しての根源的な悩みは「欧米文化」を急速に日本が
>受け入れた事にあったが、その事を近代の日本人は結局どのように総括すればいいか

>・岡倉天心の「東洋の思想」こそが後の大東亜共栄圏の根幹となった著書であるが、
>天心はいかようにアジアを捉え、どのような日本との関係を構想したのか

>・福沢諭吉の「文明論の概略」は脱亜入欧を主張しており、今日まで評価が分かれるが
>福沢の目指していたアジアの理想の姿とは何か、これも大東亜共栄圏構想にまで 
>連なっているものであるが、説明せよ

>・戦前の日本は天皇を「神聖ニシテ犯スベカラズ」と現人神として祭り上げたが
>その時の国家神道に於いて提示された「教育勅語」に詰められているエッセンスを説明せよ

こんな出来損ないの高校の定期試験みたいなのはいりません

大学レベルにも達してねえよ、これ。大学で近代社会思想史取ったり、八木秀次の
憲法取ったけどここまで酷い問題はみたことないw
少なくともこんな問題を大学で出したら問題になるよ、アホすぎてw

むしろ必要なのは丁寧にみんなで大正から昭和前期(終戦まで)の政治や
経済の実態を知ることであり、かつ、その中で「国士」がどのように生きたかを
考える方がよほど21世紀の国際社会を生きるアレ達にとっては有効なんじゃないのかなあ。
その意味で、論語読ませてみたり古事記読ませてアレ対策してる
ヒトには疑問符を付けるんだけどさ。
「国士が予め不能になってしまった現代で、いかに国士として
生きるか」ってのをアレには教えた方がオレは良いと思うんだ。
まあ、オレはまだそんな大層なことを言える立場にはないけど、
少なくとも論語や国学や古事記で「分かったような知識」を
身につけるよりは、戦後社会の中でタブーとされてしまった
戦前の「国士」を巡る状況から、日本の保守・愛国思想の「豊かさ」を
知った方がよっぽどオレは有益だと思う。

もしかしてドリーマーなんでしょうか。オレ
個人的に左を拒絶せず、何でも受け入れる日本の右の「度量」というのが
すごーく好きなんでね。結構一時期マジで右翼左翼問わず思想研究を
したんだけど、日本の右というのが妙に左から評価される伝統があると
知り、コヴァ的な左右対立史観から個人的に脱却できたのであの
ダイナミズムを色んなヒトに知ってもらいたくてねえ。「反動」とか
「体制派」と切って捨てずに、自分たちと正反対にある、ある意味では
「同志」という文脈から右に対する左からの著書がある国というのは
そうそうないような気がする。