へそ曲がりおじさんの花便り

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新たに「新へそ曲がりおじさんの花便り」として再開しています。

困ったものです

2015-02-18 03:53:37 | クリスマスローズ








これらの画像を見て違和感を感じないだろうか?。

近年盛んに行われていることなので、特に違和感を感じない人もいるだろうが、とんでもないことが行われている。




こちらはあまり問題ない。

そして、数年前はこんな感じで売られていることが多かった。

が、数年前も一部では行われていたのだが、最近は多くがとんでもないことをされているのである。

クリスマスローズ関連の園芸書にも間違った記述が。

それは「古い葉は切る」である。


これでわかったと思うが、初めの4枚の画像では、ほとんど全ての葉が切り取られているのである。

が、「古い葉」とは一体どんな葉なのであろうか?。

そもそも、「古い葉」という言い方は非常に曖昧で、明確な基準はない。

更に、売られているものの葉を切り落とすのは、単純に「古い葉を切る」ということとは別次元のことなのである。

それでは何故切り取っているのであろうか?。

その理由は「咲いている花を見せる」である。

が、こんな鉢を買うと後が大変。

ハッキリ言って、園芸書に書いてある「古い葉」とは、「本当に古い葉」であって、「去年の葉」という意味ではないのである。

そう、葉としての役目を終えかけたような葉や、傷んだり傷ついたりした葉のことであって、色鮮やかで元気な葉まで切ってはいけないのである。

「また新しい葉が出る」などと言う輩もいるが、まともに出ないことも多く、「作落ち」は覚悟しなくてはいけない。

最悪のケースでは、「衰弱してそのまま枯死」ということも珍しくないのである。


正直な話、私も何鉢かダメにしているのだ。

そんなこんなで、去年からすっかりクリスマスローズに興味が無くなってしまった。

その理由は、やっと気に入った花を見つけても、その殆どは葉を切り取られているのだ。


なんとも困ったものである。
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