何が奇跡かと言うと、このくれない薄化粧、4年前の冬の屋外の寒さ(マイナス5度?)に耐えて生き延びたのです。
4年前の1月半ば過ぎ、私は3ヵ月半にも及ぶ長期入院から開放されたが、その間に殆んどのランを屋外の低温で失ってしまったのです。
これも瀕死の状態であったが、かろうじて生き残ったバルブがあり、それがここまで回復したのです。
マイナス5度。
常識的には生き残れない温度だが、他にも3種類生き残ったものがあるのです。
それにしても・・・・。
始めは頼りない小さな芽だったが、足掛け4年でようやくここまで回復です。
2016.02.23.
追記です。
もう一つ、「ムーランルージュ」にもようやく花芽が付きました。
くれない薄化粧同様、マイナス5度の寒さに耐えて生き残ったもので、始めは小指の爪ほどもないバルブからの再生。
始めは完全にあきらめていたが、初夏のころに小さな芽を発見。
それがようやく花芽を付けるところまで復活。
「セカンドラブ・ときめき」はダメだったが・・・・。
2016.12.28.
近況報告です。
もう画像を載せられないので画像なしだが、今年は違う花が混じって咲きました。
詳しくは「新へそ曲がりおじさんの花便り」に画像付きで載せてあります。
が、「ムーランルージュ」はこの2年後に消えました。
なので、舌癌になる前からの生き残りは、この「くれない薄化粧」だけになりました。
私もあと少しで80になります。
果たしてあと何年生きられるのか。