画像は、ハイポネックスと言う有名な会社が売っている「ストレートタイプ」の液肥だが・・・・。
この画像の数字に違和感を感じるのは、へそ曲がりな私だけであろうか・・・・。

これは同じ会社の「原液タイプ」なのだが・・・・。

これはその使い方の一部です。
ほとんどの人は、「また何かおかしのことを言い出すのでは?」と思っているだろう。
が・・・・。
3枚目の画像も合わせて見ておいて欲しいのだが、何か違和感を感じないだろうか。
私はかなり早い段階で気が付いていたのだが・・・・。
数字(数学ではないからね)に強い人なら気が付くと思うが、「ストレートシャワー」の肥料濃度は、「原液を50倍に薄めたもの」なのです。
50倍。
使用説明書には書いてありません。
一般的には、「500倍」だとか「1000倍」「2000倍に薄めて」と言われているのに・・・・。
これは在庫処分で安かったの買ったのだが、私自身はかなり昔から「100倍」に薄めたものをよく使っていました。
さすがに「50倍」では使っていなかったが、使い方さへ間違わなければ、50倍でも大丈夫なのです。
ただ・・・・。
大雨が降った後などは「10倍」に薄めたものを少量やることはあります。
また・・・・。
買ってきた鉢植えやポット苗には、買ってきたその日のうちに、濃い目の液肥を与えています。
店頭に並ぶ時点で肥料切れになっている物が多いので、それを補っているのです。
一度肥料切れでこじれると、後の育ちがよくないのです。
ただ・・・・。
このような濃い濃度でもよいのは、「生育の早いもの」が対象で、山野草やランなど、生育の遅いものには当てはまらないがね。
地植えの野菜や草花なら、このくらいの濃度でないと育ちがよくありません。
また、濃い液肥をやった後は「土を乾かさない」と言うことにも注意が必要です。
2013.11.30.
追記です。
昔ある農家の人から「同じ肥料ばかり続けて使っているとだんだん効きが悪くなる」と。
私の場合は、その時その時で違う肥料を使っています。
「違う肥料」とは言うが、その時に一番安そうな肥料を買って来るので、嫌でも違ってしまうのです。
「半額」だとか「30%引き」と言うシールが貼られているものも多いです。
「高いから良く効く」と言う事はなさそうなので。
2016.06.17.
さらに追記です。
実は・・・・。
この記事を書いたのは10年以上も前のことで、今はもっと濃度の高い液肥を使うことも多いもっと
特に、野菜や草花のポット苗を買ってきた時は。
正直、野菜や草花のポット苗はそのほとんどが「肥料切れ」を起こしているので、「25倍」に薄めた液肥をすぐに与えます。
「25倍」だとさすがに濃度が高すぎると思うかもしれないが、これで問題が起きたことはなく、植えた後の育ちもよいので。
さらに・・・・。
原液の希釈倍率だが、これにはある裏事情がからんでいるようです。
それは、原液タイプが出る前は「粉末」だけで、それは主に成長が遅い「カトレア」や「バンダ」のための肥料だったので、成長が早い野菜や草花のための肥料ではなかったのです。
ちなみに、価格は今と大差のない額だったので、当時としてはかなり高価だったので、今のように気軽には使えなかったのです。
そして・・・・。
希釈倍率は後発のメーカーがまねをして同じように表示をしてしまったため、今さら変更もできないのだろう。
そのため、ストレートタイプだけひそかに希釈倍率を変えたのだろう。