前回のツキノワグマのクロの友達の三毛。長毛ではないが、お父さんかお母さんが長毛なのだろう。スタンダードよりは毛足が長い。ところで、エルミタージュの三毛猫たちは、なんだか色が薄い。日本の三毛猫のように、色がくっきり分かれている三毛猫がいない。
なぜだろう?
寒いから?1年の半分以上が冬だから?単に血統的なものなのか?冬宮中庭の癒し系三毛も色が薄い。グレーというよりも煙っぽい色と言えば良いのだろうか。
ところで、ロシアでは昔から、ネコの中でも煙色をしたものが、もっともネズミ捕りに力を発揮すると伝えられている。エルミタージュがまだロマノフ王朝の宮殿としてバリバリの現役だった頃、ある女帝が、ネズミの被害に耐えられなくなり、地方都市に「煙色のネコを集めてサンクト・ペテルブルグに派遣するように!」と伝令を出しているくらいである。
煙色のネコが、なぜネズミ捕りの名手とされ、珍重されるようになったのかは、分からない。そのような伝説やエピソードは、はっきりと残っているのだが、残念ながら、その理由を書いてある文献を見つけることができていない。もっとも、毛の色によって、身体能力の差があるとは思われないが。
この三毛は、冬宮と小エルミタージュの間の宮殿側に、ツキノワグマのクロと一緒にいることが多い。この子も車好きらしく、よくクロと一緒に車の下に潜り込んで寝ている姿を見かける。ちなみに、この子にも手を触れることができない。手を延ばすとサッとかわされてしまう。
毛足の長いネコは、全体的に寸詰まりに見えるが、そこが可愛い。
煙色のネズミ捕りの名手の血を受け継いでいるのだろか?
なぜだろう?
寒いから?1年の半分以上が冬だから?単に血統的なものなのか?冬宮中庭の癒し系三毛も色が薄い。グレーというよりも煙っぽい色と言えば良いのだろうか。
ところで、ロシアでは昔から、ネコの中でも煙色をしたものが、もっともネズミ捕りに力を発揮すると伝えられている。エルミタージュがまだロマノフ王朝の宮殿としてバリバリの現役だった頃、ある女帝が、ネズミの被害に耐えられなくなり、地方都市に「煙色のネコを集めてサンクト・ペテルブルグに派遣するように!」と伝令を出しているくらいである。
煙色のネコが、なぜネズミ捕りの名手とされ、珍重されるようになったのかは、分からない。そのような伝説やエピソードは、はっきりと残っているのだが、残念ながら、その理由を書いてある文献を見つけることができていない。もっとも、毛の色によって、身体能力の差があるとは思われないが。
この三毛は、冬宮と小エルミタージュの間の宮殿側に、ツキノワグマのクロと一緒にいることが多い。この子も車好きらしく、よくクロと一緒に車の下に潜り込んで寝ている姿を見かける。ちなみに、この子にも手を触れることができない。手を延ばすとサッとかわされてしまう。
毛足の長いネコは、全体的に寸詰まりに見えるが、そこが可愛い。
煙色のネズミ捕りの名手の血を受け継いでいるのだろか?
この子はですね、その後、ちゃんとした飼い主に譲渡できたんですって!
ダニーロヴァおばさんがちゃんと記憶していました。