エルミタージュ美術館の小さな番人たち

サンクト・ペテルブルグ市にある世界三大美術館のひとつ『エルミタージュ美術館』で暮らすネコたちの様子をお届けします。

美三毛

2009年07月31日 | Weblog
(冬宮中庭にて)

というわけで、先日に続いて、再登場のフレンドリーな長毛三毛。
以前の記事で、エルミタージュには濃い色の三毛がいない、
と書いたことがあったけれども、ここにきて出現。

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1人と1匹 - 幸せなひととき

2009年07月29日 | Weblog

(冬宮中庭のカフェにて・・・奥さん撮影)

美術館が閉館(18:00)して、1時間ほど経ったあとの冬宮中庭に散歩に行ってみた。
昼間の観光客の喧騒が嘘のように静まり返っている。
ネコたちがいないかと、ふと閉店後のカフェのほうを見ると、初めてお目にかかる三毛猫が座っていた。
脅かさないように近づいて、端のほうに腰を下ろす。
すると、タッタッタと走り寄って来て、膝の上に乗ってきた。



膝の上で、快適な体制を探しながら、すっかり落ち着いてしまった。
やがて、フミフミをはじめ、本格的に寝り込む。

ネコを膝に乗せている人間は幸せな気分。
ネコも幸せそうな顔をして寝ていた。

でも、かつては、どこかの家でこんな風に人間家族と暮らしたこともあるネコなのかも知れないと思った瞬間ちょっと悲しくなった。

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レジェンド・オブ・ゾロ - 朝陽の中で

2009年07月27日 | Weblog

(宮殿広場にて)

昨日、早朝の宮殿広場で、昨年亡くなったと思われていたゾロらしきネコと遭遇。

確か、タチヤナさん談では、引き裂かれるような最期だったとのことであった。しかし、昨年撮った多くの写真と模様の入り方などを何度も見比べた結果、これはゾロと同一人物であると断定した。

もちろん、ゾロではない他の犠牲者がいたことは、本当に残念であるが、こんなふうに、突然、再び姿を現すとは夢にも思っていなかった。
恐らく、タチヤナさんでも見間違えるくらいネコが多くなっているのだろう。それと、僕が彼女に見せた写真がモノクロプリントだったのも、判断を誤らせたのかも知れない。

それとも、やはりこの子は全くの別人なのだろうか。。。

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