久しぶりの快晴

（宮殿広場にて）

サンクト・ペテルブルグは年間通して、天気が悪い。。。
最近も毎日、雨が降り、風が吹いていた。
そんな中、不思議なもので、今日は午後から快晴になった。
ネコたちも地下室から出てきたかな？

※（写真はずっと以前のもの）

ネコと水と

（冬宮中庭にて）

ネコは、人間が思っているよりも、手足を冷たい水にさらすことを恐れない場合がある。
この子は、昨日、降り注いだ雨で出来た水溜りで喉を潤した後、濡れるのも気にせずに、平然と渡って行った。

ミリオンナヤ通りのミケ

（ミリオンナヤ通り）

久しぶりにミリオンナヤ通り（和訳：百万通り）に行くと、見知らぬミケが遠くに座っていた。
そっとカメラを構えたのだが、すぐに見つかってしまった。
そのあとは、カメラと私自身に向かって突進！
例によって、この子もエルミタージュ名物のカメラ突進型ネコなのであった。
カメラにスリスリ、私の顔や膝にスリスリ。最短撮影距離を割って、全く写真が撮れない。。。
10メートルくらい歩いて離れてから、撮ろうと振り返ると、一緒にくっついてきてしまっている。
次に走って、離れてみる。ミケも急いであとを追っかけてくる（笑）。

ミリオンナヤ通りもそろそろ冬支度。
ダウンコートとブーツ姿の女性が目立つようになってきた。

黄金の秋

（冬宮中庭にて）

ロシアでは、紅葉とは言わずに、黄葉と言われることが多い。
街路樹や林などに多い白樺やカエデや菩提樹などの葉が、鮮やかな黄金色に姿を変えるからである。
ところが今年は、少しおかしな具合になっている。
まだ、葉が黄色く色付く前に、雪が降り出し、強風が吹き荒び、これから色付こうとしている葉を蹴散らしてしまったのである。

今日は、午後から久しぶりに太陽が顔を覗かせた。
喜び勇んで、エルミタージュへ急ぐと、どうやら、最近、冬宮中庭で過ごすことがすっかり気に入ってしまった
例の物怖じしない白黒の子がベンチに座っていた。