エルミタージュ美術館の小さな番人たち

サンクト・ペテルブルグ市にある世界三大美術館のひとつ『エルミタージュ美術館』で暮らすネコたちの様子をお届けします。

再会

2010年05月16日 | Weblog

<今年も冬宮中庭で過ごす長毛ミケ>

やっと、サンクト・ペテルブルグも本格的に暖かくなり、今日は半袖でも十分な陽気となった。木々には新緑が芽吹き、長い冬の間に灰色の空を眺めてきたのは、この季節の感動をより大きく感じさせるためのトリックなのかとさえ思われるのである。

そして、今年初めて本格的にエルミタージュネコの撮影に出かけることができた。一人ではさばき切れない程の仕事はあるけれど、そんな時こそ自宅で腐っているよりは、外に出かけよう!カメラを持ってネフスキー通りを歩いて、宮殿広場を通って、エルミタージュに行けば元気になれる(かもしれない)単純なワクタシ。

誰がいるかなぁ、とワクワクしながら正面玄関を抜けると、長毛ミケが日向ぼっこしながら待っていてくれた。相変わらず愛想が良く、こちらが近づいていくとミケも近づいてくる。それにしても、前にも言ったけれど、ネコは頑固だ。昨夏、陣取っていた居心地の良い場所をずっと覚えていたようである。全く同じ場所に座っていた。
ちょっと薄汚れて、臭っていたのが気になったが、お日様一杯浴びて天然消毒しましょう。

今年も会えて良かった^^

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