エルミタージュでのネコ探しは、いつも外からばかりではない。2週間に1回くらいは、実際に美術館の入場券を購入して、外からでは見えないところにいるネコたちとの出会いを楽しんでいる。ちなみに、エルミタージュ美術館の入場券は、350ルーブル(約1600円)。そして、カメラ撮影のためのチケットが別途100ルーブル(約500円)である。
6月末にサンクト・ペテルブルグに来てから、3回目となる。自分でいうのもなんだが、周りの人からすると、相当に奇妙な人間になっていると思われる・・・
なにせ、世界に誇るルノワール、ダヴィンチ、レンブラント、ゴッホ、モネ、ベラスケスなどの名画や彫刻たちを背にして、一心不乱に美術館の外を眺めているのであるから。
美術館には、近づけない場所がたくさんある。俯瞰図で確認済みのネコポイントに行きたくても、内部構造上、通り抜けることのできない廊下やドアが立ちはだかっているのである。「ここの先に行くことができたら、パラダイスが広がっているはずなのに!」とか、「この窓が二重窓でなければ、ピントが上手く合うのに」とか、「もっと、綺麗に窓ガラスを磨いておいてくれたらな」とか、残念なことが連続する。
『STAFF ONLY』と書かれているドアの向こう側に、合法的に行くにはどうしたらいいだろうか?まもとにお願いしてみても、みんなダメだと言われてしまう。当たり前だ・・・ここは、ロシアが誇る国立美術館なのだから。
エルミタージュのネコたちの圧倒的大多数は、外からは見えない、美術館の敷地奥に陣取っている。その次に多いのは、実は冬宮の地下道である。地下道には、水道管やら、電線やら、建築資材やらでゴチャゴチャになっている。安全上の観点から、そして美術館の秘宝を守るセキュリティー上の観点からも、そうそう簡単に部外者が入れてもらえることはない。
しかし、僕は千載一遇のチャンスを逃している。2007年3月には、なんと『冬宮の地下道』で、エルミタージュのネコたちに捧げる特別展覧会が行われていたのである。何日間行われたのかは、定かではないが、とにかく、その地下道が一般公開され、ネコたちの写真展や地元の子供たちが書いた水彩画などの展示が行われた。
「ああ、行きたかった!!」
来年の3月にもその特別展示会をやってくれないかなぁ・・・
あ、写真のネコの紹介がすっかり遅れてしまった。小エルミタージュと冬宮の間に架かっている、渡り廊下の2階から、中庭でくつろいでいる様子を撮ったものである。この子はまだ見たことのない子だった。しかし、身体的特徴に欠けるので、再度会っても分からないかもしれない。とりあえず、しましまグレーと名付けておこう。
6月末にサンクト・ペテルブルグに来てから、3回目となる。自分でいうのもなんだが、周りの人からすると、相当に奇妙な人間になっていると思われる・・・
なにせ、世界に誇るルノワール、ダヴィンチ、レンブラント、ゴッホ、モネ、ベラスケスなどの名画や彫刻たちを背にして、一心不乱に美術館の外を眺めているのであるから。
美術館には、近づけない場所がたくさんある。俯瞰図で確認済みのネコポイントに行きたくても、内部構造上、通り抜けることのできない廊下やドアが立ちはだかっているのである。「ここの先に行くことができたら、パラダイスが広がっているはずなのに!」とか、「この窓が二重窓でなければ、ピントが上手く合うのに」とか、「もっと、綺麗に窓ガラスを磨いておいてくれたらな」とか、残念なことが連続する。
『STAFF ONLY』と書かれているドアの向こう側に、合法的に行くにはどうしたらいいだろうか?まもとにお願いしてみても、みんなダメだと言われてしまう。当たり前だ・・・ここは、ロシアが誇る国立美術館なのだから。
エルミタージュのネコたちの圧倒的大多数は、外からは見えない、美術館の敷地奥に陣取っている。その次に多いのは、実は冬宮の地下道である。地下道には、水道管やら、電線やら、建築資材やらでゴチャゴチャになっている。安全上の観点から、そして美術館の秘宝を守るセキュリティー上の観点からも、そうそう簡単に部外者が入れてもらえることはない。
しかし、僕は千載一遇のチャンスを逃している。2007年3月には、なんと『冬宮の地下道』で、エルミタージュのネコたちに捧げる特別展覧会が行われていたのである。何日間行われたのかは、定かではないが、とにかく、その地下道が一般公開され、ネコたちの写真展や地元の子供たちが書いた水彩画などの展示が行われた。
「ああ、行きたかった!!」
来年の3月にもその特別展示会をやってくれないかなぁ・・・
あ、写真のネコの紹介がすっかり遅れてしまった。小エルミタージュと冬宮の間に架かっている、渡り廊下の2階から、中庭でくつろいでいる様子を撮ったものである。この子はまだ見たことのない子だった。しかし、身体的特徴に欠けるので、再度会っても分からないかもしれない。とりあえず、しましまグレーと名付けておこう。
実は「てっちゃん」さんのblogを拝見しだしてから、いつかもしもエルミタージュ美術館に行くことがあったら、名画や彫刻をさしおいて猫を探してしまいそうです(^_^)
はい。いつかは是非サンクト・ペテルブルグに来て見てくださいね。美術館自体も大変魅力的ですから。ネコポイントがいくつかあるので、本当にいらっしゃる際にはお教えしますよ^^
猫愛にあふれた素敵なサイトですね。
美術館にいったら真っ先に地下へーと思っていたのですが、部外者は入れないのですね。知らなかったです。残念です。。寄付とかしてもだめなのでしょうか。。だめですよね。。スミマセン。
美術館概略図はコピーさせてもらって持っていっても大丈夫ですか。見やすいのでいろいろ書き込んで持って行きたいと思ってます。
はじめまして。
エルミタージュにいらっしゃるのですね^^
11月となると結構寒くなってしまうので、ネコたちは、地下室にこもりっきりになってしまうかもしれませんね。でも、運良く晴れていれば、その時期でしたら冬宮中庭に出てくる子もいるかもしれません。あとは、美術館内のポイントがいくつかあります。
1:エジプトの間を抜け、小エルミタージュに入る前の、渡り廊下。ここから、窓ガラス越しに見られる可能性が高いです。
2:次は、大使の階段を登って、2階から中庭方向です。
3:小エルミタージュの中庭をローマの間から。
(これは1階です)
4:ネバ川通りの鉄柵の外から2箇所ポイントがあります。
地下室は、残念ながらなかなか難しいのが実情です。私自信も今年中にもう一度入っていたいのですが、チャンスがありません。。。
それにしても、あのドイツのTVクルーが撮影したドキュメンタリー番組の出来は素晴らしかったですね^^
私も時々、DVDに録画したものを見て楽しんでいます。それでは、ネコたちに会えることをお祈りしております^^
また、滞在中なにかお困りごとがありましたら、ご遠慮なくこちらまでご連絡ください。
今回は下見ということで(笑)
あのドイツの番組、てっちゃんさんもご覧になってたのですね。
DVDでいつでもみれるなんていいですね。
私もみたのがもう、何年も前になるのでところどころはあやふやなのですが、なぜか今まで忘れられずにいます。
日本でもああいう番組をたくさん放送してくれたらなあと思います。
サンクトペテルブルクへは7日に到着予定ですが
もし差し支えないようでしたらgabinatu@hotmail.com に連絡先をお教えいただけると心強いです。
こんにちは。
例のDVDは、昨年、エルミタージュに行ったときに、ある方からコピーしてもらいました。
ドイツでは結構有名なんですね^^
さて、サンクト・ペテルブルグにいらっしゃるとのことですが、先ほど、いただいた連絡先に送信しましたので、ご覧下さい。
わたしは、実はサンクト・ペテルブルグで、旅行会社の駐在員をやっていますので、なにかお役に立てれば嬉しいです。