エルミタージュ美術館の小さな番人たち

サンクト・ペテルブルグ市にある世界三大美術館のひとつ『エルミタージュ美術館』で暮らすネコたちの様子をお届けします。

大きくなったよ。

2009年12月11日 | Weblog

(冬宮地下室にて-ウシ)

このネコを覚えている方はいらっしゃるだろうか?
実は、昨年の今頃に登場している。
ガリーナさんが可愛がっていたウシ柄のネコである。
昨年は、まだ小さな子供だったのが、今では立派になっている。しっぽの先だけが白いのがポイント。

でも、残念なことにガリーナさんは経済危機の煽りもあって、解雇されてしまったとのこと。
現状でのネコ担当は、タチヤナさん、ヴェーラさん、イーラさんの3名体制である。ところが、ヴェーラさんもあと数週間でここを去る。ネコの毛アレルギーの症状が重くなってきたためとのこと。彼女は、地下室を出て、里親探し担当になる予定。しかし、2名体制ではちょっと難しい。タチヤナさんも一番頭を痛めているところである。あの広大な敷地内で自由に暮らしているネコたちの世話をするというのは、もはや、ボランティアレベルではない。例えるなら、動物園の飼育員さんと同じくらい大変な仕事であろう。

<昨年の様子>

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