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星よりも遠い君のココロ

プラネタリウムと鉄道大好きなフシギ娘の日常

水紀行 ~名水百選・観音水~

2008年09月22日 00時45分54秒 | 水紀行
去年の春ごろの話ですが、
愛媛県にもう1ヵ所名水百選の湧水があるらしいので、
桜紀行もかねて行ってみることにしました。

まず、地図を調べてこのルートで行くと遠回りにならずに行けるかなと考え、
その道順にのんびり進んでいました。
桜はまだ少し早くて満開ではありませんでしたが、
もう花見が出来るほど咲いていました。
そして、なんとなく予想はしていたのですが、
考えていた道順で通る道がまた狭くて曲がりくねっている!
えー、えー、田舎の道はどこもこんなんばっかです。
でも、けっこう桜が多くて綺麗でした。

さて、観音水がある辺りまで来たのですが、標識に従って進んで行くと、
どんどん高い所へ上がっていく?!
しまいにゃ、さっき通ってきた道がかなり下に見えるほどの高さに。
そのうえ、カーナビを見てみると、
道が登録されてある所(行き止まり?)までどれほども無い!
とうとう、カーナビでは道のない所を進んで行き、
どうなるんだよとハラハラしながら進んでいると、駐車場に着きました。
どうやら、ここに車を止めて後は歩いていくようです。
車から降りると、ザーザーと水の流れる音が聞こえてきました。
音のする方を見ると、幅1mほどの川があって、豊富に水が流れていました。
その脇には上から水が引いてあるのか、パイプがあって、
夫婦が水をタンクに汲んでいました。
私はぜひ湧き口を見たかったので、
川の横の整備された歩道を上がって行きました。

途中、勾配がきつくてちょっと大変でしたが、
頑張って登っていくと、広場に着きました。
観音水という名のもとに、観音像があります。
奥の岩壁に穴があいていて、そこから水がかなりの量で流れ出ていました。
おー、うちの市とはまた違った趣がありますなー!
穴の奥に先ほど下にあったパイプの先が設置されています。
つまり、下の水はここの水と同じというわけです。
そろ~っと穴のふちまで行って水を汲んだ後は写真撮影。
すると、水中にカニさん発見!水がキレイだとニコニコ笑ってます。
川の中に石が数個置いてあり、向こうへ渡れるようになっていましたが、
万が一滑って落ちても困るので、遠回りの橋を渡って反対側へ。
何枚か写真を撮った後は駐車場まで下るのですが、
勾配がキツかっただけに下る時はぶかい靴がずれて歩きにくい!
汲んだ水の重さも負になり、ちょっと疲れました。

帰りはもう時間が無いので、ほぼそのまま直帰。
行った当時は、今度は桜を見に来ようとなどと思いながら帰ったのでした。

水紀行 ~江川の湧水~

2007年09月10日 23時41分16秒 | 水紀行
うーむ、最近ブログを書くのがおろそかになってきている・・・・・・。
書きたいことはあるのに、なかなか書けないのです。
まあ、それはさておき・・・・・・。

ここへ行ってみようと思ったのは高知県佐川町に行った後でした。
湧水を調べていた時に見つけていたのと、
タスマウへ行く途中で行けそうだと思ったからでした。

で、かっぷら(プラネタリウム参照)で行く時に行ってみようと考えていたのですが、
当日、いつもと同じように運転しているはずなのに、いつもより行くのに時間がかかってしまい、
寄り道しているどころではなくなったので、その時は諦めました。

その後、キアスンへ「双子の星」を見に行った時に延長して行く事にしたのですが・・・・・・
自分が予想している以上にキアスンからの距離があり、
付近へ着いたのは日も暮れるころでした。

江川の湧水は徳島県吉野川市鴨島町に有り、吉野川遊園地のすぐそばです。

そう、ここまではわかってるのです。国道には標識もあって、すぐに行けると思ってました。


  ・・・・・・暗くて道がわからーん!!!

吉野川遊園地の入り口まではなんとか来ましたが、
ここから先どこにあるのかさっぱりわからないのです。

車を降りてしばらくうろうろ歩いて手作り看板を見つけ、
狭い道を進むとやっと紹介看板を見つけました。

が、肝心の湧水が暗くてわかりません。
周りを散策すると、干上がった池の様な場所を見つけました。


なんと、実はこの時湧水は止まっていたのです!

後で調べたところ、1月ぐらいから止まっているとの事でした。

これではどうしようもないので、とりあえず帰路に着こうとすると、
何やら向こうから車のエンジン音が。

実は河川沿いに広い道があって、そっちから来た方がわかりやすかったのです。
はあ、なんか疲れた。(でも、この河川沿いの道に入るのもわかりにくい)

今後もう行くこともないかもと思ったのですが、
後で写真を全く撮ってないことに気づき、もう一度行く事に。

今度は広い河川沿いの道から行き、結構楽に行けました。
さて、湧水はどうなってるのかなと見てみると、
池は空。やっぱりこの渇水でダメなのか・・・。


と思っていたら、実は自分が湧水点だと思っていた所とは別の所から、
水は湧き出していたのでした(笑)。
それも、そこは金網で囲まれていて、近づくことはできません。
水を触ってみたかったのですが、写真だけ撮ることにしました。
多分飲めるんだろうけど、飲めるとは書いてないし、
飲み場とかも無ければ、ひしゃくとかも無い。
うちの町では湧水は当たり前のように飲めるし、
飲みやすくひしゃくとかも置いてあるので、
ちょっと意外でした。

て、変わってるのはうちの方なのか?

写真は1枚目が自分が湧水点だと思っていた箇所。
2枚目が干上がっている池。奥の金網がある所が本当の湧水点。
3枚目が湧いている様子。
4枚目が紹介看板です。

三部三様の水事情。

2007年07月05日 17時59分41秒 | 水紀行
えー、四国は全体的に水不足ですが、
先日の大雨でうちの県は大きく?変化しました。

南部は降り過ぎて土砂崩れ発生。

中部はまあまあ降ってなんとかプールなど再開。

しかし、肝心の東部はあまり降らず、ますます危険な状態に。
このままでは工場などの経営に影響が出るかも知れないとまで言われています。
プールもプール開きすら出来そうにない状況です。
・・・・・・もっと降らないかな。

ちなみに、うちの市のうちぬきはなんとか復活したらしいです。
でも、まだまだ油断は出来ないです。

水紀行 水の都市 西条

2007年06月14日 10時38分52秒 | 水紀行
我らが西条市は名水百選に選ばれた、広い湧水域を持つ水の都市である。

カッコつけてみた。(アホか)
えー、上記のとおり、私が住んでいる所はそういう所です。
水紀行をするにあたって、色々調べているうちに、
いかにして自分の住んでいる所が凄いのか思い知らされました。

名水百選に選ばれているのは大半が1点のものが多く、
うちの所のように、広範囲で水が湧くところは数少ないのです。

そして、私が住んでいる地区は名水「うちぬき」は出ないのですが、
水道の水源はうちぬきの水源と同じ河から来ているのです。

今、西条市は水が多い黒瀬ダムの分水を巡って松山市と対立しています。
松山市は黒瀬ダムの水は余っていると考えているようですが、
違います。余ってなんかいません。河の水は河口まで続いていません。
そして、ダムの水は干上がらなくても、名水「うちぬき」は止まってしまうのです!


そう、水不足はダムで起きてるんじゃない!
        現場(市街)で起きてるんだ!!(それがやりたかったんかい)

うちの市長はよくそれが分かっているので、絶対に分水は反対です。
それに、西条市と松山市は隣り同士ではありません。
間には東温市と今治市、旧丹原町(合併しているので広いです)が有り、
普通に考えりゃ、誰でもおかしいと思います。

また、どう考えても、市がひいきしている土木業のための分水としか思えません。
だって、松山市は以前に新しいダムの工事計画を止めているのですから。
そのくせして、約30kmも離れたダムから水を引こうとしているなんて、
ずうずうしいとしかいいようがありません。

そして、この文章を書いている今日、
自噴水のうちぬきの水は止まってしまいました。
ほれみろ、ダムの水は余ってなんかないんじゃー!(伊予弁?)
もっと水を流してくれないと、もうすでに止まっているんじゃー!
この状況をみても、まだ分水を止めようとしないのであれば、
悪質だとしか思えません。

水紀行 高知県佐川町 ~西谷の清水~

2007年06月06日 21時40分21秒 | 水紀行
(続き)坂を登っていくと、見覚えのある水場を左側に見つけました。
それはインターネットで見た通りの「西谷の清水」でした。

そう、とうとう湧水を見つけたのです。
見つかる自信はあまり無かったので、見つけた時は本当に驚きました。

でも、ここ最近の少雨のせいか、水は湧いているようには見えず、
溜まっているだけのようにも見えました。

坂はまだ上に続いていて、別の水源がある可能性があるので、
水をたどってもう少し進んでいくと、民家にぶつかりました。

さすがに他人の家には入れないので、西谷の清水の所に戻り、
とりあえず、水を1杯飲んで、水をパックに汲んで持って帰りました。
後日、腹痛になるようなことはなかったので、綺麗な水だったようです。

写真を撮るのを忘れていたので、
ググッてみると多分どっかに写真があったと思います。

佐川町はこれで終わりですが、水紀行は続きます。

水紀行 高知県佐川町 ~金峰神社~

2007年06月04日 20時21分03秒 | 水紀行
(続き)来た道をひきかえして、金峰神社の鳥居の所まで戻ってきました。
見上げると結構急な階段が続いています。
階段を登ってなんとか上に着きましたが、周りを見ると上の鳥居は柱の一部しかありません。
社がないと思ったら、社はもっと奥の方にあるようでした。
苔生した道を30m以上進むとやっと社が見えてきました。
どこにでもあるような無人の古い神社です。
とりあえずお参りして裏にまわってみると、裏にはまだキレイな倉庫がありました。
よく見ると、その脇から下へ降りる道が続いています。
もと来た方へ戻る必要はないので、そっちへ降りてみることにしました。
こっちもかなり急な階段で、こっちの鳥居は根元しか残っていません。
やっと道路まで降りてきて、周りを見ると、家と道の間に水路があり、水が少し流れていました。
家からの排水ではないようなので、水路をたどって道を上がっていくことにしました。
(つづく)

水紀行 高知県佐川町 ~司牡丹の水~

2007年05月18日 17時51分53秒 | 水紀行
(続き)楠谷の湧水を諦めて、もうひとつの湧水を探すことにしたので、
佐川町の中心に戻ることにしました。

佐川町は地酒「司牡丹」の酒蔵があります。
ここで仁淀川の水でお酒を造っているとインターネットにあったので、
もしかしたらこの周辺に湧水があるかもと思い、
車で進んでみたのですが、見えるのは酒蔵の壁ばかり。
やはり歩いてみないとさっぱりわからないので、
佐川町の役場に車を置かせてもらい、再び歩いて探すことに。

さて、歩いて酒蔵の通りまでやってきたものの、やはり、壁、壁、壁。
中に入ってみようかと思いましたが、あまりお金を持ってないので、
ヘタに入っても自分が困るだけだと思い、やめました。

そこで、もうひとつの湧水「西谷の清水」を探してみることにしました。
確か、ネットには佐川町の文学者たちの喉を潤したというような内容が載っていたので、
青山文庫の周辺にあるのではないかと考えて、そちらへ向かって歩き始めました。

のんびり歩いていると、「金峰神社」という神社を見つけました。
なんか縁起が良さそう(?)なので、帰りに寄ろうかと思いながらも前進。
やがて、青山文庫まで来ましたが、それらしいものはありません。
なので、もう少し進んでいくと、青源寺までやって来ました。
庭園が綺麗らしいので、もしかしたらこの中にあるかもと思い、入ってみることに。
というのも、石垣に水が染み出しているのを見つけたからです。
石段を上がって青源寺に入ってみたものの、何やら工事中。
庭に水場はありましたが、どうみても水道水なので、どうやら違うようでした。
なので、青源寺を出て、さっきの金峰神社へ行ってみることにしました。
(つづく)

水紀行 高知県佐川町 ~湧水はいずこ?~

2007年04月22日 23時48分59秒 | 水紀行
(続き)車からでは湧水が全くわからないので、車を道の脇に停めて、
歩いて湧水を探すことにしました。
不審者と間違えられないように注意しつつ、歩いていくと……

もんすたー出現

もんすたー名:スギノフスキー
攻撃技:花粉乱舞(笑)

でっかいヤツであります
こんなのと戦う気はないので、さっさと退散するでありますー≡3(笑)

とりあえず引き返して他の道も行ってはみましたが、湧水は全くわかりません。
歩いていて気付いたのは、この辺りに水の気配が無いことでした。
普通、湧水がある場所なら、そこから湧いた水の流れる音が聞こえるとか、
水が流れている水路が近くにあったりするのですが、
そういったものが全くないのです。
田んぼの周りの溝にも水は湿っているか、溜まっているほどしかありません。
この状態では見つかったとしても、枯渇寸前の可能性を考えたので、
ここは諦めて、もうひとつの湧水を探すことにしました。
(つづく)

水紀行 高知県佐川町 ~線路は続くよどこまでも?~

2007年04月16日 00時25分34秒 | 水紀行
(続き)さて本題の湧水を探すために、山を下って国道494号線に出ると、
今度は494号線の東側を通る道へ入りました。
この時、地図である事に気付いていなかった私は線路の西側の道に入ってしまったのです。
そろそろ目的の地域なので、線路を横断しようと思ったら、
 付近に踏切が

   無い、無い、無い

そのうち駅まで来ても、そこの踏切は人幅サイズ。車なんて通れません。

   なんじゃこりゃー

駅の付近に車で通れる踏切が無いなんて、不便というか、有り得なーい!(笑)
結局、目的の地域の辺りを通り過ぎて、
先ほど迷った494号線の入口付近までやってくると、
やっと渡れる踏切がありました。

とりあえず踏切の横にあったマルナカに駐車して、地図を再確認。
えーと、ここからまっすぐ南に進んで、とある十字路まで来たら東へ曲がって、
そのまま進んで行くと、湧水がある地域に着くようです。
さっそく道に出て進んで行って1つ目の信号を通り過ぎて、
2つ目の信号で……あれ?

実際の風景と見比べて、どうも通り過ぎているようです。
が、Uターンする場所が無いので、そのままどんどん成り行きに任せて進んで行ってしまいました。
かなり進んで行って、やっとこさ空き地に入って停まり、地図を確認。
……新しく信号ができて、それでごっちゃになっているようです。
もっかい地図を確認し、信号の所まで戻ると、今度こそ東へ曲がり、山の突き当たりまで進みました。

だいたいこの辺りなので、何度もぐるぐると小道を通りましたが、
湧水らしいものは見当たりません。
それどころか、地図にない謎のトンネルがぽっかり口を開けています。
入っていいのか迷っている間に、地元の車はどんどん吸い込まれていきます。
通過しても別に問題はないのですが、目的地からあまり離れるわけにはいかないので、
トンネルには入らず、道の広い所に車を停めて、歩いて探すことにしました。
(つづく)

水紀行 高知県佐川町 ~海は見えるか?~

2007年04月03日 18時05分03秒 | 水紀行
(続き)さて、地質館の次の目的は国道494号線であの山(?)を越えること!
・・・・・・なのですが、
いったい何なのかというと、もし海が見えて天気が良ければ、
長寿星カノープスでも拝もうかと思ったからです。

私が住んでいる所は南に高い山が連なっていて、
これまでにもいくつかの天文現象でその山たちに悩まされたことがあります。
なので、カノープスを見るにはその山々を越え、
海が見えるような辺りまで行かないと見えないのです。
(ただし、場所によっては海まで行かなくても見えると聞いたことはあります。)

国道33号線に出て、カーナビの地図を見ながら
国道494号線に入らなければいけないのですが……
これが非常にわかりにくい!
おかげで同じ所を3回ぐらい通りました(笑)。
というのも、曲がる所よりもかなり手前に標識があって、そこへ来ても殆どわからないのです。
3回(もしくはそれ以上?)ほど同じ所を通ってやっとそこが国道494号線だとわかり、
左折して峠に向かって進み始めました。

しかし、地図を見ても細かい地形なんて全く考えてないですね。
予想とはうらはらに一度小さな峠を越えてまた平地を通ると、
今度こそ目指す山が見えてきました。
(うーん、道わかりにくいぞー!
峠のトンネルに続く道も広く、トンネルの中もごく普通でしたが……
トンエルを抜けても海は見えず、山、山、山。
そのうえ、どんどん進んでいくと、2車線だった道路が狭くなり、
またもや離合が難しい状態になりました。
この状況ではちょっと進んだぐらいでは海は見えないと判断し、
他の車が来ない間に道幅の広い場所で車をきり返して引き返しました。

再びトンネルを抜けて山を下ると、今度は別の道に進み始めました。
というのは、山の上に天文台があると聞いていたので、
そこならもしかしたら海が見えるのではと思ったのです。
道は離合出来る幅はありますが、やはり狭く、
進めば進むほど、どんどん標高が上がっていきます。
カーナビを見ながら進んでいましたが、だんだん行き止まりに近づいて行くので、
この辺で引き返した方がいいんじゃないかと思いつつ進んでいると、
前方から対向車が現れました。

この事で、行き止まりまで行ってもUターン出来る場所があると確信出来たので、
恐れずに進んで行くと、ついに広場まで着いたのですが、これもまた狭く、
この先は車では無理な様なのと、
夜ここまで来るにはよく知っている者でないと危険だと思ったので、
カノープスを見るのは諦めました。
(後で調べたところ、海は見えるそうです)

さて、そろそろお遊び(?)は終わりにして、
いよいよ湧水を探すためにその地域へ向うことに……。
(つづく)