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星よりも遠い君のココロ

プラネタリウムと鉄道大好きなフシギ娘の日常

水紀行 高知県佐川町 ~佐川地質館~

2007年03月22日 01時55分31秒 | 水紀行
(続き)うっかり佐川地質館に入る道を通り過ぎてしまったので、
慌ててパチンコ屋の横のナゾの空き地でUターンして戻りました。

地質館の前まで行くと、何やら看板が。
『ここは駐車場ではありませんので奥の○○(←?)に停めて下さい』

……駐車場無いんかい。
とりあえず奥に進むと急に坂になって総合文化センターに着きました。
駐車しておいても特に問題なさそうなので、
ごそごそと会社の制服から私服に着替え、再び地質館へ。
平日なので、まず周りに人影はありません。
一人で入るのはちょっとキツいなあと思いながら、勇気を出して(?)入ってみました。

入るなり、「ぎゃおー
と、ティラノザウルスのロボットが出迎えて(?)くれました。

そうそう、コイツね。
実はネットで調べている時に紹介の所を見て、
(もしかして、ここは昔行ったことがあるような…)
と思い、父親に聞いてみるとやはりそうでした。
エミューゼスのよりは小さいですが、全体の動きはこっちの方がよく動きます。
元気やな~(そりゃロボやから)と思いつつ、入場料を払いに。
「300円です。JAFの会員でしたら、割引になりますが、お持ちじゃないですか?」
ああ、JAFね。入ってるけど、出すの面倒だし、300円なのに割引してもらってもなあ…
と思いながら、言われてしまったからには何とか探し出して見せました。
一応割引になったけど、タスマウ(プラネタリウム。割引対象です)でも見せたことないのにね。

まず、最初に見るのはロビーにあるティラノザウルスのロボットと、その皮膚を再現した物。
このティラノ、自動ドアの辺りにセンサーがあるらしく、
入った時に「ぎゃおー」、出る時に「ぎゃおー」と反応して鳴くので、
なんか、「いらっしゃいませー」「ありがとうございましたー」と言っているようにも思えます。
写真を撮りたかったのですが、他に客がいなくて何か撮りにくかったので、撮れませんでした。
その側に恐竜の皮膚のレプリカ?があります。
正体はスポンジですが、こんなに柔らかいんかいな?と思うほど柔らかいです。ふにふに。

後は化石だらけです。
化石の展示数なら、エミューゼスに勝ってると思います。
例えば桂化木。エミューゼスにはちょうど椅子くらいのが3つ展示されていて、
よく椅子と間違えられて座ってる人がいますが、こっちのはデカい!
直径1m以上で壁に立て掛けられてあります。
その下には
『力に自信のある方は持ち上げてみて下さい。ただし、怪我をしても一切責任は持ちません』
と別の大きな桂化木が置いてあります。

地質についての展示は内容が難しくて、
最もよくわかったのは高知県の地質は崩れやすい地質だということです。
専門の人に説明をしてもらいながら見るのが一番良いでしょうね。
ちょっと可笑しかったのは大陸移動の模型です。
説明に合わせて大陸が動いていくのですが、
終わった後はどうなるのかと見ていたら、
1度で戻らずに、動いた順番の逆に戻っていきました。
というのも一気に戻すと大陸同士がぶつかってしまうからなんですね。
今時ならCGや映像でやってそうですが、何かとレトロで面白かったです。

館の一角には水槽がいくつかあって、熱帯魚やサンゴが展示されていました。
カブトガニの水槽、何もいないように見えますが…?
でもカブトガニは自分とこの市内で見られるので別にいいです。
オウム貝。ずっと寝てるみたいです。

そして、この水槽がある部屋、実はスライド投影室で、
平日で他にお客はいないので、時間に関係なく見せてくれました。
立体映像なので3Dメガネをかけて見ますが、静止画です。
スライドだと気付いたのは、後ろで聞き覚えのある音がずっと聞こえていて、
実はその音はプラネタリウムでよく聞く音だったからでした。
投影が終わってから後ろを見てみると4つ窓があって4台の投影機で構成されてました。

もう一度オウム貝を見て(寝たまんまでした。)からロビーに戻り、土産売場をみました。
そんなにスペースはないのでたいしたものはありませんでしたが、やたら長い水晶とかありました。

こんな感じの小さい館なので、モノスゴイ物があるわけではありませんが、
化石を見たい人は寄ってみるといいかもです。

さて、ティラノザウルスに見送られ、地質館を出たら、次の目的は・・・・・・
  国道494号線であの山(?)を越えること!・・・・・・なのです。(つづく)

水紀行 高知県佐川町 ~国道194号線 後編&33号線~

2007年03月10日 17時23分51秒 | 水紀行
(2月は日数が短いので忙しく、なかなか更新出来ませんでした。スマソ。)

(続き)
さて、カーナビの指示どおりに県道18号線へはいったのですが、
しばらくはちゃんと2車線でした。

しかし!
どんどん進んでいくと案の定道が狭くなっていく!(笑)
どうしようか、引き返そうかと思っているうちにも、道は離合が難しいほどに狭くなり、
まだ18号線の半分もきてないので、ついに引き返すことに決定。
道幅の広いところで切り返し、戻り始めると、対向車出現!
ちょっとでも広い所で何とか離合しましたが、ホント、狭いよこの道。
つくづく戻って良かったです
番号が早いからって、道幅が広いとは限りませんね。

さて、遠回りになるのを覚悟で国道194号線に戻り、のんびり進んでいると、

  電柱の上にデカい毛玉発見!

一瞬首がない(?)ように見えたので、フクロウかと思いましたが、
電柱の上にいるわけないと思ったので多分トビだったと思います。
停車してよく見れば良かったなあ。

またしばらく進むと、やっと国道33号線の鉄橋が見えてきました。
道路なのに鉄橋になっているのは、台風などによる洪水に耐えるためでしょう。
松山市近辺に住んでいる人はこの国道を通って高知へ行くのですが、
私が住んでいる所とは方角が全く異なるので、
今後松山方面にでも移住しない限り、
33号線を通って高知へ行く事はまず無いと思います。
頑丈そうな鉄橋を渡り、いよいよ佐川町方面へと向かいます。

佐川町と、いの町の間には日高村があります。
194号線も山と山の間でしたが、33号線もずっと山と山の間です。
しばらく進んでいくと、玄関の屋根の上にアヒルの置物が乗っているレストランを発見。
なんか周りに合ってなくて、どうせ置くなら玄関の脇にでも置いた方がいいと思いました。
写真を撮ろうかと思ったけれど、停まりにくかったので撮りませんでした。
運転って、写真撮りたい時にすぐ撮れないから困るなあ。

などと考えながら進んでいき、日高村の峠を超えると、やっと目的地の佐川町です。
入ってどんどん進んでいたら、町がやっと見えてきました。

と思ったら、
あっという間に第1の目的地「佐川地質館」を通り過ぎてしまった!(笑)
(つづく)

水紀行 高知県佐川町 ~国道194号線 前編~

2007年02月23日 19時26分34秒 | 水紀行
色々あって、高知県佐川町に湧水を探しに行ってきました。
ネットで検索すると、「西谷の湧水」、「楠谷の湧水」と
二ヵ所あるらしいのですが、西谷の方はわかりにくいとあり、
楠谷は共同の洗い場があって、わかりやすそうなので、楠谷の方へ行くことにしました。

寄り道をせずに行こうと思っていたのに、
朝日が山に差し込んで綺麗なので、写真を撮ったり、
そこへオジョウさん(ジョウビタキ:雄)が現れたので、双眼鏡で見てみたりと
出発してから30分も経ってないのに寄り道ばかり。

そのうち、境界トンネル入口まで来ました。
奴の名は「新寒風山トンネル」、長さ:5432m!(1足りない?)
この数字を見る度に、あと1があったら面白いのにと思ってますが、
本当にあったら、54321m……約54km?!
今の5kmでもブキミなのに、想像しただけでも怖い、怖い。
でも、四国にはこれよりも長いトンネルが高速道にあります。
そいつらに比べたら、このトンネルの長さなんてカワイイもんですけどね。

さて、このトンネルの入り口まではよく来ますが、
今日は入るぞ!と意気込んで、いざ突入!
入るとしばらくしてまっすぐ長~い風景が続き、
まだかまだかと進んでいくと、やっと出口が近づいてきて、
やっと高知県側に出ました。
さて、国道194号線は愛媛県側は短いですが、高知県側が長い!
 いつになったら着くのか、高知市。
という感じがするほどです。

更に、新寒風山トンネルよりは短いですが、暗くて長いトンネルが3つもあります。
通常両側に2つずつある灯りも、天井の真ん中に1つずつしかなく、
夜はちょっとコワイです。

また、傾斜がきつい箇所もあります。
よく下り坂ではエンジンブレーキを利用して、
ブレーキを踏まないようにというのがありますが、
エンジンブレーキを使っていても、どんどんスピードが速くなってきて、
ここはなるべくブレーキを踏まずになんて絶対無理です。

そして、傾斜のきつい箇所を進んで行くと、
超古カーナビは県道18号線へ入れと指示するので、
 この道、幅が途中で狭くなったりしないでしょーね??
疑いながら左折したのですが。。。(つづく)