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…いまこのときに、不意に命を落とそうとしている人が、たくさんいる。
中国の震災では、助けられなかった命が５万人を超えそうだとかいう。
まことに残念なことである。

阪神大震災当日の夜、大阪環状線に乗った若者はこういった。
「地震のせいでよぉ、どこの呑み屋も開いてねーの。まったくよぉ」

あの震災の、たった３０ｋｍ離れた場所で、この有様だ。
今回の地震など、見事に対岸の火事であろう。

そして、今日も資源を浪費し、飽食の限りを尽くし、
食べきれないものがどんどん捨てられる。
中国から遠い国の話ではない。
ほんのお隣の、地震波もちゃんと到達した、日の本の国のことである。

いつかしっぺ返しが来る…
この国も、再び地震でとんでもないことになるときが来る…
今のこの国を見てると、そう思うことしばしである。