Satoru's diary

日々の想いをつづります。
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自分の為の雑学帖(スースーするベビーパウダー)

2016-06-21 10:38:40 | 自分について
21st Jun 2016 (Tue) 自分の為の雑学帖(スースーするベビーパウダー)

一年中熱いタイでは、クーリングパウダーと呼ばれるベビーパウダーの様な粉が沢山売られています。 大きなスーパーに行ったら、シャンプーやボディーソープ並みに棚一面にベビーパウダーが売られています。

私が現在使っているのは、2種類のパウダーを使っています。 1つはクーリングパウダーで風呂上りがひんやりします。 もう1つはクーリングパウダーでないのでひんやり感はありませんが、ミルク成分など肌に優しい成分が入っています。 基本的な使い方は、風呂上りに手で首元や脇など、気が付いた所に適当に摺り込んでいます。

色々なブランドが、色々な香り?色々な特徴?の製品を出しているので、選ぶのに困りますが、私が利用している「SNAKE BRAND」の「Prikly Heat」というシリーズです。 Netによると、タイでは60年前から愛用されているロングセラー品で、ちょっと凝った昔風の缶に入っていて、洗面所に置いておいてもそんなに違和感がないデザインです。

Prikly Heatにも、何種類かシリーズが出ており、クラッシック、ラベンダー、何とかピンク、何とかオーシャン等があり、缶のサイズも大きい物、中くらい、小さい物など、色んな種類が出ています。

肌に付ける物なので、成分をちょっと調べた結果、私が使っているのは、「クラッシック」です。 クラッシックとラベンダーは、他の何とかピンクとかに比べると、成分が比較的シンプルで化学成分が少ないです。 @化学成分が悪いと言っている訳ではありませんが、なるべくシンプルな物が好きなので...


という事で「Prikly Heat Classic」の成分です。

1.タルク ベビーパウダーのベースの粉です。 滑石を砕いて粉にしたものです。 このタルクも健康マニアの人から危険な物質と目をつけられていますが、私の調べた範囲では、問題ありません。 危険視している理由は、30年以上前の1980年代のタルクに危険物質のアスベストが含まれていたという点です。 当時の技術はいまいちでしたが、今は問題ありませんし、0.1%以上の製品は発売できません。 また、タルクとアスベストの分子構造が似ている点も問題視していますが、これは危険を理解していない人のコメントだと思います。 確かに、構造は似ていますが、違う物です。 アスベストはカギ型構造で、吸い込むと肺に引っ掛かり、なかなか体から排出されない危険がありますが、タルクは容易に排出されます。 だから、多くの会社がタルクを使った製品を売り続けています。

2.カオリン 危険物質ではありません。 これもタルクと同様、ベースです。 クレンジングパウダーなどにも使われ、肌の毛穴などに詰まった老廃物を排出しようとしますが、あくまでも含有率次第で効果が変わります。 含有率は記されていないので分りませんが、他のパウダーに比べると、少しザラザラした手触りがあります。 @しかし、摺り込んだ後は、とても滑らかです。

3.カンファー 危険物質ではありません。 鎮痛作用、消炎作用、清涼感などを与える樟脳の事です。 私が普段使っているインヘラー(鼻から吸ってスースーするやつ)にも入っています。

4.香料 何が入っているか分かりませんが、ハッカ系の香りがするのでハッカ系の香料かな?

5.メントール 危険物質ではありません。 お馴染みのメントールでスースー感アップです。

6.トリクロカルバン 意見が分かれる物質です。 これは、殺菌剤で、殺菌効果を唄う、有名な薬用せっけんや歯磨き粉、シャンプーなど、比較的メジャーな製品にも使われています。 ただ、米国FDAが、要観察 素材に指定したので、問題視しています。 ワキガの人や足に汗をかく人など、雑菌の繁殖を防ぐには最適です。 しかし(ご存じの通り)殺菌効果は製品の含有率によります。 沢山入っていれば、殺菌効果が高く、FDAが問題視するように、体の良い表面菌も殺してしまう可能性がありますし、含有率が低ければ、殺菌効果なんてほとんどなく、ワキガや足の匂いの発生源は大繁殖します。 空気中のカビや菌も缶の中に入る可能性もあるので、肌に付ける製品自体が菌の大発生源にならないためにも、私は、少しのトリクロカルバンが含まれている方が、安心して使えます。 @もし、殺菌成分が入っていなかったら、安全に消費する、消費期限は数日になってしまうかもしません。

7.着色料 何が入っているか分かりませんが、製品は白なので、白系の着色料が少し入っているようです。

という事で、比較的安全な成分です。 クラッシックとラベンダーはほぼ同じ成分で、香料や着色料が違うのではないかと推測します。


そして、今、目をつけている製品は、同じく「Snake Brand」の「Active」という新製品です。 こちらも、成分を調べてみた所、そんなに危険な成分がなかったので、購入して使ってみたいと思います。

という事で、「Active」の成分です。 Activeシリーズにも2種類あり、Arctic CoolとDaily Freshがあります。 @私は、Arctic Cool狙いです。

1.タルク これは上と同様、パウダーのベースです。

2.含水シリカ 危険物質ではありません。 何か、怪しい名前が2番目に来たので、大丈夫か? と思いましたが、私が調べた所、毒性はありません。 皮脂吸着材として女性用化粧品にも使われているようです。

3.香料 何が入っているか分かりませんが、香料が3番目に来るという事は、ちょっと香りに期待できるかもしれません。 メントール以外の香りに拘ったのかな?

4.メントール 危険物質ではありません。 お馴染みのスースー感を出します。

5.カンファー 危険物質ではありません。 上と同様、鎮痛作用、消炎作用、清涼感を与えます。

6.メンチル 危険物質ではありません。 メンチルだけだと正式な物質が特定できません。 怪しい名前ですが、製品の事を考えると香料の一種として使っていると思われます。 清涼感UPを狙っているのかな?。

7.トリクロカルバン 上と同様、意見が分かれる物質ですが、私は、少し殺菌剤が含まれていた方が、缶の中のベビーパウダーで菌が繁殖しなくて良いと思っています。 7番目の成分ですから、含有率はかなり低いと思われます。

8.アルミニウムクロロハイドレート 危険物質ではありません。 初めて聞く成分ですが、メジャーな成分でした。 副作用が少ない制汗剤として利用されており、日本で売られているメジャーな製品でも使用されています。

9.オクテニルコハク酸デンプンナトリウム 食用加工デンプンとして意見が分かれる物質ですが、肌に塗る場合は、乳化剤としての利用なので、特に問題なしと考えます。 加工デンプンを危険視する人が沢山いますが、そういう人は竹輪とか練り物を食べないのでしょうか? 加工デンプンに限らず何でも摂り過ぎは良くないのですが...

という事で、怪しい名前の成分が色々入っていますが、危険な物質ではないので、大人が使う分には問題ないと考えます。 ということで、今週末にでも買ってスースー感を試してみたいと思います。

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