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産業医科大学の合同慰霊式へ

2013-02-23 06:44:41 | 産業医科大学
合同慰霊式が北九州産業医科大学で行われる。パートナーさんと列席した。

広い校内を歩いて、会場のホールへ




受付済ませ中へ入ると



初めて体験する義父の大学への「検体」そして、慰霊式

検体とは、死後の申し出で、そして、部検とは、病理解剖のことです。



平成24年中の検体者52名、病理解剖者22名、法医解剖者83名が書かれてる。
法医解剖の方は、刑事事件に関わった方で本人の希望でない方も含まれる。中には、氏名不詳の方が3名含まれてた。


産業医科大学で延べ6000名の御霊が、何らかの兼ね合いで解剖され、医学の発展へ寄与した。
私は、訳あって、学生時代3年から法医解剖学教室へ通った経験がある。私の教室の先輩4名は、法医学教室へ就職してる。手伝った経験は、沢山あった。時代が変わらなかったら法医解剖室へ就職したかもしれない。臓器を使わせて頂き研究の一助として卒業した。ある意味、懐かしい過去を思い出された。


義父は、24年1月7日八幡救命センターで亡くなった。
生前から検体を希望されて、家族も本人の意向を汲んでこのようなかたちになった。既に11月16日火葬された。


医学部2年生になり解剖を体験した学生さんも列席されてる。



式次第に沿って行われ



学長、病理部長、法医の教授がそれぞれの担当した方々を読み上げられた。義父の名前も当然呼ばれた時、パートナーさん、私も何がしかの思いを感じた。



学校関係者、遺族の方々そして、医学生、病院看護師等が次々に・・・・・

私たちも祭壇へ献花して無事式は、終了した。

そして、





「 明日の医学と 人類の福祉に 貢献された霊よ 安らかなれ 」と書かれてる。



義父の遺骨は、安置されてた。パートナーさんは、父の名前をみつけ思わず涙ぐんだ。



4月にまた引き渡し式があり、大学から遺骨を引き取り、納骨する。



手土産まで頂いた。 義父の思いと家族の思いが交錯する・・・・医学への貢献。

【産業医科大学の献体について、訪問ありがとうございます。カテゴリーにまとめています。義父の気持ちを込めて・・・・閲覧下さい。】

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