平和の為に何をやれるか、愚行積善備忘録、園田幸二のブログ

人間『死ぬまでの暇潰し』と思ってみても、日本人として、日本文化を愛し、歴史伝統を護りたい。日本の安寧祈願。旅

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2013-03-14 21:21:20 | 東京 散策
今回は熊本まで新幹線、
JRもパックで飛行機に負けないようプランが有る。

熊本行くから折角だから、用事の前に夏目漱石ゆかりのところでも行こう。
そうだ、途中下車して、小天温泉へ、行こう、
優美な気持ちに浸れる。
夏目漱石は正月をこの小天温泉で過ごした、
この小天温泉の事を夏目漱石は大層お気に入りになったようで、
イギリスからの手紙に『日本へ帰ったら日本的な旅をしてみたい、そう、あの小天温泉とか云々』
その後、小説『草枕』で小天温泉を舞台に書いた。
『山路を登りながら考えた、
智に働けば角が立つ、情に竿させば流される、
意地を通せば窮屈だ。
兎角この世は住みづらい』
辛辣で毒舌家の夏目漱石、
しかし、熊本だけは褒めている。
しかし、
残念な事に熊本県人は余り夏目漱石の足跡を大切にしていないのがとても残念無念、
阿蘇の内牧温泉に有る漱石が泊まった別棟、
今でも残っているが、アレはもっと大切にしなければならん、
四国の松山市なんざ、あれだけ漱石からコケにされ馬鹿にされても、
漱石を崇め奉り、なんでもかんでも漱石、『坊ちゃん』
お土産物はなんでもかんでも、町の名前にも、
電車も、挙句は野球場、飛行場の名前にも登場してしまう。
悪女のストカーみたいに、
司馬遼太郎の言葉を借りれば、
『まるで夏目漱石に強烈な片思いでもしてるかのような松山人』
熊本も少しは見習わなきゃ、いかん。

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