浅草 風流染太郎 昭和の味

浅草、今は少なくなったボロイお店、
並木藪蕎麦もそうだが、
日本家屋がビルの間にこっそりと頑張って建っている風景がいい、
文化財的建物？

さて、お好み染太郎、
決して美味しいとは言わない、
しかし、中に入り、傾いた畳、細い柱、古びた店内（屋内）、お客さんはいっぱい、
久しぶりでも全く変わらん、
先ず、サッポロビールの生、
あとは焼き物を１品、それとその日の気分のお好み焼き、
ココに来たらビールは一杯までと決めている。
さて、
ここのラドー（油）はホント昔のラドー、超高カロリー　池波正太郎は若い頃、こんなんばかり食べてたから、早くから痛風やら高血圧になったんじゃねえかぁ？
などと話しながら、顔が何故か、綻ぶ
焼くのは面倒だから焼いてもらう。

旨いとは確かに言えないが、なんとなく、浮き浮きする。
確かに風流頂きました。

帰りに振り返ると、
ミカンの木？が染太郎の歴史を見続けて来たのだろうなぁ～～
『梅は匂い、人は心』・・・城山一郎の小説が思い出された、

洋食ブルドック

池波正太郎が昼間の散歩がてらによく立ち寄った戸越銀座の洋食屋、ブルドック。
久しぶりに食べに立ち寄る。
親方が激痩せ、あのぷりぷり体躯が、もう相当な年輪を重ねているからご病気でもしたのか？
ハンバーグのランチ、ライス大盛り、

お店満席になりそな勢い、サッサと帰ろ、
出口を向いたら、
ご高齢のご夫婦、
男性は右手にタバコ、眼鏡に、ごく自然にオールバック、
顔つきが正しく、池波先生、その御老人はテーブルに座ったと同時に注文、
セッカチな感じでタバコを燻らしている。
正しく、池波先生、笑い、このブルドック、ランチタイムでも完全喫煙ＯＫ，まるで故池波が好きだったタバコ〓〓〓、あの世から先生がいつ来ても大丈夫なように、してんのか？！。先日、あの神田薮蕎麦が燃えた、火事、
あの一帯は東京大空襲でも災難をまぬがれた貴重な地帯、
薮蕎麦、鮟鱇屋、甘味の竹や、？？、まつや等々、
昔、池波先生が神田薮蕎麦が全席禁煙にした。
先生激怒、
そんな火事が心配なら、燃えてしまえ、と激昂して、それ以来、薮には行かなくなった。
表通りの『まつや』へ行くようになり、まつやをべた褒め、何度何度も書いた、お蔭でまつやは大繁盛、
池波先生
今年の命日にはお参り行かなきゃ
ハンバーグ ライスは大盛り

なんだか懐かしい

浅草 みよし、

strong>割烹『みよし』は相変わらず、
いい酒が置いてなるなあ～片っ端から、ドンドン飲みたい、
黒龍の『八十八号』、『二左衛門』
夏子の酒の『亀の翁』出羽桜の『雪漫々』　
三千盛に十四代、

削り、精米率が４０％を超えると、
もう、水みたい、
すべて１合づつ、順番に飲んで行く、
合計何合飲んだね～
つまみもフグの白子も　まいう～～

お会計～、、お～、まあ、仕方ないね～～
でも、もっとゆっくり飲みたい酒だわな～

ここのすっぽん料理、和食は兎に角、ちゃんとしている