平和のつくりかた

「戦争のつくりかた」という絵本を読み(今の平和を守るためには、何かをしなければ!)とこのブログを始めることにした。 

緊急)バレンタインは、フェアトレードで!!!!

2019年02月04日 20時00分16秒 | 平和のつくりかた(フェアトレード)
   バレンタインの日が近づいていますが、私は今年ちょっといつもと違った視点で、チョコレートを選びます!
   そして、是非、今このページを開いてくださった方にも、できたら一緒に考えて頂きたいと思います。

   それは、チョコレートが、途上国の児童労働によって収穫されたカカオによって作られていたという現実です。
   彼らは、学校にも行かずに生活のために収穫をし、そのカカオの豆が美味しいチョコレートになることも知らず、ましてチョコレートを食べるような余裕のない生活を日々送っているのです。なぜ?それは、消費者と直接取引できないために、中間に仲買人や、輸出入業者や、商社などなどが入って、100円のチョコのたった3円分しか生産者に回してもらえないからだそうです。

   そんな取引を、フェアトレードでは間に介在する組織が、NGOや、生協、企業も社会貢献活動として、むやみな利益を追求せず、カカオの生産農家の人や働く人が生活できる収入を確保できるように、適正(フェアな)価格で長期にわたって安定的に買うのです。これによって、子供が労働から解放されて、教育を受けることもできます。
   詳細については、ココを参照してください。

   この中に、「森永製菓は2006年7月に、明治製菓は同年9月に(零細なカカオ農家を助けるための)世界カカオ基金へ加盟しました。2007年現在、カカオ産業における児童労働について森永製菓では、すでに組織内での認識を高めているとのことです」と書いてありますが、特に、森永製菓では、下記のようなキャンペーン中のようです。しかも、今年で10年目。

      

   実は、フェアトレード協会のHPのココにフェアトレードのチョコの認証をしている企業名が挙がっていました。

   

   ここを見たら、確かに森永は入っていましたが、明治は見つかりませんでした、グリコも、不二家も・・・
   そして、イオントップバリュが入っていました。実はイオンがフェアトレードを後押ししている話は知っていました。ネットでみると、今はこのチョコレートを掲載していました。
   
    

   でも、これ以外にも実は先日イオンに寄った時に、「フェアトレードチョコレートって売ってますか?」とお店の人に聞いて、これ以外の袋に入ったミルクチョコレートがたくさん入った別のチョコもあり買いました。美味しかったですよ。他に何があるか、探してみてください。

   そして、あとこのリストで近くで寄れそうな成城石井もチェックしてみました。すると、こちらも

    

   ありました!

    という訳で、今年はこのいずれかのチョコを大人買いして、たくさんの人に配ってみたいなぁと思いました。
    
    因みに、ゴディバを含む7つのチョコレートの大会社について、「子どもの奴隷を使っているチョコレートブランド7社」という題で、ココの英語記事を訳したとありましたが、日本語訳がでていました。ネスレー、ハーシーなどの名前が入っていましたが、このサイトについて初めてみるので、その真偽はわかりません。

    でも、すてきな愛の気持ちを伝えるバレンタイン。ここは、本当に人間として、児童労働などに反対を表明している企業のものを支援しようと私は思いました。

    *ただし、フェアトレード製品であっても、ここに挙げた商品についた国際認証のフェアトレードマークがついていないものあるそうです。
     というのも、組織は大きくなると問題も起こってくるようで、認証基準が零細農家やNGOには厳しすぎたり、認証代が高すぎるなどで、ラベルをつけてないからと言ってフェアトレードの価値がないわけでなく、逆にそういうフェアトレード商品こそ支えるために買いたいと思わせるものもあるようです。
     それでは、NGOを通して買えばどうだろうと、このリストの最後の、フェアトレードの老舗であるオックスファムの日本組織のHPを覗いたところ、2018年10月1日付で経営悪化で解散のお知らせがココに載っていました。どうして、もっと早く気付いて、もっと皆が応援できなかったのか、とても残念に思いました。

     通販サイトでも、フェアトレード商品で検索すると、Peopleとか、老舗のフェアトレードの商品がみつかりましたよ!
     
 
    正直、聞いてはいたことがあっても、私は非常にこれまで不勉強で熱意に欠けていました。
    反省して、、今年はひとりでも多くの人にフェアトレードについて知ってもらい、支える活動をしてみたいと思っています?
    あなたも、あなたのやり方で、フェアトレードを応援してみませんか?

    たとえば、イオンのフェアトレードがひとりの主婦の「フェアトレード商品を扱ってくれませんか?」の声で始まったように、あなたのそばのスーパーでフェアトレード製品がおいてなければ、ちょっとお店に声をかけてみませんか?

    一人の力は小さくても、その力が誰かを動かせたら、水面に落ちた一滴の水のように波紋を広げていけるかもしれません。


(追伸) 今朝テレビをみていたら、偶然にも昨日このブログを書きながら、明治のフェアトレードの取り組みは分からないと書いていた答えが分かりました!キーワードは「宇都宮洋之 カカオサポート」でした。詳細は明治のさいとのココから見て頂くといいと思いますが、明治のthe chocolate シリーズが宇都宮さんを中心に現地の生産者と手をつないで作り出しているチョコレートのようです。これも、まさにフェアトレードの生産者に配慮したチョコのようです。

     

    企業が、利益だけでなく社会の人々への思いやりやサポートをして社会的責任を果たすこと、とても大事ですね。

    当然ながら、人の生命にかかわる危険な兵器や原発を広めるような会社にも、この視点をしっかり取り戻してほしいと思います。

  
*最初、この追伸にコンビニのフェアトレードチョコレートなどの扱いについて書いていたのですが、あまりに長くなったので、それは別記事に掲載しなおしました。そちらも是非参考にご覧ください。



  


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