思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

基隆の「基隆廟口夜市」で昼間から名物の蟹スープを食べる

2018-06-10 22:01:03 | 2018年の旅行記
6月2日は朝8時半過ぎに台北民権西路の「サントスホテル」で目を覚ます。実は6月2日は私の誕生日である。まさか海外で迎えるとは…、知らん人が聞いたらセレブと間違うかもしれんね。誕生日かもしれないが40代ともなれば別に嬉しくも無いし、祝う妻子もいない独り者だし、だいたいが何かの書類に年齢を記載するときに「俺っていくつだったっけ?」と思い出せないときすらある。それだけ年齢などどうでもいい存在なのだ、私にとって。確実に寿命に向かっているだけなのだから。

ホテルを9時半過ぎにチェックアウトして、今夜も野球観戦をして23時45分発のタイガーエア台湾羽田行きIT216便で帰国するのだが、日中はどこへ行こうか。なにか旨いものが食べたい、誕生日だからと言うわけでもないが。



台北駅前の国光客運のバスターミナルへ行き(いつの間にか新しくなった)



頻発している基隆行きに乗車。なぜかイージーカードの読み取りが悪かった。ここに限った話ではなく、MRTや台鉄、コンビニで普通に使えるのに国光のバスに限ってなんだが。



その乗る前にターミナルで茶葉蛋と甘いお茶を買って簡単な朝食。卵はまだ味が染みていなかったなあ…。甘いお茶は大好きですね、台湾へ来たー!という感じがして。緑茶に砂糖なんかと思うかもしれないが紅茶に砂糖入れるのと一緒だし味も似ている。バスに乗ること40分ほどで基隆に到着。



バスは港のそばが終点で、山下公園にどことなく似ている雰囲気が好きです。週末なので家族連れやカップルで賑わっていますね。



これは巡視船でしょうか?客船は残念ながらいませんでした。その昔はここに有村産業の「飛龍21」が那覇や宮古・石垣を経由して来ていたことも。それでは目的地へ行きましょう、久しぶりなので道を一本間違えたので時間を喰ってしまったが…、それでも今はスマホでGoogleマップを見ればいいのだから海外で迷子になることだけは無くなりました。ワールドカップの頃に韓国行ったときなど夜に道に迷って…。



やってきました、基隆の夜市「基隆廟口夜市」。夜市とは言うもののここは朝から晩までずっと営業している屋台街です。規模はそれほど大きくないですがグルメ夜市として台湾通なら知らない人いないでしょう。



まずはここの夜市は寺の門前に広がっていますので、お寺でお参りすることは絶対欠かさないように。



まずはこちらの一口ソーセージの屋台から。台湾のソーセージって甘くて慣れれば癖になりますよね。こちらでは1個7元で好きな個数で販売、ちょっとつまむだけなので5個オーダー、35元です。一緒に生にんにく要るか?と聞かれますのでお願いします。



甘いソーセージににんにくの辛さがほどよくマッチして、スタミナつきそうです、



こちらはカボチャ団子、1つ20元でしたがかなり甘かった。そして大量の油で揚げ焼きしているのでかなりベタベタします。



鶏巻は美味しいですよね。と言っても鶏肉ではないそうで豚肉や野菜などを湯葉で巻いて揚げたものなんです。チリソースでもかけたらそりゃあビールのアテに。



そしてお目当ての螃蟹羹のお店へ、丁度席が空いたので収まります。こちらは蟹のスープとおこわの2種類だけのお店で、お客さんもほぼ全員が両方をオーダーします。2つ合わせて85元でした。



蟹のスープはかなりとろみがついていて一見して酢が効いてそうにも見えますがそんなことはないです。タケノコやシイタケが入っており、蟹の実は丼の底に沈んでいます。そして糸くずのような黒いものが浮かびますが髪菜(ハッツァイ)と言われるもので珍しいものだそう。なかなかコクもあって旨い。そしておこわのほうは油飯と言うくらいなので油が多用されていて、干しエビやシイタケと一緒に豚肉も入っていますので、沖縄のジューシーにかなり近いと思います。実際の味付けも似ていました。豚肉からコクも出ていますが小エビがいいアクセントなのよ。

ほかにも食べたかったけど、さすがに腹が膨れてしまった。