15時51分に日田彦山線の列車は小倉に終着し今日の青春18きっぷの移動はここで終了です。さすがに早すぎるだろと思いませんか?
今回の旅の目的のひとつとして、久しぶりに長距離フェリーに乗ること!16時15分に小倉駅を出る送迎バスに乗って新門司港へ行き阪九フェリーの泉大津行きに乗って帰ります。
新門司から大阪方面となると大阪南港に向かう名門大洋フェリーと泉大津・神戸へ向かう阪九フェリーの二択となります。過去この区間を2回利用した時は名門大洋フェリー、レストランのバイキングががっつり系で酒のアテになるものも多くそれが選んでいた最たる理由なんですが、今般の「バイキング・ブッフェの自粛要請」が出てから中止。レストランではお茶付き1,000円の弁当のみの販売のみになってしまいました。弁当といっても船内レストラン厨房で作ったものをオーダーに合わせて詰めるだけだろうから、弁当と言わずに定食で販売したらと思うのですが、バイキング形式でしか営業してこなかったので使える皿がないのでしょうね。最近よく見る九枡皿でしたから。対して阪九フェリーはメニューは絞っているものの通常通りの営業を継続している。カフェテリア方式ですので。あとはダイヤが丁度いいことかな。名門大洋だと1便が17時、2便が19時50分と、2便に乗って帰ると自宅に着くのが12時頃になってしまう(ご多分に漏れず明日は夜勤)、17時は日田彦山線から間に合わない。だが阪九フェリーの泉大津行きなら17時半の出航で6時着、難波7時の名阪特急に乗れれば9時には自宅に帰れますから仮眠できます。
それで小倉駅からの無料連絡バスは16時15分発であまり時間が無く、少し余裕があれば小倉駅1階のスーパーで食べるものを仕入れることもできたのですが、バス乗り場から遠いし乗り遅れるとタクシーの世話になる。そのバスですが予想通りと言いましょうかガラガラ、この時期ならUSJに遊びに行く学生旅行とかが多く乗るイメージなのですが、USJはおろか船旅があのクルーズ船でイメージが悪くなってしまっているのでしょう、たったの4人です。途中門司駅に寄りますが乗って来たのは2人。無料連絡バスはこの便しかないので、恐らくですが徒歩乗船は6人のみの可能性が高いです。
16時40分に阪九フェリー乗り場に到着。泉大津行きと神戸行きで建物が分かれていますけど、神戸行きのターミナルって外観がどこか悪趣味な感じがする。対して泉大津行きはシンプル。そして今夜お世話になる船はコチラ。
「ひびき」です。Wikipediaによれば三菱重工業下関で建造され2015年に就航した、瀬戸内海エリアでは最大級のフェリー。15,897トンあって全長が195メートルもありますので、航行海域を考えたらまず揺れないでしょう。乗るのならなるべく新しいフェリーがいい、新しいと言えば神戸便に新造船「せっつ」が3月10日にデビューしたばっかりなんですが、生憎今夜のせっつは神戸発に充当。
インターネット予約で2割引きになり、予約時に情報を入力しているので乗船名簿の記入は必要ありません。さらに繁忙期を除いて当日カウンターでの決済に対応。今回はデラックスシングルを予約し、カードキーと乗船券を受け取ります。運賃は9,220円で名門大洋のファーストSは9,060円なので若干高い。とはいえ新幹線よりは安いし、夜行バスだって格安ツアーバス系だって6,000円くらいはしますので、ゆったり度ははるかに上だし、時間の余裕が許せばフェリー一択ですね。
エスカレーターで4階の乗船口から乗り込みます。さらば九州!
三層にわたった吹き抜けが開放感があっていいですね。ってどことなく昨秋に新潟→小樽で乗った「あざれあ」に似ているなと思ったが似てて当然。建造したのは同じ造船所だし、阪九フェリーも新日本海フェリーも同じSNKライングループの会社です。国内最大級のフェリー会社グループですね。案内係にカードキーを見せると部屋は最上階という。最上階って通常なら特等以上の船室しかないよね。
デラックスシングルですがひとりで利用するには十分すぎる広さです。荷物を拡げると狭い気はしますけど、あとベッドの幅と。ですが名門大洋のファーストSよりは広いですね間違いなく。ちなみに倦怠の電波の入りは悉く悪いです。船内至る所にWifiのアンテナはあったが業務用なのかな、どこにもパスワードが書かれてない。
卓上には船内案内とアメニティー、浴衣の用意があり、洗面台も大きめです。バスタオルの用意はありませんしレンタルも行ってない様子。新日本海みたいに300円で貸してもよさそう。船内放送が入って、お風呂の営業を開始していること。レストランは出航後の営業開始なこと、案内所で焼き立てパンを販売していることなどが案内、出航10分前にデッキに出ます。
岸壁とを結んでいたロープが外されたところでした。
定刻より3分ほどフライングして新門司港を出航しました。泉大津に到着するのは明朝6時、12時間半の船旅です。ということで今回の九州は入りも出も海路となります。
船を180度回転させるので、右舷船尾では監視が立っていましたが、ほどなくしてスピーカーから「オッケーです」と聞こえたのを確認して戻ってゆきました。とにかく船というものは大勢の乗組員がいないと動かせない乗り物です。
隣にオーシャン東九フェリーが停泊していたけど、あれに乗って二晩かけて東京有明埠頭まで行くのだけは嫌だな。船内のサービスも必要最低限しかないし。
国内旅行ランキング
今回の旅の目的のひとつとして、久しぶりに長距離フェリーに乗ること!16時15分に小倉駅を出る送迎バスに乗って新門司港へ行き阪九フェリーの泉大津行きに乗って帰ります。
新門司から大阪方面となると大阪南港に向かう名門大洋フェリーと泉大津・神戸へ向かう阪九フェリーの二択となります。過去この区間を2回利用した時は名門大洋フェリー、レストランのバイキングががっつり系で酒のアテになるものも多くそれが選んでいた最たる理由なんですが、今般の「バイキング・ブッフェの自粛要請」が出てから中止。レストランではお茶付き1,000円の弁当のみの販売のみになってしまいました。弁当といっても船内レストラン厨房で作ったものをオーダーに合わせて詰めるだけだろうから、弁当と言わずに定食で販売したらと思うのですが、バイキング形式でしか営業してこなかったので使える皿がないのでしょうね。最近よく見る九枡皿でしたから。対して阪九フェリーはメニューは絞っているものの通常通りの営業を継続している。カフェテリア方式ですので。あとはダイヤが丁度いいことかな。名門大洋だと1便が17時、2便が19時50分と、2便に乗って帰ると自宅に着くのが12時頃になってしまう(ご多分に漏れず明日は夜勤)、17時は日田彦山線から間に合わない。だが阪九フェリーの泉大津行きなら17時半の出航で6時着、難波7時の名阪特急に乗れれば9時には自宅に帰れますから仮眠できます。
それで小倉駅からの無料連絡バスは16時15分発であまり時間が無く、少し余裕があれば小倉駅1階のスーパーで食べるものを仕入れることもできたのですが、バス乗り場から遠いし乗り遅れるとタクシーの世話になる。そのバスですが予想通りと言いましょうかガラガラ、この時期ならUSJに遊びに行く学生旅行とかが多く乗るイメージなのですが、USJはおろか船旅があのクルーズ船でイメージが悪くなってしまっているのでしょう、たったの4人です。途中門司駅に寄りますが乗って来たのは2人。無料連絡バスはこの便しかないので、恐らくですが徒歩乗船は6人のみの可能性が高いです。
16時40分に阪九フェリー乗り場に到着。泉大津行きと神戸行きで建物が分かれていますけど、神戸行きのターミナルって外観がどこか悪趣味な感じがする。対して泉大津行きはシンプル。そして今夜お世話になる船はコチラ。
「ひびき」です。Wikipediaによれば三菱重工業下関で建造され2015年に就航した、瀬戸内海エリアでは最大級のフェリー。15,897トンあって全長が195メートルもありますので、航行海域を考えたらまず揺れないでしょう。乗るのならなるべく新しいフェリーがいい、新しいと言えば神戸便に新造船「せっつ」が3月10日にデビューしたばっかりなんですが、生憎今夜のせっつは神戸発に充当。
インターネット予約で2割引きになり、予約時に情報を入力しているので乗船名簿の記入は必要ありません。さらに繁忙期を除いて当日カウンターでの決済に対応。今回はデラックスシングルを予約し、カードキーと乗船券を受け取ります。運賃は9,220円で名門大洋のファーストSは9,060円なので若干高い。とはいえ新幹線よりは安いし、夜行バスだって格安ツアーバス系だって6,000円くらいはしますので、ゆったり度ははるかに上だし、時間の余裕が許せばフェリー一択ですね。
エスカレーターで4階の乗船口から乗り込みます。さらば九州!
三層にわたった吹き抜けが開放感があっていいですね。ってどことなく昨秋に新潟→小樽で乗った「あざれあ」に似ているなと思ったが似てて当然。建造したのは同じ造船所だし、阪九フェリーも新日本海フェリーも同じSNKライングループの会社です。国内最大級のフェリー会社グループですね。案内係にカードキーを見せると部屋は最上階という。最上階って通常なら特等以上の船室しかないよね。
デラックスシングルですがひとりで利用するには十分すぎる広さです。荷物を拡げると狭い気はしますけど、あとベッドの幅と。ですが名門大洋のファーストSよりは広いですね間違いなく。ちなみに倦怠の電波の入りは悉く悪いです。船内至る所にWifiのアンテナはあったが業務用なのかな、どこにもパスワードが書かれてない。
卓上には船内案内とアメニティー、浴衣の用意があり、洗面台も大きめです。バスタオルの用意はありませんしレンタルも行ってない様子。新日本海みたいに300円で貸してもよさそう。船内放送が入って、お風呂の営業を開始していること。レストランは出航後の営業開始なこと、案内所で焼き立てパンを販売していることなどが案内、出航10分前にデッキに出ます。
岸壁とを結んでいたロープが外されたところでした。
定刻より3分ほどフライングして新門司港を出航しました。泉大津に到着するのは明朝6時、12時間半の船旅です。ということで今回の九州は入りも出も海路となります。
船を180度回転させるので、右舷船尾では監視が立っていましたが、ほどなくしてスピーカーから「オッケーです」と聞こえたのを確認して戻ってゆきました。とにかく船というものは大勢の乗組員がいないと動かせない乗り物です。
隣にオーシャン東九フェリーが停泊していたけど、あれに乗って二晩かけて東京有明埠頭まで行くのだけは嫌だな。船内のサービスも必要最低限しかないし。
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大阪へ安く行こうとすると小倉駅から夜行バスもありますし、値段も5,000円台であるけどどうしても窮屈。
ならば6,000円払えばフェリーの二段ベッドで寝られて、風呂にも入ったり海を見たり、とにかく好きなことができます。
福岡や大分の大学生が大阪に就活に行くのに往復フェリーで行くという人がニュースで紹介されたことがあり、
バスだと寝不足だが、フェリーなら横になれて風呂に入れるから身支度に問題ないからですって。
時間がかかるというのを聞いていましたが、
中はすごく快適そうですね。
お風呂もあるとは知りませんでした。
船の旅もいいものですね。