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思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

JR猪谷駅で地獄に光を見る!?

2015-12-21 20:52:26 | 2015年の旅行記
しばらくして高山駅に戻り待合室の駅弁屋で昼食の弁当の購入。と思ったが平日ゆえ品数が少ないし売られている商品も飛騨牛を使った”いかにも観光客向け”商品ばかりで幕の内系がひとつも無いんですな。飛騨牛しぐれ弁当は有名なようだが1,300円も昼間からは勿体ないなあ…。駅前にファミマが見えたので行けばよかったかもしれないが億劫になって12時丁度の猪谷行きに乗車。



こちらもロングシートのキハ25だが客は全部で15人ほどで一見して同業者と分かるのは5人くらいかな。うち2人は大学生くらいの女の子なんだが二人とも立派な一眼レフを提げていた。鉄子なのかなと思ったが列車の写真を撮るでもなく互いの顔をずっと撮りまくっていた。若い子の考えはよく分からん、ナルシストなのか?高山までよりは線路の規格が落ちたかなと思うが新型気動車はそれをカバーすべくかなり速く、高山~猪谷は50分から55分は特急でかかるが、各駅停車なのに67分。時刻表で杉原から猪谷が他より時間がかかるなと思ったら手前のトンネル内の場内信号で停車。JR西日本のキハ120が停車する1番ホームに誘導信号で入った。

猪谷は1面2線なので、もうひとつのホームは特急用に空けて置く必要があり、事実13時40分に名古屋行き〈ひだ14号〉が通るため。



昔の神岡鉄道のホームの跡地だが、JR東海の費用で整備して高山方面への折り返しに使えばいいのにって思う。



神岡鉄道のトンネルの坑口がぽっかり空いていた。

ちなみに今乗って来た列車は15時08分まで動かない。なのでエンジンを止めて鍵をかけて運転士が出て来たので休憩所へ行くのかと思ったが〈ひだ14号〉の運転をして戻るようだ。そして富山からの西日本の運転士は13時43分発富山行きに便乗して戻り、誰もいなくなったJR東海の車両には14時05分着〈ひだ7号〉の運転士が引き継いで戻るよう。なかなか面白い乗務員運用だと思う。こんな山中の無人駅で待っているよりいいのかも。



駅前に出てみるが商店は皆閉まっている。国道沿いに出ればコンビニがあるかと思ったがそんなものは…。やっぱり高山で1,300円でも駅弁を買っておけばよかったな、14時33分着の富山まで何も食べれないな。



神通川を渡った先になんと商店を発見!



地獄に光とはまさにこれだね(オーバー)。入ってみるといかにも田舎の個人商店って感じで子供の頃は近所にあったよなあという感じ。もともとは鮮魚店なのか刺身の盛り合わせが多く並んでいた。意外に安いが車内で食べるわけにも…。日が沈んでからならカップ酒と一緒にするかもしれないが。弁当類は見当たらないが(そんな需要は無いのだろう)菓子パンはいくつか。本当は近所の年寄が買うために仕入れたものかもしれないが今日のところは私の腹の中へ。レジ横におにぎりはあったのでそちらもひとつ。



助かりました。