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思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

博多→名古屋 深夜高速バス ロイヤルバス 乗車記

2016-08-11 11:14:30 | 2016年の旅行記
8月6日にヤフオクドームで試合を見たのち、翌7日は夜から仕事なので帰宅しますが、帰りはバスを利用することにしました。新幹線はEX-ICの早得でも14,500円するし飛行機も似たようなもの。最初は名鉄バスと西鉄バスの共同運行「どんたく号」に乗ろうと思いました。運賃は10,500円なんですが、この区間に格安バスが無いかなあ?と楽天トラベルを検索したらありました。ロイヤルバスという会社が運行しています。だけどこれだけ長距離を4列シートなら嫌だなあと思ってたら3列シートで9,000円とあり、さらに楽天トラベルが出している500円引きクーポンが使えたので8,500円。同じ3列バスで2,000円安いのならアリだと思い予約を決めました。

バスの乗り場は博多駅の筑紫口ですが、キャナルシティ博多に立ち寄るとあったのでそこから乗ります。博多駅より20分遅いので試合が長引いた時のことを考えての結果なんですが、交通の便を考えたら意味がなかったですね。



へー、こんなところに高速バスのバス停があるんだという印象。普段は観光バス用の駐車場として使われているようです。周りには誰もおらず乗車は私だけのようです。定刻は19時50分発ですが、市内の渋滞を受けたのかギリギリにバスが到着。名前を告げて乗りますと「お客さんは最前列の窓側です」。乗り込むと拍子抜けするくらいガラガラで全部で6人しか乗ってないかな?やっぱり名鉄バス・西鉄バスに比べたら知名度が劣りますからね。それにしても面白いバスでして、中央部を境に前が3列、後方が4列になっています。ほかの5人は全員4列シートなので3列シートの客は私だけ。どれだけ価格差があるか分かりませんがケチな人が多いんですねえ。面白いのは客層もそうで、大抵の格安バスの客は若者ばかりですが、このバスは私よりオッサンが2人ほど見える。夜行移動の難しい区間だから需要があるのかと思いたいですが、実は名古屋行き最終の新幹線は20時ちょうどなのでまだ日着できるんですね。やっぱりケチばっかりなのかも。人のことは言えませんが。

バスはほどなく福岡都市高速に入り20時15分頃に福岡ICから九州道へ。45分くらいに八幡ICから北九州都市高速に入り21時05分に小倉駅北口に。ここで6人乗りこんで12人に、何とも寂しい夜行バスだ。時間になって発車するかと思えば運転手に営業所から電話があって、交代運転手ともども話し合っている。「さっきそんな情報出ていたか?」などと。
「いま情報が入りまして、関門橋で車両火災があって通行止めになったようです。なのでこのバスは関門トンネル経由で下関から高速に入ります。つきましては相当の遅れが見込まれるかもしれません」
高速道路上で車両火災はただ事ではないが、私としては関門トンネルを抜けたことはないのでいい経験かも。運転席からは「ETC使えないから、個人的に立て替えておくしかないな」「いや、係員に渡せば使えるはずです」なとと会話が聞こえる。そして門司の料金所に行くと係員は見慣れないバスに動揺したのか運転手が「路線です」。料金は260円なので安いよなあ。その後は渋滞もなく本州へ、下関ICから中国道に入り「普段より10分程度の遅れです。22時になりましたので完全消灯します」と真っ暗に。完全に睡眠モードです。座席はすごく倒れてJRのグリーン車、いや飛行機のビジネスクラスかと思うほど。余談ながら乗車時におーいお茶のパックのサービスもあり至れり尽くせりだ。

バスは停車し、外を見ると宮島SA。ここで10分の休憩となる、もう少し休憩してほしいものだが遅れているのもあるが何とこのバス広島で客扱いがある。しかも乗車のみではなく乗降扱いというから驚かされる。バスは高速を一旦降りて広島駅に0時15分、車内は明るくなり「広島でお降りの方は忘れ物ないよう」とアナウンス。こりゃあ熟睡できないバスだね。肝心の下車客ですが終電も終わった時間なのに

3人も降りた!!

うち2人は小倉から乗った人。博多・小倉→広島は4列席のみで2,500円ということなので最安の交通機関だからかな。そして入れ替わりになんと20人は乗ってきてほぼ満席。ということはこのバスの博多~広島はオマケみたいなものでメインは広島~名古屋ということですね。確かに名古屋まで6時間余りだと丁度いいダイヤと言えるでしょう。隣の空席には汗臭いオッサンが座り、やっぱり年齢層の高い夜行バスだ。0時30分に再び走り出し、名古屋着は6時50分」。途中龍野西SAと大山田PAで休憩停車を行うとアナウンスをして再び消灯。だけど後方の席で喋っている女2人がいて煩い。気になって仕方ない、マナーを知らんのかと思った。

その後龍野西の休憩も知らず熟睡できたようで「おはようございます。ただいま大山田です」のアナウンスで目を覚ます。「こちらで洗顔など身支度をお済ませください」とあるが私は帰宅するのみなので降りない。バスは定刻より20分早く6時半に名古屋ささじまライブ終点に到着しました。



11時間にも及ぶ乗車時間でしたが3列シートでリクライニングもしっかり倒せたので疲れませんでした。これはアリかも。