思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

子供の頃にあった懐かしい味噌ラーメンの味 ラーメン寶龍敦賀店 金崎宮に参拝

2022-06-20 06:54:55 | 2022年の旅行記(国内旅行)
敦賀港駅にはランプ小屋が残されていて解放されていました。



当時の日本に製油技術は無かったので灯油はすべてアメリカからの輸入品、5ガロン缶を2缶ずつ木箱に詰めたものが横浜や神戸に入って来てたという。





昔の機関車の標識はこのように保管管理されていたんですね。ましてや無線のない時代、どの列車かを知らせる必要もあったと。時速30キロくらいでしょうからことがたりたんですね。



拡散しろ!って書いてあるので紹介させていただきました。





ランプ小屋の先には石段が延びており金崎宮。旧社格は官幣中社で現在は別表神社。ご祭神は恒良親王と尊良親王となっています、南北朝の時代にあった金ケ崎の戦いの舞台とのことで大河ドラマ「功名が辻」「利家とまつ」がどうのとかいう表示もあった。「いだてん」以来見てないなあ。世間はいだてんは駄作で時代劇こそ大河!と主張するだろうが私はそんなこと思っていません。



この先の旅の道中の無事と、日本ハムが勝てるようにと。実はパリーグって1位から最下位までたった11.5ゲーム差くらいしかないので一度は消滅した自力優勝も復活しているんですね、それに4位くらいまでは上がっても別に不思議ではないゲーム差。



立派な能舞台ですね。社務所で御朱印を書いていただきます。いまの時代に合わせたような各種書置きもありますが、御朱印帳に書いていただけるごく当たり前の御朱印がいいのです。





敦賀駅の巨大さがわかるような思いでした。そろそろバスが来るので階段を下ります、さっきのバスが金崎宮にも停車するんですね、平日だから運行本数が少ない。



ナイスタイミング!先客は2人いたものの赤レンガ倉庫で下車、以降貸し切り乗ってきません。気比の松原の中と景色のよいエリアを進みます、お魚通りというエリアでは食堂が何軒か見えるものの敦賀でずっと気になっている店があるんです。終点の敦賀駅まで乗りとおして徒歩3分くらい。



ラーメン寶龍、どさん子ラーメンに匹敵するような一時期は大量に店があったフランチャイズのラーメン店。

とにかく子供の頃、30年くらいまではどんな田舎町にも1軒はあってもおかしくない状態にまで多かった、本店は札幌すすきので駅前通りに面した店で老舗でそれなりに人気はあるが、最近の流行りのタイプではないので勢いはなくなった。とにかく昔風の味噌ラーメンを提供します。ここのFC契約はハードル低いのでしょう、脱サラや主婦の副業のような小さな店舗が一時期の北海道では増えた。実家の近くにもあった、10年以上は営業してたので安定していたと思うんですが。

ちなみに現在でも新規FCオーナーを募集してて、公式サイトには加盟料が北海道30万円、道外は50万円でロイヤリティーは月にたったの1万円だけと、これに指定の麺やたれを仕入れるということなのかな。これなら主婦の副業でもやれるだろうな。いまから20年以上前に道南の南茅部か砂原あたりで見つけたラーメン寶龍はあまりに小さい店で先客おらずオバサン1人でやってて、時々幼稚園くらいの子供が出てきて後ろで遊んでいるような店だった。あと、十勝の清水町にある店は評価が高いみたいですね。

店内は12時になったというのに先客はゼロ、婆さんがひとりでやっている店で「いらっしゃい」と小声で元気ない。メニューを見ると高いな…、味噌ラーメンは850円で大盛りなら300円アップとありアップ率が高すぎでは、野菜てんこ盛りが出てくるならいいけども。ほかに炒飯メニューはあるようだがレパートリーは広くない、まあひとりであれもこれもは無理だろう。味噌ラーメンを頼みます。そしてほかの客がぱらぱらと入って来て4人くらいになったほかの2人は味噌でもう一人は塩で。

店内見渡すと色あせた芸能人の来店写真が多数。これはどこの寶龍行ってもあるもので、すすきの本店に来店し食べているところを1枚撮影して、それを焼増して全店舗に配布したもの。あまりに昔の話題になった頃の若い写真やいまでは故人ばかり。

しかし敦賀店の手際を見ているとイライラするほど遅い、というのも私が入店してからほかの客が来るまで5分近く開いていたが、材料の用意をするものの作ろうとせず、ぎりぎりまで待ってほかの客とまとめて作ろうというのが見え見え。手際もちょっとな、味噌なので中華鍋でもやしを炒めてそこにスープを入れて味噌を入れて味を調えますが、もやしをさっと炒めたのはいいとしてスープでずっと煮込んでいる。シャキシャキ感がゼロだなこれ。でもまだ麺は茹でない、中華鍋の火を弱くする。スープの寸胴に沈んでいる肉を救い上げてカットを始める。ということは焼き豚でも煮豚でもなくゆで豚だな。旨味はスープに移っちゃってさ。ここで麺をようやくゆで始めるが、麺茹ではかご網使っているのにわざわざいくつか容器並べて1玉ずつ小分けして(市販の麺だから別れている)、それを網に投入している。計っていたわけでもないしやる意味が分からない。



ということで入店から提供まで20分近くかかった味噌ラーメン、急いでいるときには使えない店だなココ。具は炒めた(煮込んだ)もやし少々、玉ねぎも入っているのかな。ゆで豚2切れに(味付けしてもいないからチャーシューとは呼べない)きくらげ少々。きくらげはいいアクセントなんだよね。でも味は悪くない、良くも悪くも懐かしい札幌味噌ラーメンで本店の味の再現には忠実的だとは感じた。ただしとにかく時間かかる、5分以上あとの客と同じタイミングで提供されると気分いいものではないし、駅前なのに電車の時間があるときには使えない店だな。それとこのチャーシューとは呼べないゆで豚だね、ぱさぱさで味がしないのは寂しい。味付ける手間省いてどうするよと思うが、婆さんにそこまでオペレーションがないか。これで850円は物価高の現在でも高くて、せいぜい700円台でしょう。ましてや大盛り300円アップは論外で、あとから来たひとが味噌の大盛り頼んでいたが、丼が大きくなって麺が増えるだけで、もやしがてんこもりになるわけでもなく。



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