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思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

網走→旭川 特別快速大雪号乗車記 その2 トンネル入ると真っ暗です

2025-04-08 07:02:05 | 2025年の旅行記(国内旅行)
特快大雪号は常紋峠を越えて軽やかに。生田原では乗降なしで遠軽へ。





ここでは7~8人乗車があり、車内は2両で40人そこそこにはなったが、観光バス1台で運べる程度しか乗客がいない。特急から快速に変わると特急料金ぶん安くなるけども、実はこのあたりだとあまり恩恵がない。



いままで特急大雪にはえきねっと割引で半額以下に割り引いてたこともあり、遠軽から旭川まで55%引き2,440円。網走からだと50%になるが4,440円で特急に乗れた。だが普通運賃は遠軽からは3,080円、網走は5,940円と逆転現象が発生していて実は値上げなのだ。情弱は別にして。



だからなのか丸瀬布で〈オホーツク1号〉と行き違いとなったが、1両増結で4両編成でもあらかた埋まっているように見えた。とくに特急にも乗れるフリーきっぷ持っているならあっちに乗るよね。もしこの列車を育てるなら、乗車券タイプの割引切符を設定すべき。丸瀬布も白滝も増減なし。このあたりは瀬戸瀬以外はすべて停車するが、小さな駅が無くなった結果である。車窓はどんどん雪深くはなってゆくが降っておらず、大雪吹雪のための予防的運休は過剰反応、空振りに思える。裏を返せばシェアが低下しているので運休にしても影響がそれほど多くないということ。昔の映画などに「田舎の父親が危篤なんです、早く動きませんか」と長距離列車がどこかで足止めになり車掌に訴えるシーンもあったりするが、そんな人はまず乗らないのです。

列車は石北トンネルへ入れば一安心、上越信号場を過ぎてあとは下りになるばかりと。そしたら
「ただいま車両不具合が発生しました」
とアナウンス。え、なにが?と思うと前の車両が車内真っ暗。関西の私鉄で地下から地上に出ると車内灯は消灯するがその逆じゃないか。上越信号場に緊急停車し運転士は指令に無線連絡。



上越信号場は昭和50年に駅から信号場に降格され、昭和58年にCTC化されて原則は無人ですが、保線の詰所として活用されており、冬季は常駐していると聞いた事があるが誰もいない様子。2013年3月に特快きたみに乗った時に雪の多さに前へ進めなくなって立ち往生したことがあるんですが、その際は5人くらいが除雪作業をしてたので。その時は一度バックをして加速付けてなんとか吹き溜まりを越えることができました。
「車内、一旦電源を落とします」
エンジンを切ると静寂。3分ほど待って再起動するとなんのこともなく車内灯は点いた。この車両は電気式の気動車なので再起動なんですね、パソコンと一緒で。15分ほど遅れて発車し上川から先は飛ばすようになり車両も飛び跳ねる感じだけど、制限95キロぎりぎりで実は1分くらいしか短縮してない。普段から爆走しているんだな。



旭川に到着したのは12時06分、「12時丁度のライラックへお乗換予定の方、お手数ですが改札口へ、指定席特急券を差し替え致します」数分だけど見切って発車しちゃったのか。



発行替えするのか、特急券そのままで0円の指のみ券で新たな指定席なのかわからないけど、10人もいなかったですね。それで感想ですが、網走から4時間ほどで旭川に来られたのは青春18や北海道&東日本パス利用者からは福音。そして腰はちっともいわしませんでしたね。

昼食はやっぱりラーメンかなあ?




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