思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

函館駅前 津軽屋食堂 親子丼を食す

2016-01-20 14:27:17 | 2016年の旅行記
フェリーは定刻に寸分たがわず函館港に到着しました。ボーディングブリッジを抜けて下船すると10人近い人が先ほどの背広3人組を迎えに来て名刺交換が始まった。どういう人たちなのか少々気になります。



函館は快晴です。なので放射冷却で寒い。



1番バーツには「ナッチャンWORLD」が係留中。もうそろそろどうにかしないといけないように思うんですが、買い手などつかないんでしょうね。でも、もし新幹線に対抗して再就航したらいい勝負になるかも。青春18は蟹田・奥津軽いまべつ・木古内と3度も乗り換えしなくてはなりませんし。以前なら七重浜まで歩いてJRに乗るか、国道227号に出てバスを拾うしかなかったが、14時10分に函館駅方面行き帝産バスがありましたので乗車。徒歩客はほぼ全員乗ったんじゃなかろうか。所要時間20分となっていたが道路状況が良く15分で函館駅へ。





なんだか雰囲気が違うんだよなあ…。まずアーケードはすべて取り払われているうえで、駅前の和光は解体されてマンションになるようだ。昔は棒二森屋・彩華デパートと合わせて函館三大デパートでした。駅前地区の衰退はいまに始まったことではないが。

さて昼食にするがなにを食べようか、カリフォルニアベイビーのシスコライスもいいが電車に乗らないと行けない(歩くのはさすがに遠い)。ラーメンもいいなあ、星龍軒は準備中の時間かなあ?星龍軒は当地に住んでいた頃勤務していた会社の上司が店主と高校の同級生とのことで連れて行ってもらったのが初めて。でもラーメン喰わずに中華料理を。定休日に特別に開けてもらって夜に宴会をしたんです。中華もなかなか旨かったです。

もいちど海鮮なら函館朝市の食堂もあるけど、朝市はあまりに観光地すぎて嫌いなので自由市場に向かいましょう。あそこの食堂も有名店乍らそれほど高くないし。というわけで向かう途中なんですが



なんだか雰囲気いい食堂を発見!駅からも徒歩3分くらいで駅前食堂の範疇でしょう。映画「喜劇駅前食堂」で伴淳三郎や森繁久彌とかが出てきそうな感じで(ってそんな映画有りません。ありそうな錯覚は覚えますが)。



メニューが外に向けて貼ってあるが結露で見えない。でも値段が安いのが分かるので入ってみるか。店内は意外広くカウンター席では集金鞄を持ったオヤジがご飯と汁物だけで食事しており、奥の卓では昼酒を楽しんでいる御仁もいる。入口のケースにはおかずが入っているけど時間が遅いから少ない。カスベの煮つけでもあったら最高だけど無かったので親子丼を頼んで着席します。10分ほど待って出てきました。



見た目はまるで専門店の様なとろとろの親子丼ですよ。場所柄卵に火が入り過ぎたぽろぽろとした親子丼が出てくると想像していただけに驚いた。味噌汁は無いのか、って品書きに70円とあるから別なんですねえ。頼もうかと思ったが二度手間になるし、渋い番茶があれば食事できます。卓上には醤油と一味だけがあったので一味をふりかけて食べてみた。出汁はかなり甘目ですねえ。北海道だし「キッコーマン めんみ」を使っているような感じもするが慣れ親しんだ味なので大好きです。その汁具合も丁度よく御飯に絡んでいる。ただ青味があしらわれていたら最高なんですが。青ネギはどうかと思うけど。これで570円なのはかなりの奇跡です。

このような表現は大変嫌いなんですけど、この言葉しか思いつきませんでした。
「ほっこりした気持ち人させる親子丼」

大衆食堂は奥が深いなあ。

津軽屋食堂定食・食堂 / 函館駅前駅松風町駅函館駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3