サミット川越藤間店、ローソンなど
2月27日に開店したサミット川越藤間店(埼玉県川越市)が「高齢者対応」(日経MJ新聞2月18日)と知り、3月1日(日曜)に訪ねた。
単身者や2人家族にも便利な売場
「揚げ物なし弁当」はシニア向け
シニア層の多い商圏は増えている筈
増えるシニア層に具体的に応えよ
客への対応か店の合理化優先か
*以上、小見出しのみ。
この全文は、HCI会員専用ブログに掲載します。
サミット川越藤間店、ローソンなど
2月27日に開店したサミット川越藤間店(埼玉県川越市)が「高齢者対応」(日経MJ新聞2月18日)と知り、3月1日(日曜)に訪ねた。
単身者や2人家族にも便利な売場
「揚げ物なし弁当」はシニア向け
シニア層の多い商圏は増えている筈
増えるシニア層に具体的に応えよ
客への対応か店の合理化優先か
*以上、小見出しのみ。
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進み始めたカートの軽量化
シニア層や女性、弱者を集客する条件
私は数年前から、ヨーロッパのスーパーマーケット(SM)やホームセンター(フランスのルロイ・メルラン)が小型のプラスチック製カートで軽量化していることを報告した。
これが昨年、都内渋谷区代官山町に開店したイータリー(EATALY:イタリアの食材専門店)に登場したことも報告した。
同様に軽量化したカートは、ローソンストア100鮫洲店(都内品川区)で、そしてセリア守谷店(茨城県守谷市)で見た。この2店のカートは、上に乗せるカゴが従来よりも小型であり、したがってカートも小型である。
一方、カゴは従来通りだが、カートを白いパイプ(アルミ製のようだ)にして軽量化した例を、ユニモちはら台(千葉県市原市)内のヤオコーと、ベイシアいせさきモール店(群馬県伊勢崎市)で見た。
ベイシアは、大きなカートと普通サイズのカートを併用しているが、これに、普通サイズのアルミ製を加え、3種類が店の入口に配置されている。
経営者や店の人間が健常者で屈強であればあるほど、カゴやカートの軽量化の必要性は感じない。しかし弱者である女性やシニア層にとっては、少ししか買い物しないのに大きなカートを押して歩くのは辛いことだ。
身体弱者の立場に立ってカゴやカートを軽量化すれば、ローソンストア100のように、シニア層(40歳代以上)が客数の4割に達する可能性も出てくる。
IKEA新三郷(埼玉県三郷市新三郷ららシティ)は1月15日(木)から、99円モーニングプレートの提供を開始する。
提供時間は午前9:30~11:00、2階のイケア・レストラン。メニューはウィンナー、ベジタブルミックス、オムレツ。
イケアのモーニングプレートは、1階出口近くのビストロ(ファストフード)で人気の100円ホットドッグや50円ソフトクリーム同様、驚くほどの低価格メニュー。
低価格メニューは、創業者のカンプラード氏が非常に重視してスウェーデンの店から始めたもの。
したがって、低価格メニユーは世界各国で朝からの来店客を吸引。日本国内のIKEAストアも同様に、朝からの来店客が食事をしながら、店内で買い物を楽しんでいる。
各IKEAストア同様に新三郷でも、11:00までに行って99円モーニングプレートを試すことを推奨する。
食の安全を確保する基準守る
なお同メニューについてIKEAは、「IKEAグループが独自に定める食の安全確保の基準を満たした食材、食品のみを徹底的な賞味期限の管理のもと、提供しています」と公表している。
①最短の輸送経路により調達された食材、
②抗生物質の不使用の食材、
③ホルモン剤の不使用の食材、
④肉骨粉を与えていない食肉、
⑤非遺伝子組み換え食材のみの使用。(会田玲二)
売上げを左右する些細な事(ディーテイル)に留意しよう
昔から「Retail is detail:小売業はきめ細かい」と言われる。未曾有の経済危機で消費が急速に縮小する今、些細な事でも軽視せず、ひたすら顧客の不満足を買わないように留意したい。
そのために、売場で買い物した中で私の気が付いた事を挙げて、売場関係者の注意を喚起したい。
バケツは催事売場にしかなかった
説明写真が実際とは違うので買う自信を失った
*以上、小見出しのみ。
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また、「HCI経営月報」091月号に掲載します。
消費危機で延べ払い方法に苦慮
年末商戦にかけてアメリカの小売店が、先に廃止したレイアウエイ(手付金で商品を預かる制度)を復活した。(NHKテレビ報道による)
ウォルマートやKマートなど(ターゲットは除く)は最近まで、支払い余裕のない顧客のためにレイアウエイ(Layaway)制度を採用していた。
しかしその後、低所得層にもクレジットカードが普及してレイアウエイの必要がなくなり、この制度は姿を消した。
ところがテレビ報道によると、低所得層のカード利用限度額が引き下げられ、年末の買物に支障を来たす事態となった。
そこで一部の小売店は、かつてのレイアウエイを復活させることになったという。
「現金だけ受け付ける」で良いか?
延べ払いの工夫が需要を創造する
日本のホームセンター(HC)などでも、まとまった金額の買物には、「ボーナス払い」や「収穫払い」制度を取る例がある。
また、クレジットカード払いを受け付ける店は、今では普通になった。
しかしこの中で、「現金しか受け付けない」スーパーマーケット(SM)などがある。
今後は、家計をやり繰りしながらクレジットカードを利用したり、何らかの延べ払いを利用したりする家庭が、増えるに違いない。
特にまとまった金額の買物の場合は、「現金だけ」では消費が逃げてしまう可能性がある。
アメリカのレイアウエイ復活は、支払い方法の工夫の重要性を示していると思う。(会田玲二)