こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

稲刈り

2022年09月16日 12時11分13秒 | 日記
今日も暑い。
しかし季節の進みは待ったなし。
家の周りの田んぼが騒がしい。
コンバインが走り回り、
稲刈りの真っ最中なのだ。
今でこそ機械中心の作業だが、
私が米作りをやっていた時の前半は、
昔ながらの手作業中心だった。
鎌で刈りワラで束ね稲木にかけて天日にて干す。
そして稲こきに、脱穀と進む行程だった。
終始はしかい作業に閉口した記憶がある。
しかし、子供らは元気。
どんなお手伝い作業も遊びにしてしまう天才たちだった。
親は叱って見せるが、
内心は子供のお手伝いの姿に、
幸せを感じていたのは間違いない。

家の真横にある田んぼ、
コンバインの音がマックスだ。
同じうるささでも、
子供たちの嬌声や歓声が懐かしい限りだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

優しさを見つけちゃったぞ

2022年09月15日 11時55分53秒 | 日記
暑さが続く中、
畑仕事も早朝か、陽が落ち際に限定。
あいまに見回る裏庭も、雑草に見舞われていた。
草刈りをする前に、
石や小枝などの邪魔者を撤去するために見回った。
庭の一隅に犬の陶器像が転がっていた。
急いで起こしてやると、
(ありがとう、思い出してくれて)
そういってくれた。(幻想幻想。苦笑)
晒されて真っ白になっているが、
もとは愛くるしい色合いと雰囲気を保った置物だった。
「モモもトトもタロも……みんなを見守ってください」
集う家族を代表して長男が言葉を贈った。
据えられた像は、慰霊の像だった。
庭の一部には、
子供たちが慈しみ世話したペットたちが眠っている。
ハムスターのちょびが最初だった。
「天国にいってください」
今では想像もつかない純真無垢な幼子だった娘が手を合わせた。(笑)

亡骸はなくても、
ペットたちの魂はそこに眠っている。
時々、子供の誰彼が手を合わせているのを見かけたものだ。

褪せてしまった犬の像は慰霊のために子供たちが相談して、
小遣いを出し合って買ってきたものだ。
もう30年近く、庭の一隅で、
4人の子供たちの成長を見届けててくれたことになる。

周囲の雑草を抜いて据え直した犬の像に手を合わせた。
(ありがとうな。みんなこの家から巣立っちゃったたけれど、
見守ってやってね)
わたしが殊勝な心を取り戻したのは、いつ以来かな。
自然と笑顔になっている自分がそこにいた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑いときは無理しません

2022年09月14日 11時13分31秒 | 日記
朝早く涼しいうちにと畑へ。
ミニ管理機を使って耕すつもりが、
回転軸の止めピンが外れたのか、
爪をつけたまま落ちた。
仕方ないので、
他の種まきや苗の移植などにかかった。
9時を過ぎたころから暑さが酷くなった。
日差しもきついので、早々に畑を後にした。
帰宅しても体が重い。
気怠さもあって、
例によって、ナマケモノになるしかない。
パソコンに向かったが、手は止まったまま。
頭は何も浮かばない始末。
仕方がないので、昔のまんが葉書をピックアップ。
今日もお茶を濁す羽目に。
少し休んだ方ががいいとは思っても、
やすんだらズブズブッと、
行きそうな不安がある。
ところできょうは「根日女運営会議」がある。
これまた休んだら負けよである。(笑い)
企画を用意しなければと、
ちょっと焦り気味である。
まあ毎度のことではあるけれど、
土壇場には、
なにかアイデアが浮かぶものだが、
夏バテ状態の今は無理かなあ。(苦笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

収穫の季節

2022年09月12日 04時22分26秒 | 日記
昨夜sora加西へ。
観月会ということで出向いたのですが、
時間のせいか、月は見れず、
残念な思いで帰宅、
家のベランダーから、観月会のやり直し。
綺麗で感激しました。
自然相手のイベントは難しいものですね。

昼間は畑に管理機を入れて作業を始めたのですが、
驚くほどの暑さに音を上げてしまいました。

日陰に逃げ込んで、
日が落ちるのを待ちました。
目の前に広がる田んぼが色づいています。
収穫がちかづいているんですね。

子供たちが全員家にいたころ、
米作りをやっていたのですが、
収穫時は一家勢ぞろいが当たり前でした。
カマを使った手刈りで、
刈った稲は稲わらを使って束ねるなど、
子供といえども強力な助っ人でした。
それに何より、
子供たちと収穫の喜びを味わう機会を、
大事にしたいとの思いからでした。
子どもたちの表情を見ていると、
子供らなりに感じるところがあったようでした。
感動の一種だったんでしょうか。

田舎に育った子供たちは、
今はみんな町に住んでいます。
あの収穫を通じた感動(?)を、
忘れずにいてくれるよう望んでやまない親心です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海は広いな~♪遠すぎるな~♪

2022年09月11日 10時22分12秒 | 日記
きのう深夜、目が冴えて眠れない。
そこでキッチンへ。
作り置きの、
カレー、プリン、ピーマン葉佃煮を調理。
やっと日常を取り戻せたかな。

lineに孫の写真が入ってきた。
プールで遊ぶ元気な姿。
実は娘婿、学生時代は水泳部。
孫らも水泳教室に通っている。
ちなみに娘は泳げない。
父親の私と同じと言いたいが、
娘は木槌、
私はハンマー、それぐらいの差がある。
小学校にプールがあったかないかで、
かくも違いが生まれるのかも知れないなあ。(情けない言い訳。苦笑)
泳げない父親は、夏を迎えると大変だった。
「おとうさん海水パンツもってないや」
子供らだから通用する苦肉の弁解。
海に出かけたときは、
海のなかではしゃぐ家族を、
砂浜で眺めていたものだ。

もちろん、いまもハンマー、いやカナトコと化した私、
水辺を避け続けているのだ。(笑い)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お手伝いの記憶はいまも

2022年09月10日 10時29分38秒 | 日記
きのうは、
管理機でたてた畝に、
草マルチで覆った。
乾燥した雑草を運ぶのも。
結構大変である。
今回ばかりは、
源ちゃんお留守番。
草マルチは格好の遊びグッズ。
仕事にならないのが予測できるからだ。

お手伝いといえば、
子供たちが小さいとき、
何かにつけて駆り出したものだ。
「暑いのにバケツリレーやんか。あれは子供の虐待やんか」
長男が思い出して、今更のブツブツ。
ただ締めくくりに、
「あれ、ええ体験やったわ。結構楽しかったんちゃうか、子供やもんな」
ちゃんと救いの手を差し伸べてくれる。(苦笑)
気の優しいのは、親譲りもあるが、
案外幼い頃の家族助け合っての思い出の日々が影響しているのかも。
親子一緒に汗を流すなんて、
今では滅多に見られなくなってしまったよなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巣立った4人の子らがくれた日々⑥

2022年09月09日 02時55分34秒 | 日記
きのうは草刈りの続き。
終わった後は、雑草を集めて積み上げた。
雑草は有機栽培に活用する予定。
畑に数か所の山が積みあがった。
作業中、源ちゃんが時々ちょっかいを出す。
畑ドッグランを走り回っていても、
いつの間にか傍にいる。
相手をしない訳にもいかないが、
顔を見せるたびにやっていては時間が無くなる。
(許せ!源ちゃん)である。

きょうの、巣立った子供の思い出話は、
末娘の幼稚園時代、
父親参観のひとコマが忘れられない。
感動話ではない。恥かき話である。
「おとうさんにお子さんの自慢話をして貰います。
お名前を呼びますので順番に起立でお願いします」
幼稚園の先生の指名で、
次々と各お父さんの子供自慢が始まった。
ところで、私の場合、最も苦手とする人前での話し。
今では誰とも話せるし、
時には冗談を交えることもできるようになったが、
小さい頃は極度の人見知り。
人前に出ると、金縛り(緊張しすぎ)にあうと同時に、
言葉が出なくなり、真っ赤になって俯いてしまうぐらい酷かった。
それを修正してくれたのが演劇だった。(出会いに感謝している)
とはいえスムーズに喋れるのは舞台の上。
脚本のセリフだと、人見知りの範疇に入らなかった。
プライベートになると、
やはりモジモジ「ウ、ウ、ウ、ウッ」
芝居も40年近く続けていると、そんなことはなくなったが。

さて幼稚園の行事に戻ると、
次々指名が進み、父親の子褒めが飛び交った。
実は私め、自分の番が来た時のために、
言いたいことをまとめてブツブツ予習(?)していたのだ。
ところがいつまでも指名されない。(こりゃどないなっとるんや?)気が気でない。
とうとう呼ばれなかった。先生も間違うのだ。
しかし、私はそれでも名乗り出ず、ジーッと我慢の子を決め込んでいた。
恥ずかしい話、これが人見知りの名残りだった。
横にいる娘が必死に訴えかけるが、実に控え目。(父に似たのか、或いは諦めか)
結局、娘の友達が「先生、Sちゃんとこまだやん」で解決となった。

こんな不器用な父親に育てられた子供たちを、今は不憫に思っている父親なのだ。(ごめんな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巣立った4人の子らがくれた日々④

2022年09月07日 02時41分38秒 | 日記
深夜2時。
いつものおひとりさまクッキングを復活。
子供ロスも快癒(?)近しである。
そろそろ芽が気になるジャガイモを使ったコロッケと、
カボチャ煮、プリンの3品。
コロッケのパン粉付けは後日にして、
ネタの成型まで。
明日パン粉をつけて冷凍するつもりだ。
しかし、家族二人だと多くも出来ず物足りない。
まず気分が乗らないのがきつい。
1週間前までは末娘が家にいて、
結構作り甲斐があったのに、
気持ちの持ちよう次第なのだろうな。

昨日に続くのは、その末娘の話。
最初に授かった長女とは10以上離れている。
演劇を通じて結婚に至った私と妻は文科系といっていい。
その子供なのに、上の3人は体育系。
高校時代、長女は陸上部、長男はバレーボール部、次男はサッカー部。
会話の接点があまりない親子関係に、
ちょっと失望気味のところに、
末娘は弦楽器を進んで学び始めた。
高校は音楽科で弦楽器専科。
いやあ、嬉しかったなあ。

取り合えず、その話は置いといてっと。
彼女の小さいときは、
何と「ダンゴムシ」が大好きな子だった。
「ほら可愛いでしょ」
と鼻先に突き付けられたときは、本当に困ってしまった。
彼女は生まれたときから私が育児を引き受けた。
共稼ぎで、私は夜間専従の仕事。
仕事があけると、仕事に出かける妻とバトンタッチ。
眠くても、夕方までは育児に責任があり、翻弄されっぱなし。
哺乳、おむつ替え、胸の上で昼寝をさせたり……。
大きくなると、
近辺の公園を二人で網羅したものだ。
お金の要らない滝野の中央公園、稲美の自然公園等々、
娘のために車を飛ばした。
ザリガニや水生の虫の捕獲に夢中の彼女を見守りながら、
コックリコックリなんてこともあったっけ。(危なかったなあ)
今思えば、よくぞ無事に育ってくれたと思う。

その彼女が結婚して家を出てから、
私のロスが始まったのである。

台風一過でロスも一緒に解消と行きたいところ。
まあ焦らずにじっくり行くしかないのですが。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巣立った4人の子らがくれた日々③

2022年09月06日 12時27分19秒 | 日記
台風による風が吹き荒れている。
被害が心配でも、どうしようもない。
この後雨が来れば、考えたくもない。
きのうは台風が車にと、
ミニ管理機で畑の畝づくり。
まず雑草の始末におわれた。
時々強い風が吹くので、暑さはかなり防げた。
草の根や残骸(?)が管理機の爪に絡みつく。
雑草の厄介さは、荘簡単なものではない。
爪に絡みつくのを取り除けながらの作業、
予定以上の時間がかかったが、
何とか5本の畝完了。(ホッ)

きのうの続き。
次男は長男から7年目に授かった。
彼だけが父親と同じB型。
他の三人の子供たちは母親と同じAB型。
やっぱりというか、次男は父親に似た性格に育った。(苦笑)

彼の場合は、
生まれてすぐアトピー症状が。
額を覆うアトピーは血が滲むほど。
通院したが、症状は一向に改善しない。
当時経営の喫茶店は上向きで、
客回転率も驚くほどになっていた。
しかし、それがネックになった。
実は次男は喫茶店で育てていた。
上の二人は田舎の母が世話をしてくれていたが、
3人はきついということで、
子連れ商売を余儀なくされていた。
赤ん坊の彼を棚に寝かせ、
懸命に働いたものだった。
常連さんに可愛がられる存在になったものの、
喫茶店という商売、いつも煙草の煙が充満という中。
アトピーの次男には最悪の環境だった。
妻と相談のうえ、思い切って「禁煙喫茶店」という暴挙(?)に。
播磨では珍しく、朝日新聞をはじめとした新聞ネタになりはしたが、
1年後の行き詰まり、店を諦めることに。
後日の顛末は置いといて、
田舎に戻って育てた次男、
嘘みたいにアトピー症状の軽減が見られた。
ただ、次男は山野を駆けめぐり遊んだせいか、
運動能力は父親の想像を超えた。(父親は運動が大の苦手。笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巣立った4人の子らがくれた日々②

2022年09月05日 03時08分07秒 | 日記
きのう「CODATE293cafede」で食事。
先日の娘の結婚を祝う貸し切りパーティで、
丁寧で配慮の行き届いた料理とサービスを提供して頂いたので、
そのお礼の意味も込めて、
娘夫婦と出向いた。
ビップルームでの会食となったが、
料理はやはり絶品。
今回は、チキンステーキ、チキンカレー、
そしてローストビフが主菜のサらだに、
240gのフィレステーキと各自各様のオーダーだったが、
文句のないスタッフの対応と料理の出来上がりに、
家族一同大満足である。
オーナーの笑顔の対応に送られて満足の退店。
しかし加西にこんな店があったのに、
感謝感激するばかりだ。

きのうに続く、
子供の思い出は長男である。長女とは年子になる。
ところで出産に立ち会った私に告げられたのは、
赤ん坊の首にへその緒が巻き付いた状態で生まれたこと。
暫く泣く気配もなかったのである。。
顔はチアノーゼ症状がもろに出て青紫色、
しばらく医療スタッフが慌てる姿を前に、
不安に襲われながら、待機していたものだ。
出産で異常に遭遇した彼だったが、
嘘みたいに順調な生育をみせてくれた。

彼の幼稚園時代、
送り迎えは私の担当。
片道45分ほどの登園路を父と子は歩いた。
途中しょっちゅう道草を食ったものだ。
草花を摘み、虫を観察、
道端のお地蔵さんを見つけると、
一緒に手を合わせたのもいい思い出。
そんな彼が今コロナに翻弄されている。
何とか切り抜けてくれと願うしかできない父は、
彼の近況をハラハラしながら見守っている。(ガンバレよ!俺の大事な息子)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする