⑧Epilogue
“NYで探るコレクティブルズの歴史”特集は今日で最終回です。
そして、、クロイスターズ美術館*へとようやく帰って参りました。(笑)
数あるアメリカのコレクティブルズの奥深い話を語るなら、、、
どうしても、、その国の文化を知ることも時には大切。
それが、、今回の一連の流れの中で辿り着きたかった、私にとっての「答え」。
私のアメリカでの収集歴のはじまりでもある、、ブドウ柄も、
まさにその文化の一つかと・・・。
そして、、、クロイスターズ美術館にあるいつくかの聖母子像。
その中に、聖母マリアがブドウを手にしている彫刻があります。
聖母マリアが手に持つそのブドウが意味するものは、、、
イエス・キリストのPASSION/パッション(ここでは“受難”の意味)。
これも一つの所謂『暗示』。
また時にフルーツは、ブドウを含め『収穫』の象徴にも使われるのですが(勿論
聖書の一説に由来)、フルーツ柄も西洋では沢山みかけるモチーフですよね。
(ファイヤーキングの中で思い浮かべるなら、ゲイ・ファド工房のシリーズとか)
勿論、、それぞれの物や植物たちが持つ意味も、ここで取り上げた意味以外に
沢山の意味の代わりとして用いられていますが、、アメリカン・アンティークの
無言の可愛さの裏に、、少しだけアメリカの文化や歴史があるということを、、
心に留めてみるのも、、楽しみ方のひとつかと。
クロイスターズ美術館のカフェが併設されたトリーの回廊。
このクロイスターズ(回廊)の中庭に植えられた植物は、ユニコーンのタペストリー
に描写された植物と同じものが植えられています。
そして、その隣ボンヌフォンの回廊の庭に植えられた植物達は、、
中世に栽培されていた250種以上の薬草たち。
そこに植えられている植物達もまた、、ひとつひとつ何かの象徴として、
アメリカの文化に使われているのかもしれませんね。
途中、、色々脱線がありましたが、、お付き合いありがとうございました。
最後はトリーの回廊のカフェのワンショットを…。
皆様には、、お疲れ様のコーヒーを…。
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トップの写真といい、カフェの様子といい、
空気がきれいな感じが伝わってきます。
回廊って絵になりますよね!
ぜひともここでコーヒーを飲みたいものです。
ゆったりと博物館を回って、ここでお茶して。
いいかんじです。
博物館ツアーに参加するより有意義なものでした!
中庭を見ながら、休憩しましょう!!
読みながら、そうだったのか~!!と唸ることばかりでした。とっても勉強になりましたですvv。ありがとうございました!
昔の写真ひっぱり出してみようっと~。
写真・・・楽しみにしています!