昨日、今日とマンハッタンで探し物をしていたので、、歩きつかれてクタクタに
なってしましました。オマケに頭の中もいまひとつ思うように働かないので、
今日はアンティークネタはお休みさせていただきます。
このところずっとお天気が良くないのですが、肌寒くて雨模様のマンハッタンを
楽しむなら、、美術館がお勧め。私も久しく行っておりませんが、、
メトロポリタン美術館(以下MET)に纏わるあるエピソードを思い出しました。
(ネタ元はD氏がその昔、地元紙で読んだトピックスです。)
言わずと知れた世界の四大美術館のひとつMETでありますが、
そこに展示されている品々の一部は、、いわゆる戦利品。
他の欧米諸国に比べて歴史の少ない国ですから、、アメリカンウィングとよばれる
エリアにいっても19~20世紀のものが中心となっています。
で、、ある時のこと、METに、もっとアメリカを代表するアメリカのものを
収集しよう!との動きがあったのだとか。
そこで、、出てきたのが、、なんとアメリカで誕生したジーンズ。
(生地そのものは、フランス生まれ)
確かに、ビンテージジーンズといえば、、アメリカ!ですものね。
で、いざ探してみると、、何故か古いものは国内にはない。
じゃぁ、一体どこにあるのか、、というと、
なんと殆どのビンテージは日本にあった、、、というわけ。(笑)
でもって、『日本人、けしからん!』的な意見があったのだそうで・・・・。
・・・・って、、METさん。
あなたのところにある海外の貴重な収集品は、一体どうやって持ってきたの?
といいたくなりますよね。(笑)
勿論、そのツッコミは私がしたのではなく、その記事の著者が
ちゃんとしてくれたそうなので、ま、よしといたしましょうか。(笑)
とそこで、、思い浮かぶのが、、今や似たような状況にある
我らが愛すべきガラス食器、、『ファイヤーキング』。
何十年か後には、この私もアメリカ国民に責められちゃうのかもしれません。(笑)
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うちの食器棚でもFKは少しずつ増殖中です。そろそろ打ち止めにしてもいいくらいになってはきていますが。
でも、世界中の「古いもの」たちは、大抵もともとあった国以外の場所にあったりしますよね。日本でも「骨董品を買いあさっていくので外国人」と聞きます。やっぱり“隣の芝は~”は万国共通の人間の本能??(笑)
世界史の授業で聞いた事ありますね。
何でも、日本やイギリスみたいに王室がない
アメリカは、
国としてのパワーを見せるために、各国から
多額のマネーでそういった、コレクションを収集してたと習いました。 (現在はそういった意図ではないですが。)
ビンテージのジーンズって日本で人気ありますしね。 でも、本場アメリカにないとは驚きです!!
私的には、、そのあたりのボケ?具合が、アメリカの大らかさに繋がっていると思うので、楽しい笑い話として受け止めています。もし、、このエピソードが変?に伝わってしまったら、すみません。
以前ヨーロッパで買い付けをされていらっしゃる方に伺ったお話では、ヨーロッパのアンティーク市場の一番の顧客はアメリカ人とのことでした。確かにアメリカのコレクターズ本の種類の豊富さは、やっぱり世界一なんじゃないかな~と思います。
>隣の芝は~
まさに、、そんな感じすね。(笑)
アメリカは歴史が少ない分、、インディアンアートなどは目が飛び出るほど高いんですよね~。あ、そうそうアンディ・ウォーホールも持ち出されないように値段をかなり高額に設定して取引していると聞いたことがあります。
そのあたりには日本も見習うべきだと思うんですけどね~。