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見えざる声

感じたこと・思ったこと・追想、思うままに書きなぐった文章の
羅列を目指し・・。

「ニイタカヤマノボレ」からトラ!トラ!トラ!

2007年12月09日 | 映画
十二月八日は大東亜戦争の端緒になった「真珠湾攻撃」およびマレー半島
に進撃した日である。
これを「開戦記念日」と呼ぶ言い方もあるが、当時暗号解読技術に秀でて
いた日本には、アメリカや欧州の経済制裁が存亡の危機を孕んでいると読み
取る伝聞を傍受していた。
曰く「跳ね上がりの出る杭は、打ちのめせ」である。
先の大戦が、よく侵略戦争であったという人を見かけるが、暗号を解読した
人にとって、「表面ばかりを見ていると中身が腐っているのを見抜けない」
となり、片腹痛いのではないだろうか。
アメリカの本音は、勿論先に仕掛けられるように仕向け、報復としての参戦
がベストである。
何より「怖がりな白人」は先住民族も根絶やしにしなければ安心出来ない性
格である。ネィティプ・アメリカンの惨状がそれを物語っているし、それを
覆い隠すために「西部劇」という娯楽に勧善懲悪を持ち込み、いい人白人、
悪さする人インディアンを作り上げた。
すると幼い思考にそれが刷り込まれ、インディアン悪い人が出来上がる。
もっともある程度の年齢で、真逆の映画に触れると、そこで初めて伝えられた
ものが違っていたのに気付く・・・。
ジョン・ウェインの「幌馬車」とキャンディス・バーゲンの「ソルジャー・ブ
ルー」の百八十度の違いは、二十年の時の経過が必要だった。
これは色々なところで散見出来るものだ。
で、「ニイタカヤマノボレ」の暗号が発せられて、八日に「トラ、トラ、トラ」
の返信となる。
http://www.youtube.com/watch?v=sFYWpr5FNE8
この映画「トラ、トラ、トラ」は、日米開戦の「真珠湾攻撃」を描いた
映画である。
この映画の優れているのは、日米とも「奇襲」でなく正常の手続きをとった後の
攻撃であり、アメリカにすれば残酷なことに「ハワイ」という遅れてきた州の犠
牲を覚悟していたところである。
サモア人・移住日本人等、本来の白人と違う人々が多いところである。
この先制攻撃で勝利をものにした日本の冷静な「これで敗戦への道」が始まった
のを自覚する将校の先見性は、残酷無比な旧日本軍なんだろう、フラワー脳内思
考な人々にとっては・・・。
ちょっと横道にそれるが、そんな人のブログを見ていて、いつも思うのだが意見を
書きつなれているのはいいが、さてそれを現実にすると人が生きられない世が、待
っているのだが・・。
イデオロギーが通用するのは、人間様だけでありウィルスもバクテリアも通じないし
まして同じ食物をほうばって、「自衛隊は不要」と言ってのける神経は、阪神淡路の
大震災での犠牲は「人権」ではないようだ。
あの時、人命が最優先されていれば、自衛隊の活躍で犠牲になる人の数が減らせたの
は明白である。その舌で「人権」を叫ばれると怒りが込み上げてきてしまう。
と横道から縦道へ。
http://www.youtube.com/watch?v=f0F6XnbWSrk
こちらの映画「太平洋の翼」東宝映画
これは敗戦間近、沖縄への大和の片道燃料での出港である。
以前、「世紀のミステリー」でのコメントに、笑わせる書き込みがあったが、
物量が豊富で、経済がそれ程発達していれば「経済戦争」を仕掛ければ南朝鮮
みたいに併合を望んでくるのだ。
それを今は中共が行なっているが、東トルキスタン・チベットにおける蛮行に
知らん振りを通して、現在の地位にあるものに「ごますり」をしているようでは
日本の政治屋も、全く先見の目はないのを物語っている。
役所の役人というのはそれでいいのだが、政治屋と呼ばれる人には先を見通して
政策を行なってもらいたいものだ。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (Unknown)
2007-12-09 15:56:05
ブログへの突然のコメント失礼いたします。具ヒムといいます。日本で音楽活動をしています。もしよければ曲を聞いて、感想を聞かせてくれませんか。よろしくお願いします。
ここで聴けます→www.myspace.com/koohim
返信する
トラトラトラ (やまもと)
2008-09-27 11:38:57
「トラトラトラ」12月8日に3枚組みで発売、ついにメイキング映像が見れるようになりました!

すべてのファンが待ちわびた。。。。
http://www.foxjapan.com/dvd-video/toratoratora_collectorsbox/
返信する

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