見えざる声

感じたこと・思ったこと・追想、思うままに書きなぐった文章の
羅列を目指し・・。

ナツメロは健在か? ツッエペリン・ライブ

2007年12月13日 | 音楽雑記
はるか昔、四十年前イギリスにハード・ロックと意図しない
ネーミングを付けられたバンドがあった。
ブルースやロックン・ロールで育った若者が、一丁やってみべぇ
でおっぱじめた「鶏達」から、より綿密な音作りと選曲・編曲に
優れ、また作曲へと手を広げ、収録した音楽を販売すれば、日
の出の勢いで皆に知られるようになり、一躍、世界を代表する
バンドとして、認知されるようになる。
「レッド・ツッエペリン」と名づけられた四人組は、どこに行
ってもひっぱりだことになり、行く先々で「おいた」をして回
った。
あれから三十年、年をとった男達を嘲笑もなく迎える人々の前
であの頃と同じ曲を、得意げに披露する・・・。
と、一日限りのライブを行った「ツッエペリン」の記事に触れ、
「ナツメロ」という言葉を思い出した。
「懐かしのメロディー」なのだが、受け止め方が違って喝采を
浴びる年寄り集団に、「嬬恋」を思い出す。

http://www.youtube.com/watch?v=BXGlVGS6iTo
一日限定再結成でのライブのお知らせニュース

http://www.youtube.com/watch?v=xv-lW7K66M0&NR=1
こちらはライブの模様のニュース

当時、武道館ライブを見たこちらにすると、「懐かしさ」が
沸いてくるが、これってどうなのだろう。
四十年前の曲を嬉々として演奏するのが、それ程のインパク
トがあると思えないし、まして新曲を作ったわけでもない。
それでもニユース媒体になる。
音楽雑誌あたりならそれも当たり前なのだが、懐古趣味が
蔓延してきてしまった・・・。
と批判的なことを書くのは、ドラムのジョン・ボーナムが
既に亡くその時点で、このバンド生命は終わっているから
である。
「ライブ・エイド」の時のような醜態はなかったが、記録媒
体の中だけでいいのではないかと思える。
なんだかひねくれたエントリーになった。のはあの当時の素
行の悪さを思い出してしまったからである。

                てなところで・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=mGJynZNr7rk
もう復活もなく、記録媒体のみに生きている人達は、今でも
輝いている・・・。
ジャニス・ジョプリン、モンタレーでの「ball&chain」
他にもジム・モリソン、ジミー・ヘンドリックスとか・・・。
だから生きている人々に「伝説の云々」はつけないで貰いたい
と思うのだが・・・。




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