見えざる声

感じたこと・思ったこと・追想、思うままに書きなぐった文章の
羅列を目指し・・。

老人のメルヘン「白い犬とワルツを」

2007年04月09日 | 映画
今や団塊の世代のリタイヤが話題になっている。
それと共に熟年離婚ブームが、が訪れるかのようなマスコミの報道。
そんな折にこんな映画を見てしまうと、さて・・。
長年連れ添った男女の片割れか先にいなくなり、残された人の人生
における周囲の眼差しの優しさと裏腹の寂しさ、そしてそれを埋める
ように現れる白い犬、老人にしか見えない犬が、蝋燭の炎の先細りに
伴って、周囲の人の目にも映るようになって、やがては老人の危機を
救い、消えかかる蝋燭の炎と共に姿を消し、老人の死亡と共に老人に
言われたとおりに葬儀の次の日の明け方、墓地に行くとそこに優しい
イヌの足跡が残っている・・。
これはファアタジィーな老人のメルヘン物語だが、こんな人生の仕舞
い方は、やはり「幸せ」という言葉がぴったり当てはまる。
そこで熟年離婚だ。
年金分割に伴って、増えるだろうと予想されるが何だか、いいのだろ
うかと、思えてくる。
それは第二の人生っていえば、そうなのだろうが・・。
この「白い犬とワルツを」みたいな終わり方も素敵だと思うのだが・・。
私だっていつまで生きられるか分からない・・。
そろそろ仕舞い方を考えておく必要があるのだろうか?。
それにしてもこのおじいちゃんは、素敵だ。
日本映画では、仲代達也」が演じているらしいが写真を使いながら、
アメリカ映画しか見ていないのはご愛嬌です・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。