全米シングルチャート(HOT 100)1位Chris Brown「Run It!」
今週で3週目のナンバーワンです。しかも赤丸再点灯。
ラジオエアプレイチャート1位→1位、シングルセールスチャート2位→3位、デジタルトラックスチャート2位→3位、デジタルソングスチャート5位→5位、リングトーンズ(着メロ)チャート3位→3位の数字からも分かるとおり、詳細データのほとんどがトップ圏内で推移しています。
2位以下にも強力な刺客が見当たらないので、このまま年内のトップを独走するのでしょうか??
先週注目のMadonna「Hung Up」は、ラジオエアプレイチャート47位→42位、シングルセールスチャート1位→1位、デジタルトラックスチャート3位→1位、デジタルソングスチャート1位→1位、リングトーンズ(着メロ)チャートエントリーなしという内容で、先週と変わらず7位をキープ。
ラジオエアプレイが伸びればチャートもぐんぐん上がるのでしょうが、なんてったってMadonnaの「Hung Up」を積極的にかけてるラジオ局なんてニューヨークのWKTUぐらいしかないですからねぇ...。
ちなみにWKTUのプレイリストトップ5 (2005年11月26日付)
01.Madonna「Hung Up」
02.Freemasons「Love On My Mind」
03.Kelly Clarkson「Behind These Hazel Eyes」
04.Mariah Carey「We Belong Together」
05.Pussycat Dolls「Stickwitu」
全米R&Bシングルチャート1位Dem Franchize Boys Featuring Jermaine Dupri, Da Brat & Bow Wow「I Think They Like Me」
今週で2週目のトップをキープしました。
R&Bエアプレイチャート1位→1位、R&Bシングルセールスチャート3位→3位の好位置に支えられて、R&Bエアプレイチャート2位→2位、R&Bシングルセールスチャート2位→2位と頑張るChris Brown君の反撃を阻止。
このトップバトルにドーンと割り込んできたのがRay Jの「One Wish」です。
3rdアルバム『Raydiation』(2005年12月21日国内盤発売)からの1stシングル「One Wish」は、Rodney Jerkinsがプロデュースを手がけるスウィートなミディアムバラード。R&Bエアプレイチャート6位→3位、R&Bシングルセールスチャート4位初登場と、なかなか期待できるチャートアクションですよね。
Rodney Jerkinsは、最近ではDesitny's Childの「Lose My Breath」(2004年10月16日付全米R&Bチャート10位～3週連続)、「Cater 2 U」(2005年7月30日付全米R&Bチャート3位)などのヒットを生み出しています。
全米ダンスチャート(CLUB PLAY)1位Madonna「Hung Up」
今週で4週目のナンバーワンを獲得。
ウチにもやっとアメリカ盤のCDシングルが届きました。
(タイムはCD表記どおりの記載です)
アメリカ盤CDシングル
01.Radio Version (3:20)
02.SDP Extended Vocal (7:57)
03.Tracy Young's Get Up And Dance Groove Edit (4:15)
04.Bill Hamel Remix (6:58)
05.Chus & Ceballos Remix (10:21)
06.SDP Extended Dub (7:57)
なんたってABBAの「Gimme Gimme Gimme」をサンプリングしてるっていうところがミソですから、やっぱりその有名なシンセフレーズが入っててほしいですよね。そうなると(2)「SDP Extended Vocal」か、(5)「Chus & Ceballos Remix」のどちらかということになります。
この曲のプロデューサーでもあるStuart Priceが手がけた(2)、Deep Dish「Say Hello」(2005年10月1日付全米ダンスチャート1位)、Jody Watley「Looking For A New Love」(2005年9月3日付全米ダンスチャート1位)、Ono「Hell In Paradise」(2004年7月3日付全米ダンスチャート4位)などのリミックスで知られるスペイン出身Chus & Ceballosの(5)を比べると、ドライブ感あふれるサウンドの(5)に軍配が上がりますかね。
