最新のR&Bチャートをご紹介

最新のR&Bチャートをご紹介します。
速藤年正 Toshimasa Hayato

全米チャート2007年04月21日付

2007年04月13日 02時45分22秒 | 全米チャート

Timbaland_shock_value全米シングルチャート(HOT 100)

01. (42) Give It To Me / Timbaland Featuring Nelly Furtado & Justin Timberlake
02. (01) Don't Matter / Akon
03. (02) The Sweet Escape / Gwen Stefani Featuring Akon
04. (04) Glamorous / Fergie Featuring Ludacris
05. (03) This Is Why I'm Hot / Mims
06. (05) Girlfriend / Avril Lavigne
07. (―) What I've Done / Linkin Park
08. (07) Cupid's Chokehold / Gym Class Heroes Featuring Patrick Stump
09. (06) Beautiful Liar / Beyonce & Shakira
10. (14) Buy U A Drank (Shawty Snappin') / T-Pain Featuring Yung Joc

今週のトップ10は大変動ですねぇ。2週間の1位をキープしていたAkon「Don't Matter」に変わり、Timbaland Featuring Nelly Furtado & Justin Timberlake「Give It To Me」が先週42位から一挙にナンバーワン獲得!
しかも7位にはLinkin Parkの新曲「What I've Done」もニューエントリー。
両曲ともダウンロードが絶好調なんですよ。デジタルトラックスチャートにおいてTimbaland「Give It To Me」が初登場1位、Linkin Park「What I've Done」が初登場3位を記録。これにより上記のチャート結果に至ったというワケです。

プロデューサーとして活躍するティンバランド。今回の「Give It To Me」にゲスト参加のジャスティン・ティンバーレイクとネリー・ファータドにもヒット曲を提供してますよね。

Justin Timberlakeの2ndアルバム『FutureSex/LoveSounds』(2006年09月20日国内盤発売)からは現時点において以下の3曲がシングルカットされていますが、3曲ともTimbalandがプロデュース担当。すべて全米ナンバーワンです。

01. SexyBack (2006年09月09日付全米チャート1位~7週間)
02. My Love (2006年11月11日付全米チャート1位~3週間)
03. What Goes Around...Comes Around (2007年03月03日付全米チャート1位~1週間)

Nelly Furtadoの4thアルバム『Loose』(2006年06月07日国内盤発売)からの現時点におけるシングルカットは以下の3曲。こちらも全曲Timbalandのプロデュース。そのうち2曲が全米ナンバーワンをマークしました。

01. Promiscuous (2006年07月08日付全米チャート1位~6週間)
02. Maneater (2006年10月28日付全米チャート16位~2週間)
03. Say It Right (2007年02月24日付全米チャート1位~1週間)

これら爆発的フォローウィンドを受けてのソロアルバムが『Timbaland Presents: Shock Value』(2007年03月30日国内盤発売)で、輝かしい「Give It To Me」はそこからの1stシングルです。

Timbalandの過去のチャートアクションは以下のとおり。

01. Up Jumps Da Boogie (1997年09月20日付全米チャート12位)
02. Here We Come (1998年12月12日付全米チャート92位)
03. Clock Strikes (1998年05月09日付全米チャート37位)
04. Cop That Sh#! (2003年08月23日付全米チャート95位)

ティンバランド本人の作品って、実はあんまりヒットしてなかったんですよ…。勢いってすごいんですね。
ちなみにアルバムは今回を含めて5枚発売。

01. 『Welcome To Our World』(1997年)
02. 『Tim's Bio』(1998年)
03. 『Indecent Proposal』(2001年01月17日国内盤発売)
04. 『Under Construction Part 2』(2003年12月10日国内盤発売)
05. 『Timbaland Presents: Shock Value』(2007年03月30日国内盤発売)

(01)と(03)はTimbaland & Magoo名義で、(02)(04)(05)がTimbaland単体。(01)と(02)なんて国内盤が出ていたのかどうかさえ不明です…(笑)。

Robin_thicke_8全米R&Bシングルチャート

01. (01) Lost Without U / Robin Thicke
02. (02) Buddy / Musiq Soulchild
03. (03) I'm A Flirt / R.Kelly Or Bow Wow (Featuring T.I. & T-Pain)
04. (05) Buy U A Drank (Shawty Snappin') / T-Pain Featuring Yung Joc
05. (07) Don't Matter / Akon
06. (04) This Is Why I'm Hot / Mims
07. (08) Like A Boy / Ciara
08. (10) Rock Yo Hips / Crime Mob Featuring Lil Scrappy
09. (11) Because Of You / Ne-Yo
10. (09) Last Night / Diddy Featuring Keyshia Cole

Robin Thicke「Lost Without You」が9週目の全米R&Bシングルチャート1位を記録。

大変申し訳ございません…。全米チャート2007年03月24日付の当コラムにRobin Thickeの次のシングルは「Got 2 Be Down」になる模様と書いてしまいましたが、予想とは別の曲「Can U Believe」が76位ニューエントリーしてきました…。こちらもいい曲なのでヒットしてほしいところです。

注目のニューエントリーを4曲。

○48位→50 Cent「Straight To The Bank」

Dr.DreとTy Fyffeがプロデュースを手がけピカピカの新曲です☆
待望の3rdアルバム『Curtis: S.S.K.』は2007年06月13日国内盤発売予定。

○69位→Rihanna Featuring Jay-Z「Umbrella」

もう3rdアルバムが出るんですよ。タイトルは『Good Girls Gone Bad』(2007年05月30日国内盤発売予定)。

○72位→Snoop Dogg Featuring Akon「Boss' Life」

こちらもDr.Dreプロデュース。アルバム『The Blue Carpet Treatment』(2006年12月20日国内盤発売)から、

01. Vato (2006年10月07日付全米R&Bチャート85位)
02. That's That S*** (2006年12月30日付全米R&Bチャート9位)

…に続く3rdシングルです。Dr.Dreのサウンドといい、Akonのラップといい、どちらもレイドバック感たっぷりでヒットの可能性あり☆

○73位→Elisabeth Withers「Simple Things」

この人に関しては全米チャート2006年12月16日付のコラムで簡単に取り上げましたよね。1stアルバム『It Can Happen Anyone』の国内盤リリースが決定です(2007年05月16日発売)。果たして1stシングル「Be With You」(2007年02月24日付全米R&Bチャート43位)を超えられるでしょうか??

Samantha_james_rise全米ダンスチャート(CLUB PLAY)

01. (02) Rise / Samantha James
02. (03) Discotech / Young Love
03. (05) It's My Life / S-Blush
04. (10) Automatic / Ultra Nate
05. (14) With Love / Hilary Duff
06. (08) Drums In The Club / DJ Russ Harris Featuring DJ Keri & Bam Bam Buddha
07. (06) Some Girls / Henri
08. (01) U Spin Me / Inaya Day
09. (12) Make It Happen / Maya Azucena
10. (16) Gimme Gimme (Disco Shimmy) / Frankie Knuckles

今週の全米ダンスチャート(CLUB PLAY)はカリフォルニア州出身女性シンガー、Samantha Jamesの「Rise」がトップになりました。

チャート表記ではOM Promoとなっていますが、所属のOM Recordsからは12inchが2種類出てますね。

Part One (OM-211sv)

01. Eric Kupper Mix
02. Groove Junkies Mix
03. Ricardo Mix
04. Rocasound Mix

Part Two (OM-229sv)

01. Johnny Fiasco's Chunkafunk Mix
02. King Kooba's Fidget & Glitch Mix
03. DJ Fluid Peak Time Rub
04. Original Mix

またCDシングル(プロモ盤・左上のジャケ写)も発表されています。

01. Eric Kupper Radio Edit
02. Eric Kupper Remix
03. Groove Junkies Mix
04. Ricardo Da Costa & Scotty's 3 Week Mix
05. ROCAsound Mix
06. Johnny Fiasco's Chunkafunk Mix
07. King Kooba's Fidgit & Glitch Mix
08. DJ Fluid Main Room Rub
09. Original Mix
10. Troydon's For The Birds Mix
11. Kenneth Thomas Remix

ちょっと以前にWeekend Players「I'll Be There」(2003年05月17日付全米ダンスチャート1位)というクールな曲がヒットしましたが、今回のSamantha James「Rise」はそれに似たサウンドです。

個人的には、限りなくWeenend Playersの曲調に近い(02)「Eric Kupper Remix」、哀愁のトランスアレンジがおしゃれな(11)「Kenneth Thomas Remix」の2バージョンがおすすめです。どちらか1票といえば飽きの来ない(02)「Eric Kupper Remix」でしょうか。

コメント (3)
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