最新のR&Bチャートをご紹介

最新のR&Bチャートをご紹介します。
速藤年正 Toshimasa Hayato

全米チャート2006年01月28日付

2006年01月19日 22時52分26秒 | 全米チャート

Nelly_sweatsuit_1 全米シングルチャート(HOT 100)1位
Nelly Featuring Paul Wall, Ali & Gipp「Grillz」

今週で2週目のナンバーワンをキープ。
ラジオエアプレイチャート3位→2位、シングルセールスチャート30位→11位、デジタルトラックスチャート8位→3位、デジタルソングスチャート3位→2位、リングトーンズ(着メロ)チャートエントリーなしという内容で、先週よりも着実に上がってますね。

ただし背後の2位に上昇してきたBeyonce Featuring Slim Thug「Check On It」も、ラジオエアプレイチャート6位→3位、シングルセールスチャート23位→21位、デジタルトラックスチャート3位→1位(「Check On It (Album Version)」)、デジタルソングスチャート6位→1位、リングトーンズ(着メロ)チャートエントリーなしと、かなりの急上昇。ダウンロードチャートではネリーを圧倒しています。
このままエアプレイが伸びれば、来週あたりには首位の交代劇が見られるかもしれません。

Mary_j_blige_album_3 全米R&Bシングルチャート1位
Mary J. Blige「Be Without You」

今週で4週目の首位となりました。
R&Bエアプレイチャート1位→1位、R&Bシングルセールスチャートエントリーなしと、好調なエアプレイに支えられて女王の指定席を守り続けています。

7thスタジオアルバム『Breakthrough』の国内盤も発売になったことですし、このままトップを独走してほしいところですが、2位にNelly Featuring Paul Wall, Ali & Gippの「Grillz」がじわっと上昇。
R&Bエアプレイチャート3位→3位、R&Bシングルセールスチャート20位→11位と、セールスのアップが好結果に繋がったのでしょうか。

3位のJamie Foxx「Unpredictable」(R&Bエアプレイチャート4位→2位、R&Bシングルセールスチャート25位→29位)も、エアプレイが好調なだけにトップをおびやかす存在です。
なんたってこの人、レイ・チャールズの伝記映画『Ray』でアカデミー賞を受賞してますからね...。

Deborah_cox 全米ダンスチャート(CLUB PLAY)1位
Deborah Cox「House Is Not A Home」

1995年に期待のR&Bシンガーとしてデビューを飾ったデボラ・コックス嬢も、今ではすっかりダンスディーヴァの座に君臨。

彼女はこれまでに『Deborah Cox』(1995年)、『One Wish』(1998年)、『The Morning After』(2002年)と3枚のオリジナルアルバムをリリース。
2ndアルバム『One Wish』からの「Nobody's Supposed To Be Here」(1998年11月7日付全米R&Bチャート1位~14週間)と「We Can't Be Friends」(1999年10月2日付全米R&Bチャート1位~2週間)の2曲が全米R&Bチャートナンバーワンを獲得しています。

しかし、全米ダンスチャートを振り返ってみると、

01.「Who Do U Love」(1996年3月2日付全米ダンスチャート1位~1週間)
02.「Things Just Ain't The Same」(1997年9月6日付全米ダンスチャート1位~1週間)
03.「Nobody's Supposed To Be Here」(1998年10月24日付全米ダンスチャート1位~1週間)
04.「It's Over Now」(1999年5月8日付全米ダンスチャート1位~2週間)
05.「I Never Knew」(2000年8月12日付全米ダンスチャート1位~1週間)
06.「Absolutely Not」(2001年9月22日付全米ダンスチャート1位~2週間)
07.「Mr.Lonely」(2002年12月14日付全米ダンスチャート1位~1週間)
08.「Play Your Part」(2003年7月12日付全米ダンスチャート1位~1週間)

...と、8曲ものナンバーワンを量産。いつの間にかダンスが主流になっちゃったんですよね...。

またダンスディーヴァを証明するかのように、リミックス(ノンストップ)アルバム『Remixed』(2003年)を発表したり、ベストアルバム『Ultimate Deborah Cox』(2004年)収録曲の大半をリミックスバージョンで構成したりもしてます。

特に3rdアルバム『The Morning After』に関しては、オーストラリア盤限定で「Mr.Lonely」と「Up & Down」のリミックスを収めたボーナスCD付き2枚組アルバムなんていうレアアイテムもリリース。

最近ではミュージカル『AIDA』に主演し、主題歌(?)「Easy As Life」がヒット(2004年6月5日付全米ダンスチャート24位)を記録しました。

今回の「House Is Not A Home」は、Nervous(ダンス専門レーベル)からのリリースですが、正規盤の音源があまり出てないみたいなんですよね。

海外のダンス専門サイトでNervousのロゴが入ったCD-Rを売ってますが、その内容は以下のとおり。

01.Club Mix
02.Tony Moran / Warren Rigg Anthem Mix
03.Tony Moran / Warren Rigg Mixshow Sexy Mix
04.Dio's I'll Be Your Club Mix
05.Tony Moran / Warren Rigg Radio Mix

そんでもって、我がOCNのサイトでは

01.Moran / Rigg Radio
02.Moran / Rigg Mixshow Sexy
03.Moran / Rigg Anthem Club
04.Dio's I'll Be Your Radio
05.Dio's I'll Be Your Mxshow
06.Dio's I'll Be Your Club

...の6バージョンがダウンロードできます☆

個人的にはハデハデ街道一直線な「Tony Moran / Warren Rigg Anthem Mix」がイチオシですよ。「Something Happened On The Way To Heaven」級のアッパー度合いがうれしいじゃないですか。

コメント (2)
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