私は、彼女の執着を知ってはいたつもりだ。
彼女、ハヤコは、私への執着、いや、人間への執着は尋常ではない。
故に、私は、彼女の恐ろしさも知っている。でた、でた、でた。
昨日、ハヤコは一犬の留守番だった。
普段、昼間家にはばあちゃん、若しくはじいちゃんがいる。
ハヤコが一犬で留守を預かることは、あるにはあるのだが、時間が短い。
ジジババが訳あって一週間ほど留守。
昨日、月曜日。私もとうさんもシゴトだ、おのずとハヤコは朝から晩まで一犬留守番。
私がいけなかった。ろくに、ハヤコに事情を説明していなかった。
昨日の夕方、一応足早に帰宅すると、「時、既に遅し」。ハヤコは、様子がおかしかった。
今日、私は甘い、ハヤコと長く時間を持った。
ハヤコは、すごいぞ。
いつものことだが、私が動くたびに反応して様子を伺うのだが、今日は実に「恐ろしい」境地に入っていた。
ハヤコは、私を疑っているのだ。
自分を置いくことを恐れているのだ。
私を睨むのだ。
愛する犬に、私は、睨まれる。身を低く、頭を低くして、私の些細な行動をいちいち、彼女は見張る。
ハヤコは、私がどこか行きやしないかと、疑い、私を睨む。
彼女は、心の余裕が少なくなっていたのだろう、「一犬」の時間が、彼女にはつらいらしい。
犬というのは、なんと、純粋なものか。
心を隠すことが、できない。
だから、私は、ハヤコに惹かれる。
そういうところがよく表れていますね[E:happy01]
きっと数日同じ状況が続けば、賢いハヤコちゃんは
「あ、アタシは置いて行かれたわけじゃないのね」と
すぐに理解してくれますよね。
ハヤコちゃんに執着されるかあさんを
ちょっぴり羨ましく思います[E:wink]
ウチのゾーイは私が必ず家にいると思っているらしく、
買い物から帰ってきても「ふーん」ぐらいの反応です。冷たい！
旦那が仕事から帰ってきたら大喜びの儀式を毎日するのに・・・
もし私だけが数日家を空けて家に帰ってきたら、
ゾーイはどんな反応をするのかなあ？
睨む・・目つきが、普段と違ってしまうほどに、一人はイヤだったのでしょう。
一週間というと、あと４、５日でしょうか。
少しでも早く、慣れてくれることを祈ります。
みなみも、わたしの過去のトラウマから、早朝から夕方までのような
長時間の留守番は滅多にさせませんが、置いて出掛けるときは
諦めの境地のような、なんともいえない顔をします。
謝るしかないです。
そして、帰るときは気持ちが先走ってうまく急げないって感じになります。
ゾーイちゃんは、幸せものですよ[E:sign01]
やっぱり、誰か家にいるだけで、ぜんっぜん違うと思います。
ハヤコにとって執着は、私を筆頭に、とうさん、・・・ばあちゃん？、・・・じいちゃん？
の順です。
我が家でも、ハヤコの態度に、ビミョウに悔しんだり羨んだり驚いたりですよ～。
はい、睨むのですよ。監視。
人間でも犬でも、寂しい思いは、心に衝撃があるのでしょうね。
できるだけ、嫌な思いをさせたくないし、私もできるだけ一緒に過ごしたいので、相思相愛？？なのですが、実生活ではそうもいかない時がありますよね。
ハヤコに、言い聞かせて、頼むしか、謝るしかないですよねー[E:think]