てんきの練習記録

てんきの練習記録

【練習】2016年7月9日(土) 18時00分 ~21時00分@天王寺SC

2016-07-09 22:07:08 | 練習
【2016年度、41回目】
参加メンバー:計20人、立ち上げメンバー2人+いつもの新メンバー男性8人+いつもの新メンバー女性10人
練習内容:
1. 対人パス、レシーブ
2. 3人レシーブ
3.(男子ネット)2箇所でフリースパイク
4.(男子ネット)15点マッチ(前衛固定)2セット
5.(女子ネット)シートレシーブ
6.(女子ネット)2列でサーブカット
7.(女子ネット)2段トス
8.(女子ネット)サーブカットからの切り返し

今日は女子の大会前ということで、前半を男子ネット、後半を女子ネットにしました。
久々に3人レシーブを担当しましたが、動きの質が良くなっているメンバーもいてホッとしました。

軽くスパイク練習をした後に、
15点マッチでサーブカットからの3枚攻撃の練習を行いました。
点をつけておかないと満足するまで延々と続けてしまうので、点をつけておいてよかったです。

今日は久々に片方のチームのセッターを担当しました。
いつも外から見ていて、みんながミスをしないようにしかプレーしてくれないので、
練習ゲームでは、どういうミス(トライ)をしてほしいかを示したかったという意図もありました。
試合勘がなさすぎて、単純なミスと意図したミスが混同されてしまったかもしれませんが。。。

もちろん公式戦でミスをしてほしいわけではないので(ほんとは1、2回戦までは調整も兼ねたミスは大歓迎といえるぐらいのチームになってほしいですが)、
その辺の感覚を伝えるのが難しくて困っています。
練習でミスが連発して目立ってくると白けますが、それを我慢できるかどうかですかね(サークルのような気持ちの良い練習ではなくなりますので申しわけないですが)。
その辺で普通の社会人チームの練習との違いを作りたいなと考えています。。。

前衛を男性3人ずつで固定したので、3枚攻撃でコンビを頑張ってほしいとの意図は伝わっていたと思いますが、
結局、効果的な(将来性のある)攻撃は一度も見られず終いで15点マッチ2セットの30点が終わってしまいましたね。

今日のゲームにセッターとして参加して、伝えたかった分かり易いところは、
速攻に入っていないのは分かっていけど、速攻に上げることや(⇒打てない)、
明らかに助走が遅れて、4番に切り込めないけど、そこへ上げることで(⇒打てなくてチャンスボールを返してしまう)、
そういったミスは、練習ゲームでこそどんどん行って欲しいということです。

速攻に入っていないのは分かっていて、違うところに上げるのは簡単ですが、
それでは、いつまでたっても同じような場面で速攻に入ってくれないですし、
特に今、その場面でこそ速攻を使えば効果的だ、というその場限りの生きた情報がアタッカーに伝わらないままになってしまいます。

4番にしても、今この状況でこそ4番に入れる状況を作っておきたいとの、情報をアタッカーに強烈に印象付けるためにも、
無理だと思っていてもそれを実行しなければ練習ゲームの意味がないと思います。

ほんのちょっとの選択の違いなのですが、それを積み重ねることで、チームとしての練り込み具合は大きく違ってきます。
たとえば、今、てんきにさらに上手い人が入ってきたら、すぐにポジションが取られてしまう可能性があります(てんきに限らずほとんどの社会人チームに当てはまりますが)。
そうならないように、誰でもがチームに入ってすぐにできるようなことしかしないのではなくて、チームのメンバーとしてしっかり練りみ続けて、
各人が替えの効かないプレーヤーになってほしいのです(もちろんチーム内競争はありますけど。。上手いだけでパッと加入してすぐレギュラーにはなれないようなチーム力をつけたい)。

アタッカーの場合であれば、これまでもしつこく伝えてはいますが、
ワンパターンの入り方をするだけではなくて、サーブカットの質によらず3人で効果的な入り方を実行できるようにトライしてほしいです。
結果的にぶつかったり、打てなかったりしても、練習ゲームだからこそ良いことにしています(少なくとも男子チームは)。

その他にも、レシーブとしては、今日は、ライトからの攻撃を拾った後に、直接レフトへ大きめのネット際へ返球したりもしました(失敗でしたが)。
そういったことも、前衛陣としては、誰かがボールを触るたびに、そのボールをまずは相手コートへ打ち込めるのではと絵を描いてほしいです。
結果的に打てないことも多いと思いますし、もしブロックが来ていたらトスにしないといけないですが。
これも積み重ねが大事で、たとえ年に1回あるかないかのプレーだとしても、もしかして決勝で決めるチャンスがあるかもしれないと想定して、
ミスを避けた目先の成功だけでなくて、そういったことも意識しておくことが大事だと思います。

要するに、男子チームは、もっと自由にボールにメッセージを載せて欲しいし、ボールを受け取る側はもっと自由にメッセージを解釈してほしくて、
そのようなことを常に相手チームが居ることを前提として絵を描いてほしいです。

てんきのメンバーが、他のチームのメンバーよりもダントツに上手いという訳ではないので、
自分たちのバレーっていうような自己満足に陥るのではなくて、相手が居ることをしっかりとイメージした上で、
たとえプレーレベルで負けたとしても、状況認識力、思考速度でちょっとずつ違いを作れるようなプレーヤーになって欲しいと思います。

女子は、大会前ですが、ポジションチェックなどもかねて基礎的なレシーブ練習が中心でしたね。
来週18日の大会まで、あと3回の練習でどこまでチーム力、個人能力があがるか楽しみです。
ただ、みんな悪い結果にとらわれがちですが(ブロックフォローに行っていない、レシーブが拾えなかったなど、、、)、
ブロックが付いてこなければ良いとか、どうしたらブロックが付いてこないか、みたいなもっとポジティブに考えても良い段階に来ていると思います。

なぜそう思うかというと、
例えば、前回大会の決勝で対戦した相手は、攻撃力(スパイク力)が明らかにすごかったですが、
てんきのセンターがブロックに一枚付くだけで、ワンタッチできてボールを拾い易くできていたし、コースを切ることで強打レシーブも頑張れていたと思います。

一方でブロックがなければ、レシーバー陣が拾う範囲が広くなってしまうので、逆に緩いボールでさえ拾えなくなっていました。
つまり、あれほど強いスパイクでもなんとかできるのであれば、てんきとしては、現状同じ攻撃力でないし、たとえスパイク力が追いたとしても、
やっぱりなんとかされてしまう可能性もありますね。

一生懸命、激しい練習をこなしてくれていて、単純にすごいなぁと思いますが、
女子の監督さんとも相談しながら、一生懸命さをもっと違う風にも活かせればもっと楽しくバレーができるのかなと思います。
たくさん動けるので、練習自体は楽しいとは思うのですが。。

とりあえず明日も練習します。
よろしくお願いします。
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