鳩森小学校の一週間

渋谷区立鳩森小学校の一週間の様子をお伝えしています。

水泳の検定を実施しました

2006年07月21日 | 今週の鳩森
 夏休みに入る前に、今自分は、どのくらい泳ぐことができるか、低学年、高学年とも検定を実施しました。この級を出発点として、夏休みのプールで練習し、さらに上達してほしいと願っています。
 鳩森小の水泳の級は、1・2年と3年生以上で異なります。顔や頭を水につけるところからスタートする1・2年生は、次のような段階を踏んでいます。
 10級(かたまでしずんであるける・プールのよこ)→9級(かおをつけられる・5かぞえる)→8級(いしひろいができる・あたまをいれて)→7級(つかまってふしうきができる)→‥‥‥→3級(10メートルおよげる・どんなおよぎ、かたちでもよい)→‥‥‥→1級(25メートルおよげる・どんなおよぎ、かたちでもよい)
 3年生以上は、次のような段階を踏んでいます。
 10級(顔をつけられる・5かぞえる)→9級(ふしうきができる)→8級(けのびができ、ばた足等ですすめる)→7級(10m泳げる・どんな泳ぎ、かたちでもよい)→‥‥‥→5級(25m泳げる・どんな泳ぎ、かたちでもよい)→4級(50m泳げる・どんな泳ぎ、かたちでもよい)となっています。そして、3級からはクロールコースと平泳ぎコースがあります。
 3級(クロール25mか平泳ぎ25m)→2級(クロール25m30秒以内か平泳ぎ25メートル35秒以内)→1級(クロール50mか平泳ぎ50m)となっています。
 しかし、これで終わりではなく、さらに特級3→特級2→特級1があります。特級1は、クロール50m50秒以内か平泳ぎ50m60秒以内となっています。
 このように、階段を一段ずつ上がっていくように級を設定し、泳ぎが上達する喜びがもてるように、また、目標をもって意欲的に練習ができるように配慮しています。
 夏休みには、外部の専門の指導員も入り、きめ細かい指導を行います。小学校のうちに泳ぎをマスターするため、ぜひ大勢参加してほしいと願っています。(7月21日 校長)


「ふやしおに」を全校でしました。

2006年07月14日 | 今週の鳩森
 12日(水)の朝、児童集会がありました。集会委員会の児童が音頭を取り、全校で「ふやしおに」をしました。紅白帽を紅にした鬼が1人います。他の子は全員帽子を白にして逃げます。タッチされると鬼になり帽子を紅にします。タッチした子は鬼のままです。次々に鬼が増えていきます。わずか数分で、みるみるうちに紅い帽子が増えていきました。最後に残った子が勝ちです。
 大変シンプルなルールの鬼ごっこですが、1年生から6年生まで、逃げ回り、追いかけ回り、学年に関係なくタッチし合い大興奮、汗を一杯かいて楽しみました。学年を越えて仲良しの鳩森小学校ならではの雰囲気でした。
 それにつけても「鬼ごっこ」は遊びの中で人気があります。今、どんな鬼ごっこがあるのか改めて聞いてみました。
「こおりおに、たかおに、きおに、ばななおに、いろおに、ぶたおに、はなおに、 さるおに、なぞおに、手つなぎおに‥‥」
と、次々に教えてくれました。
 役割が入れ替わること、ルールがやさしいこと、にげたりおいかけたりするところにスリルと興奮があること、人数に決まりなくできること、そんなところに鬼ごっこの魅力があると思います。
 年上の子が年下の子をちょっと気づかいながら、みんないっしょになって、一定のルールのもとで鬼ごっこができることも、学校の役割の一つではないかと改めて思いました。(7月14日 校長)


七夕飾りができました

2006年07月07日 | 今週の鳩森
 今年は、地域の方からりっぱな笹をいただき全校で1本に飾りました。彦星と織り姫星が1年に1回だけしか会うことができないという話は切ないですが、夜空の星に夢を抱き、願い事をしたくなります。
 短冊には子ども達のいろいろな願いが書かれていました。「ロボットを作る人になりたい」「東京一のケーキやさんになりたい」「映画監督になりたい」「スポーツの選手(野球、テニス、サッカーなど)になりたい」など将来のことを書いた子、「塾の宿題が早く終わるように」「算数の最難関に行けますように」など勉強のことを書いた子、「家族みんなが健康でいられるように」と書いた子、「みんな友達でいられますように」と書いた子など様々でした。将来の夢から、今の切実な願いまで、子ども達の気持ちがとてもよく表れていました。
 将来のことを考えたり、今の自分を改めて振り返ってみたりすることは、気持ちを新たにすることに通じると思います。七夕の行事は、日々の生活の中の小さな節目になっているのではないでしょうか。日本の伝統的な風習として、いつまでも残していきたいと思います。(校長 逸見明男)

環境大臣の授業が行われました。

2006年07月01日 | 今週の鳩森
環境大臣の授業について

 6月27日(火)、新宿御苑で、小池百合子環境大臣から地球温暖化について授業を受けました(5・6年生)。大臣からの話の前に、フィールドワークを行いました。御苑の林の中で土の中を調べました。ミミズ、はさみ虫などの昆虫、その他名前は分かりませんでしたがたくさんの虫や幼虫がいました。子ども達は喚声を上げて驚いていました。モグラの穴も見つけることができました。手をまっ黒にして土をいじってさがす子、おっかなびっくりの子など様々でした。
 土の中にたくさんの生き物がいることにより樹木が育つこと、その樹木が地球温暖化を防ぎ私たちの生活環境を守っていることを、その後の大臣の話から関係づけて学ぶことができました。
 「ふれて楽しむ、気づき理解する、環境にやさしい生活を実践する」、このような環境教育の姿を見ることができました。(6月28日、校長)