8月13日、大沼にてツキノワグマ(仔グマ?)2頭を確認しました。
木の上でバランスを取って上手に寝ていました。
8月3日から、大沼ではクマ出没の影響で通行止めの区域があり、残念ながら一周することはできなくなっています。
↓立ち入り禁止区域
通行可能な区域でも、クマの痕跡を観察することができます。
これはミズバショウです。つぶされているのは、クマが実を食べに来たからです。
大沼のミズバショウの実は、現在ではほぼすべて食べつくされています。
クマというと、どうしても“怖い”というイメージが先行してしまいがちですが、むやみに近づいて行ったり、鉢合せをして驚かせてしまったりしないかぎりは、クマの方からわざわざ人間を襲ってくるようなことはほとんどありません。
クマも人間の存在に気付けば隠れるような行動をとります。
クマのいる可能性のあるところを歩く際には、クマよけの鈴や手ばたきで音を鳴らしたり、声を出したりするなど、そこを通ることをクマに知らせるようにして、鉢合せを防ぎましょう。
また、できるだけ一人歩きは避けるようにしてください。
インターンシップ生 大堀
これからも、きちんと人間とクマの距離を保ちながら共存していくことができる国立公園であり続けてほしいと強く願っています。