ジャパンパラリンピック2008
アイススレッジホッケー競技大会
4カ国対抗国際試合はカナダが優勝し
ブラッドリー・ボーデン選手がMVP
に輝きました。
おいらが戦前予想した通り
「ブラッドリーをつぶせるかどうかが勝利の鍵」
だったようです。
しかし、実は初戦のノルウェー戦を終えた時点で
ブラッドリーのスレッジは大破して
使えない状態になっていたのです。
スレッジのブレードホルダーからバケットを
支えるパイプ部分の溶接がもげた状態になってました。
旭川の方で万一に備えて溶接を出来る方もいたのですが
ちょうど、カナダチームの応援に来ていた地元在住の
犬ぞりを作っているカナダ人のおっちゃんが
「カナダチームのためなら、俺が直してやる!」と言って
ブラッドリーのスレッジを持って帰ったそうです。
しかし、翌日のアメリカ-カナダ戦の直前の練習が
近づいてもおっちゃんが現われず。
メカニックHさんも「ブラッドリーのスレッジがまだ届いてない」と
かなり心配してました。
練習直前におっちゃんは現われ
おまけに木のブレードホルダーまで
作ってくれてありました。
カナダのメカニックのひとも
おっちゃんに感謝してました。
あのおっちゃんがいなかったら
ブラッドリーの試合出場は無かったかも
カナダチーム遠い異国で同胞に救われたというお話です。
とても器用な腕前の持ち主なんです
ダニーが手がけたユニバーサル犬ぞりが載っている動画です
雪の中でもてなし隊・大雪 DVD(10分)
http://www.hofm.co.jp/motenashi/index.htm
その様子は
車いす愚連隊のコメントからも
http://www.gurentai.info/archives/2007/01/2.php
そして犬ぞりの本拠地が・・・
http://dogsleding.at-ambience-design.com/
今度はぜひご搭乗ください
ダニーさんて方だったんですね。
おいらも、ソルトレークパラの時
地元在住の日本人の方がわざわざ
ホテルまでおにぎりを差し入れに
来てくれたこと、ごはんものから
遠ざかっていた数日だったので
とてもおいしかったことと遠い異国での
同胞の親切に胸が熱くなったことが
思い出されました。