青春18×2 君へと続く道 を見てきました。まずはあらすじから。ネタバレ厳禁の方はここでお引き取りください
あらすじ:高校生のジミー(シュー・グァンハン)のアルバイト先に、日本から来たバックパッカーのアミ(清原果耶)が現れる。二人は夏の間同じ店で働くことになり、ジミーは4歳年上のアミに淡い恋心を抱くようになる。バイクで夜道を走ったり、映画を観に行ったりするうちに、彼らの距離は縮まっていくが、ある日突然アミが日本に帰ることになり、戸惑うジミーにアミはある約束をする。
私にしては珍しいラブストーリー鑑賞です。
と、いうのもテレビで映画の宣伝に出ていたシューグァンハンさんを目にするたび、どんどん気になってしまい(GWで休みだったため情報番組等で目にする機会も多かったし、醸し出すオーラ的なものに惹かれた)映画の評価も良かったので、「それならば、いざ行かん!」と(^^;
結果、とっても良かったです!
王道ラブストーリーだし先も読めるのですが、それ以上に青春時代の瑞々しい気落ち・言葉で表現できないあの想いがスクリーンから伝わってきたのが良かったです。登場人物も多くなく主人公たちの等身大の姿・その生活感、いわゆるリアリティが伝わってきましたね。回想シーンは敢えての粗さ・古さ・暗さ(?)でその時代を表現、現在も織り交ぜられ、カメラワークやその土地の持つ綺麗さなど素敵シーンなも多かったです。
シューグァンハンさんが18歳・36歳のジミーをしっかり演じ分けているところも素晴らしかったです。
すごいヤマ場があるわけでもなくストーリーは流れていくのですが、心地よい進行であったと思います。
私は号泣…するほど感受性が豊かではなかったのですが、ジーンとなりました。
それと人生を重ねていくことで心の奥底にずっと引っかかっていること、カギをかけてしまっていることは少なからずあるので、ジミーのように新しく一歩を踏み出すため自分も旅をしてみたくなりました。(思い切ってできればいいんだけどね…。やはりジミーのようなきっかけが必要か?!)
レビュー酷評もありますが、おそらく王道ゆえに見飽きた感があるといった類かと思います。
誰が見ても受け入れられるそんな映画であると思いますので、機会があればぜひ!