自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

冬のスローライフツアー 豆腐作り&精二郎に会う

2008年03月16日 18時14分50秒 | エコツアー・農山漁村ツアー



今回のスローライフツアーでは、
この地域でとれた大豆を使って
農家のHお母さんに教えていただき
ブナセンター食工房でお豆腐作りをしました。

使った大豆7kg!できたお豆腐30丁!!
作る行程では
絞りたての温かい豆乳、
できたてのおぼろ豆腐に舌鼓をうち
とっても美味しい1日となりました。



お豆腐作りの後は
Oさんのお家で生まれた子羊を見に行きました。
残念ながらお母さんはジュリエットではありません・・・。
子羊は全身真っ黒!!
これから白いモコモコの毛がはえてくるようです。

お母さんのおっぱいを一生懸命につついていました。
元気に大きく育つんだぞ!!

山村留学の子どもたちも可愛い子羊に
「め~め~」と一生懸命呼びかけていました。

 

2日目は丸山にある巨木ブナ「精二郎ブナ」に出会いに
スノーシューハイクへ出かけました。

1日目は雨だったので天気が心配だったのですが、
自称晴れ女のSさんのおかげか
いいお天気の中、散策となりました。

途中で日本海を展望することもできましたし、
鹿、うさぎ、ねずみ、鳥など
森に色々な生き物が暮らしている様子にも出会えました。

そしてたどり着いた精二郎ブナ!
やはり大きな存在で迎えてくれました。
枝にはいまだにたくさんの殻をつけていました。
その実が根付き、精二郎さんのまわりに
たくさんの子どもたちが生い茂るといいなぁ。

お昼は寿都へ
帰りがけに「まつぼ」が買いたいというリクエストで
商店へ寄ると、みなさん
お魚の新鮮さと安さに驚かれていました。

安い!新鮮!とわかっていても ここに住み慣れて
それが普通になっている自分に気づかされました。
当たり前にあることの喜び、感謝を忘れないようにしたいです。

まむ